2023-01-01から1年間の記事一覧
米国債券投資のおすすめ金融商品とは 金利が天井を打った可能性があります。可能性というのは、インフレが鎮静化したと断言するのは尚早だからです。しかし、昨今の10年債金利を見るに、マーケットはすでに利下げを織り込んだ値動きをしています。 ややその…
経済的自由とは何か 経済的自由とは、働かなくても生活できるだけのお金が入ってくる状態のことです。つまり、生きるために働くということをしなくても大丈夫な状態です。この場合、不労所得とか、配当所得とか、年金所得が該当してきます。 働く必要がない…
定年退職後の生活でどのように収入を確保していくか 定年退職後の生活、特に収入面は誰もが不安に感じるところです。学生時代は学校に所属し、就職後は組織に所属し、定年退職を迎える。そこで初めて、何物にも所属しないという体験をする人もいるでしょう。…
インデックス投資がもたらした、ほったらかし投資 バンガードの創始者であるジャック・ボーグル氏が2019年1月に逝去されて4年になります。氏の功績はシンプルに言うと、低経費率でインデックスファンドを誰でも買えるようにした、ということでしょう。…
大学生を始め、若いうちから投資を始める人が増えている 大学生など、若いうちから投資を始める人が増えているように感じます。統計など定量で判断したわけではないですが、お問い合わせでも時々ご質問を頂戴しますね。Youtubeや書籍の影響も大きいのでしょ…
GPIFのポートフォリオを個人に応用する GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は日本株、日本国債、海外株、海外債券に分散投資をしています。 GPIFのポートフォリオ こういう均等分散のポートフォリオになったのは割と最近です。以前は日本国債の割合が最…
住宅ローンの繰り上げ返済は悪くはないけれども、おすすめはしない 住宅ローンの繰り上げ返済はよく話題になりますね。2010年前後までは利率が高く、借り換えや繰り上げ返済も悪い選択ではありませんでした。 しかし、今は金利が安く、なおかつより良い…
変額保険など複雑化した保険商品は買ってはいけない 金融庁がつみたてNISAを導入した最大の功績は何でしょうか。私たち国民の資産運用の機会を増やした、非課税の投資枠をつくった、など様々あります。その中でも私が最大の功績だったと感じていることがあり…
個人向け国債を買うのは常識!? 個人投資家で、投信など間接的にせよ日本の個人向け国債を買っている人は稀かもしれません。バランスファンドなどで組み込まれている、という場合を除いて生の個人向け国債を買い付けている人になるともっと数が少なくなるで…
世界の食品・飲料業界ランキング【2023年】 Food Engineering Magazineが公表している世界の食品・飲料業界ランキングです。2023年の発表ですが、2022年の実績に基づいています。 まずはTop20をご覧ください。過去2年度の順位も入れています。 2023 2022 20…
住宅ローンの借り換えメリットは大きい 住宅ローン金利はお得です。この頃上昇気味とはいえ長期金利が安い状態に据え置かれていますので、属性次第ですが1%に満たないケースもあります。 住宅ローン金利の借り換えというのはある意味では後出しジャンケン…
法人で株式投資をするメリットデメリット 法人で株式投資をする投資家がいます。私もそうですね。特に法人が得というわけではなく、特性を踏まえないと逆に損をしかねません。理由は、税率が高くなるケースがあるからです。 よく、法人は税金が安いと言われ…
バックテストに基づくシミュレーションは投資の前提とはなる バックテストとは、過去のデータでシミュレーションをして、将来的なリターンの予測をすることです。 コロナ以前は比較的債券が好調だったために、債券部分の比重にレバレッジをかけた商品が相次…
セミリタイアへ向けての高配当戦術 セミリタイアを意識すると、収入が欲しくなりますね。その収入をペーパーアセットで得ようとするならば、以下の2つになります。 配当金や分配金で収入を確保する キャピタルが出ている株を取り崩して、収入を確保する 前…
KADOKAWAさんで2024年少人数限定、資産運用講座を行います。 久しぶりになりますが、1月13日土曜日にKADOKAWAさんで少人数限定セミナーを行います。 今回は私の投資仲間との対談、物件見学というフィールドワーク、この2つを盛り込んだ特色あるもの…
NISAつみたて投資枠と成長投資枠のおすすめ運用方法 2024年から始まるNISAですが、運用方法を巡っていろいろな考え方があります。しかし、考え方はシンプルです。 個別株投資やうねり取りの投資をしないならば、つみたて投資枠も成長投資枠も区別する必…
長期投資と短期・中期投資 つみたてNISA以後、この4・5年で長期投資と言う言葉が日本でも盛んに言われるようになったと思います。インデックス投資家ブロガーの重鎮さんだと2005年前後から、投資信託を通した長期投資をされている例が多いです。 15…
貯蓄と投資はどちらを優先すべきか 日本人は貯蓄好きで、投資が苦手ということが良く言われます。しかし、このイメージは変わりつつあり、日本人の貯蓄は減りつつあります。おそらく、私たち今の現役世代が老後を迎えるころは、今の高齢者ほどの貯蓄は無く、…
米国株投資における為替リスク 米国株投資をする人にとって、意識されるリスクの1つが為替リスクではないでしょうか。円高というのはドル資産を毀損しますので当然と言えるでしょう。 米国株投資における為替リスク 為替・ドル円相場の超長期チャート | 金…
ワンルームマンション投資は不動産投資のきっかけになるのか 不動産投資はある種のババ抜きのようなところがありますね。買った瞬間に売るときのことを考えるのが基本です。次に買い手がつかないような物件を買うには、よほどの動機が必要ですね。 そういう…
老後の副収入としての不動産と、最初の一歩の現況 不動産や太陽光投資でセミリタイアを実現する人がいますね。しかし、全体の数からみればさほど多くないのではないかと思います。私も何名か不動産でセミリタイアをした人を知っていますが、だいたい5億~1…
ゼロサムゲーム、参加者の期待値がゼロになるゲーム ゼロサム(zero-sum)とは、平たく言うと参加者全員の掛け金の足し算が常にゼロになることを言います。 これはゲーム理論と言って、応用数学の1つです。ゼロサムゲームはある意味では公平なギャンブルです…
持って良し、売って良しのアセット 投資の世界で「持って良し、売って良し」という言葉を聞くことがありますね。簡単に言うと、持って良しはインカムです。配当分配金や家賃、売電収入など持っていればインカムがよい利回りで入ってくる。しかも手間があまり…
NISAの投資枠が拡大され、年初一括投資が注目を浴びている NISAの枠が拡大され、年初一括投資をすべきかどうか迷われる方もいますね。つみたてNISAの頃は枠が小さく、そもそもがつみたて色が強かったのであまり話題になりませんでした。 2021年、202…
投資信託で失敗しないために知っておきたいこと 投資信託というは長らく「変な商品」が多くありました。構図は単純で、知らない人に知っている人がロクでもない商品を売りつけるという手数料商売だったのです。それが、この数年で劇的に状況が変わりました。…
株式と債券・現金比率はリセッション時にどうするのか 株式と債券・現金比率というのは永遠の課題ですね。保守的に考えるならば、50:50をベースとして、リスク許容度に従って変えるイメージになります。一般的には若ければリスクを取れますし、退職してイン…
子どもに財産を残す?残さない?それぞれの考え方 個人投資家でも、子どもに財産を残すという人と、残さないという人で考え方が割れますね。 この世にお別れするときに、限りなくゼロにして、つまり使い切っておくという考え方の人がいます。そうかと思えば…
相続や事業承継は身近な話題となりつつある 昨今、相続や事業承継に関わるご相談をお請けすることが増えています。時代ですね。リーマンショック以後、資産運用や投資の環境が大変整い、マーケットの追い風もありました。また、相続税控除額の引き下げも関係…
温故知新の投資術とは 投資というのは面白いですね。もっと大きく言うと経済でしょうか。過去はあくまで過去、未来に過去の知識や経験が100%生かされるかと言えば、そういうわけではありません。 むしろ、世間はしばしば間違えるのです。 そのため、投資…
自宅を売却して投資で資金を増やしていくという発想 どのような自宅でどのように暮らすのか、これは人それぞれですね。自宅と賃貸でも変わりますし、戸建てとマンションでも変わります。都市部と地方でも大きく変わりますね。 共通するのは、住まいというの…