たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

未公開株取引で日本一の実績【FUNDINNO】ファンディーノを解説します。

未公開株取引で有名な【FUNDINNO】ファンディーノ

 【FUNDINNO】ファンディーノという未公開株を扱うサービスがあります。未公開株というと、成功すれば大きく化け、失敗すれば紙屑になるというイメージが強いですね。

 

 企業規模が小さいうちに株式を入手し、「もし!」上場を果たすことができたらすさまじいキャピタルゲインを得ることができます。

 

 近年、私の大学の友人の会社がマザーズ上場を果たしました。彼はその会社のおおよそ1/4の株式を持っています。上場時に100億近くの時価総額になりましたから、単純計算でたちまち25億円を手にしたことになります。

 

 実際にはなかなか売れるものではないですが、配当だけでもそれなりのインカムになります。しかも分離課税でのインカムですから、使い勝手が良いですね。

 

 世界長者番付を見ても分かるように、お金持ちの多くは創業者です。こういう一発逆転の可能性を秘めたものが未公開株ということになります。ただ、同時に多くの企業が上場どころか、事業を軌道に乗せるのも大変です。

 

 大きな夢とリスクがあるのが未公開株と言っていいでしょう。情報とコネクションの無い個人が買い付けるのはかなりの難易度と言ってよいです。

 

 【FUNDINNO】ファンディーノは、事前に企業の財務内容や将来性を審査したうえで、未公開株を個人に販売するサービスを提供しています。

 

 企業側としては、直接金融で資金調達できるというメリットがあり、個人投資家とすれば購入ルートが限られる未公開株を審査のうえで入手できるというメリットがあります。

 

 今日はその【FUNDINNO】ファンディーノについて記事にしてみたいと思います。

【FUNDINNO】ファンディーノの未公開株を扱うしくみ

 未公開株を扱う【FUNDINNO】ファンディーノのしくみです。

FUNDINNOのしくみ

FUNDINNOのしくみ

 いわば、投資家と事業者を仲立ちするプラットフォーマーのような形になりますね。もちろん投資家も株主として登録したあとは、その後のIRのチェックなどはしたいところですね。

 

 事業者は年間1億円未満までの募集、個人投資家は1社につき50万円までの出資が可能になっています。投資は自己責任と言えども、ファンディーノは買い付けの場を提供することになります。そのため、資金制限をかけてリスクを限定させるのは賢明と言えます。

 

 ファンディーノと個人投資家の希望としては、未公開株がもし上場したり、そこまでいかなくても事業が軌道に乗るなどして、一株当たりの価値が上がるというのが理想でしょう。ここで得られる株式は議決権があるものになります。つまり、優先株のように出資するだけではないということですね。

【FUNDINNO】ファンディーノのメリット・デメリット

 メリットとデメリットについてまとめておきます。

 

ファンディーノのメリット
  • 普段買えない未公開株が買える
  • 自分の買いたい未公開株を買えるように要望が出せる
  • ファンディーノ側で買うに値する企業とそうでない企業を選別してくれる
  • エンジェル税制という税制上のメリットを享受できる可能性がある
 

  未公開株売買をめぐっては、海千山千のブローカーが暗躍しており、過去も詐欺案件が摘発されることが多々ありました。そういう意味では、初めて普通の投資家でもオープンな状態で買える状況が整いつつあるとも言えます。

 

 もしファンディーノ案件でIPOまでこぎつける企業が出たら、これは大きな社会的なインパクトを生むことになるでしょう。

 

 今までほとんど知り合いの起業家同士、あるいはコネを持つ大口の投資家が未公開株のうまみを独占してきました。それが、ファンディーノという一企業によってシェアされる可能性があるからですね。

 

 事業者としても、資金調達の選択肢を増やすという意味において意味あることです。扱う企業の今後については非常に注目しています。ファンディーノの企業審査能力が非常に問われるところです。

 

ファンディーノのデメリット
  • 未公開ゆえに流動性が乏しい
  • 元本が保証されていない(株ならば当たり前ですが)
  • インカムがほとんど得られない

 

  非公開株なので、流動性が乏しいです。つまり、買いたいときに買って売りたいときに売るということが難しいです。上場株と大きく違うところですね。

 

 また、株式なので元本は保証されていません。これは未公開株に限らず、上場株も同じですね。場合によっては、会社がうまくいかないということもありうるでしょう。そうなると、株式価値はゼロになります。そのリスクは上場株よりも高いです。

 

 また、企業の成長性に期待するものなので、キャピタル重視の投資になります。

起業家さんのyoutubeに見ごたえあり

 すでにかなりの成約案件が出ています。起業家さんのyoutubeでのプレゼンもなかなか魅力があります。やはり起業家さんは前向きで、発想も柔らかいですね。

 

 私は「日本はイノベーションが起きにくい、これからは米国株」という悲観的な見方をしてきましたが、見ているだけでなんだかちょっと元気をもらえますね。

 

 若い企業、柔軟な発想が生かされる社会になってほしいと願います。もし、ファンディーノなどによって、若い企業が大きく飛躍させるようなしくみができれば、それは素晴らしいことだと思います。今後の実績に要注目ですね。

 

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  中小型株の値動きは非常に激しいものです。非公開株の上下動はある意味ではそれ以上と思っておいて良いでしょう。流動性が乏しいので見えにくいですが、そういうことです。

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