たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

投資のヒント-日本株

日経連続増配株指数と日経累進高配当株指数とは?特徴を徹底比較

日経連続増配株指数と日経累進高配当株指数が登場 33年ぶりに高値を更新した日経平均株価をはじめ、日本株市場が活況です。今年に入ってから新たな日本株指数がいくつか登場しました。 以前当ブログでもご紹介した京大川北/JPX日本株指数やJPXプライム150な…

京大川北/JPX日本株指数は右肩上がりの日本株指数になれるか

京大川北/JPX日本株指数はパッとしない日本株指数を変えるか 2023年1月30日から算出を開始した日本株指数があります。「京大川北/JPX日本株指数」です。 京都大学経営管理大学院、証券投資研究教育産学共同講座とJPXによって開発されたものです。 日本株指…

TOPIXバリュー指数急上昇とPBR1倍割れ継続の企業

東証TOPIXバリュー株指数急上昇の背景 東証TOPIXバリュー指数(以下:TOPIXバリュー指数)が、2023年に入ってから急上昇しています。 東証TOPIXバリュー指数 出典:JPX website バリューとグロースという言葉はなじみがある方が多いと思います。明確な定義は…

株式投資初心者が陥りがちな投機のワナとは?

株式投資初心者が陥りがちな投機のワナとは? 株式投資初心者さんが最初に行うべきは、自分の投資のストーリー作りです。どこの国、どこの会社にストーリーを感じて投資をするのかということです。全世界の経済成長に賭けるならば、国際分散投資になります。…

株式投資型のクラウドファンディング【FUNDINNO】に新たな動き

FUNDINNOに新たな動き 今回は、FUNDINNOに新たな動きがあったので、改めて記事にしたいと思います。 FUNDINNOとは FUNDINNOは、株式投資型のクラウドファンディングを扱っています。資金調達を行いたい未上場のベンチャー企業と、ベンチャー企業に投資したい…

証券保管振替機構【保振『ほふり』】とは何か

証券保管振替機構【保振『ほふり』】とは 証券保管振替機構【保振『ほふり』】という機関があります。これは、文字通り証券・株券の保管や受け渡しを行うための機関です。証券会社からは独立した機関として機能しています。 私たちは株券を通常証券会社を通…

Strainer【ストレイナー】とは?投資を一歩進めたい、そんな人におすすめです。

Strainer【ストレイナー】とは? Strainer【ストレイナー】という、経済ニュースに特化したアプリ、ニュースサイトがあります。以前はストッククリップといい、決算情報アプリのイメージが強かったのですが、今はさらに陣容を整えています。 また、豊かな知…

インフラファンドはインカム投資家の有力な投資先になりうるか

インフラファンドとインカム重視の投資家のニーズ インフラファンドと為替ヘッジ付の外債はどちらがインカム投資にふさわしいか インフラファンドと為替ヘッジのある外債について インフラファンドとは? 為替ヘッジ付の外債は? インカム重視の投資をするな…

株主優待のメリットデメリットを考える

株主優待狙いのメリットデメリット 株主優待狙いのメリット 利回りを押し上げる 税金面での慣行的な優遇 投資先企業の現物商品がもらえる 株主優待狙いのデメリット 株主優待品に飽きてくる場合がある 優待狙いとファンダメンタルズの乖離 信用で買うと優待…

信金出資証券のメリットデメリット。配当5%の隠れた優良投資先。

信用金庫の窓口で買える5%高利回りの信金出資証券についてまとめています。メリット、デメリットがあります。

東証株価指数【TOPIX】が抱える大きな課題と東証改革

東証株価指数【TOPIX】とは、東証1部すべての株を含む株式指数 東証1部2部、マザーズ銘柄数の推移 東証1部2部の退場基準と上場基準 東証1部になるメリットは企業側には大きい 東証改革とともに、上がらないTOPIXをどうするか 東証改革の結果、TOPIXと…

日本の長寿企業ランキングと投資の考え方

日本の長寿企業ランキングと投資の考え方 日本は世界的に見ても長寿企業が多く、1000年を超える歴史を持つ会社があります。 最も古い企業として有名なのは金剛組でしょう。社寺建築に強みを持つ、資本金3億円の関西企業です。設立は578年とされてお…

フォリオ【FOLIO】のテーマ投資についての解説をします

フォリオ【FOLIO】のテーマ投資とは フォリオ【FOLIO】は「バイオ」や「VR」、「京都」など、多彩なテーマをえらんで投資ができるオンライン証券になります。 10社ずつで構成されたテーマに、10万円程度から投資するしくみになっています。現在、全80種以上…

米国株投資家は米国の未来に夢を見すぎていないか

米国株投資家がともに抱く米国の未来という夢 米国株投資家は、ETFだろうと、投資信託だろうと、個別株だろうと、方向としては同じ方向を向いています。それは、「米国市場の成長力」というところです。 目先の上下はありつつも、最終的には右肩上がりでその…

サンバイオショックから私たち投資家が学ぶこと

サンバイオショック。株価暴落が示唆に富む バイオ系企業であるサンバイオが暴落しています。大日本住友製薬との共同開発薬であるSB623への期待が大きくなりすぎましたね。そもそも、脳損傷というのは不可逆さが難しいところです。 外傷や出血により圧迫ない…

未公開株取引で日本一の実績【FUNDINNO】ファンディーノを解説します。

未公開株取引で有名な【FUNDINNO】ファンディーノ 【FUNDINNO】ファンディーノという未公開株を扱うサービスがあります。未公開株というと、成功すれば大きく化け、失敗すれば紙屑になるというイメージが強いですね。 企業規模が小さいうちに株式を入手し、…

東証株価指数TOPIXの意味と30年長期チャートからわかること

TOPIX・日本株が上がり、米国株が下がるという展開 米国と日本は経済的にも政治的にも深いつながりがあります。そのため、米国株指数のみが下がり、日本株指数のみがあがるという可能性はあまりないと言って良いでしょう。 過去を見ても、米国株が下がって日…

東証REIT指数はなぜ堅調なのか

東証REIT指数が底堅い動きを示している 東証REIT指数が底堅い動きを示しています。下図は東証リート指数の1年チャートです。 ※SBI証券のチャートから 見ての通り、2月の株価調整では連れ安したものの、10月の株価調整ではほとんど影響を受けませんでした…

国内ETFと国内株を売り、ドル転をしたいが...?

久しく国内株投資をしていない たぱぞうです。私は久しく国内株投資をしておらず、日経平均や以前はよく見ていたTOPIXも最近はサラッと目を通すぐらいです。私が米国株投資を始めたのは2010年ごろでした。 1ドル100円からドル転を始め、1ドル76円…

日米時価総額ランキングトップ10

日本の時価総額トップ10 順位 市場 名称 時価総額(百万円) 1 東証1部 トヨタ自動車(株) 20,090,276 2 東証1部 日本電信電話(株) 11,098,312 3 東証1部 (株)三菱UFJ 10,683,316 4 東証1部 (株)NTTドコモ 10,333,842 5 東証1部 ソフトバンク(株) 9,8…

出光興産をめぐる増資の攻防

出光興産の増資 めったに日本株に関しては記事にしないのですが、出光興産が昔を思い出す株価推移をしていますので、取り上げたいと思います。結論から書いておきます。やはり日本企業は既存株主の立場が弱く、投資対象としては非常に難しいということです。…

つみたてNISAに対する運用会社の対応と裏話

つみたてNISAに対する投信各社の対応と提案 つみたてNISAに関する金融庁の会合に出席してきました。今回で3回目になります。今回は運用会社各社の方のお話をうかがうことができました。 1ブロガーがこのようなプロ中のプロのお話を金融庁というオフィシャ…

競争力の無い投信が淘汰される時代を迎えた

国内株式アクティブ投信の信託報酬とリターン 金融庁から開示許可のあった資料で興味深いものをピックアップします。 まず、最初のこの資料は国内株式アクティブ運用投信の信託報酬とリターンの関係を表にしたものです。

東証時価総額、バブル超えなるか

東証時価総額が久しぶりに600兆円を上回った 日本取引所グループ、東京証券取引所が毎月の時価総額を公表しています。ちょこちょこチェックしているのですが、2017年5月末で久しぶりに600兆円を上回ってきました。 バブル絶頂の1989年12月…

SBI証券で口座開設をおすすめする理由

SBI証券で口座開設するメリット~手数料が常に最安レベル~ 資産運用に株式投資は欠かせないと言って良いでしょう。その株式投資を始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。主な方法は2つあります。 総合証券会社で口座開設 ネット証券会社で…

コツコツ投資が報われるって誰が言った論争が熱い

「コツコツ投資が報われるって誰が言った」論争が熱い Twitter界隈でちょっと盛り上がった話題で「コツコツ投資が報われるって誰が言った」論争があります。元記事はこちらです。私もどちらかというとコツコツ投資家に今はなっていますので、「おや?何かな…

インフレ調整後の各国株価指数と投資適格国

日本株のリターンは米国株を上回る!? 日本株のリターンが米国株を上回るという主張をご紹介いただきました。ブログやツイッターを始めてから集まる情報が格段に増えました。こうやって質問という形で情報提供をしてくださる方がいらしたり、ツイートして情…

なぜほとんどの個人投資家が負けてしまうのか

4割の個人投資家が運用成績プラスという記事が非常に気になりました。 昨年の個人投資家の運用成績は、およそ4割の投資家が運用益がプラスだったという記事がありました。Twitterでわかま屋さんが流してくださった記事です。逆に言うと、去年のような高値を…

金融審議会、市場ワーキング・グループの報告がおもしろい

金融審議会、市場ワーキング・グループの報告が出ました。 金融審議会とは、内閣総理大臣、財務大臣、金融庁長官の諮問機関です。

JR北海道の経営に日本の将来を見る

JR北海道の経営状況がすさまじい JR北海道の赤字体質は他人ごとではありません。JRだけでなく、札幌圏以外の町村の地方交付税交付金や国庫支出金の割合の大きさは殆ど危機的と言って良く、もはや国の支援なしでは成り立ちません。