たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

個人投資家として生きるというのはどういうことなのか

個人投資家として生きるということ

 2016年4月23日から始めた「たぱぞうの米国株投資」ブログは、今日で丸8年が過ぎました。

 

 ところで、ブログを始めた2016年4月というと、チャイナショック後の春でした。相場環境としては割と落ち着きを取り戻していたころです。

 

 その後、トランプ大統領の当選、法人税の引き下げ、いったん利上げした政策金利の引き下げがありました。結果として、米国株は大変盛り上がりを見せました。

 

 単純なPERで見ても、米国の水準は他国のそれと比べ物にならず、世界の株式市場の期待を一身に背負っているような印象があります。

 

 ちなみに、バンガードやJPMの2020年のリポートでは、その後10年の米国株の予想リターンは年率4-5%、全世界や新興国のほうが上ということでした。

 

 リターンもエリアごとの優劣も外れています。近日同じようなレポートが出ていましたね。今回はどうでしょうか。

 

 大型テックのリターンは驚異的で、従前の常識や見通しを覆す勢いがあります。小型株の指標となるラッセル2000などのチャートを見ると、それは明らかです。こちらも、今後はどうでしょうか。

 

 いずれにしても、まるっと買えるインデックス投資であれば、あれこれ考えなくてもそれなりにリターンが得られるようなマーケットになっています。

 

 個人的にはこの5年でFIREしたのが大きかったですね。気が付けば、株式で得た資金をもとに、株式投資はもちろん、太陽光や不動産投資をするようになり、個人投資家として生きることになっています。本業は資産管理法人の経営ということになるのでしょう。

 

 といっても、資産管理法人なので、何か実業があるわけではありません。雇用もありません。自分の資産の管理が主な内容です。趣味の延長ですね。要は、器が変わっただけなのです。

 

 ちなみに1億、2億作った人は何らかの能力に恵まれている可能性が高く、そのような人はだいたい独立した後のほうが資産の伸びが大きいです。

 

 いつまで働くか、いつFIREするかは永遠のテーマで答えがありません。しかし、多くの先達がいる今は、それほど大きな決断を要するテーマではないのかもしれませんね。

 

 さて、今日は8周年ということで、ブログに寄せられたレターをご紹介したいと思います。

投資というものへの価値観が変わりました

 はじめまして。感謝の意を伝えたく、お問い合わせフォームを利用させていただきました。

 

 本を読むことが好きで、書店で何気なく手にした「お金が増える 米国株超楽ちん投資術」の内容にとても感化され、人生ではじめての投資をはじめました。

 

 幸か不幸か過去にない市場になってますが、投資というまさかこんなにおもしろい世界があることを教えていただいてとても感謝しております。この世界を知れたのも、間違いなくたぱぞうさんの本と出逢ってからだなと強く感じております。

 

 今まではお金について学ぼうとも駆使しようとも考えたことがなかったです。理由としては”投資”という言葉自体に嫌悪感を持っていたためです。株は時間がかかる、専門家しか儲からない、日本は長期のデフレが続いている・・・初心者の耳にはこういう言葉がよく聞かされるので、全く考えたことがない分野でした。

 

 ただ、それを打ち破ってくださったのがたぱぞうさんの本で、「投資先の候補に海外がある」「長期で保有する」「定期購入する」という今までにない考えを提示してくださったのと、世の中にいろいろな仕組みがあるんだと気付かされたことに驚きました。

 

 本書の感想ですが、一冊を通して主張が一貫しているため、やるべきこと・こちらに促してる点は非常にわかりやすく、なぜそう考えたかの背景と経緯も分かりやすかったです。


 そして、株をまったくやろうともしてなかったわたしでもやってみようかなと思えさせる文章と内容になってるました。いろいろな種類の投資方法が出てきますが、どれを選べばよいかは前述の通り一貫性の中で証明していて、やる気を出させる根拠と具体例が多かったのがポイントです。

 

 かなり腑に落ちるので、やらない理由はないように感じたのは今でも覚えています。

 

 突然の末文となりますが、これからもますますのご活躍とSNSでの発信に期待してますとともに、これからもいろいろ教えていただきたいなと思います。

個人投資家として、自分の軸足を大事にしつつ退場しない投資を続ける

 新たな世界をご紹介できたこと、大変うれしく思います。半か丁か、あるいは裏か表か。そのような切った張ったの世界ではなく、暮らしを豊かにする手段としての投資が大事だということですね。

 

 私たちが取り組む投資は、投機と違い、0か100かの世界ではないのですね。私が時々短期で行っている逆張りなどは、投機です。そのため、あまりブログではお勧めしませんね。

 

 また、繰り返しになりますが、収入や資産に対して投資額を増やしすぎないということですね。

 

 いずれにしても、現金あっての投資ですから、無理なポジションを取らずに持続可能な投資を続けていくことですね。 

 

 善逸のように1つの型を得意として伸ばしていくという手も大いにありなわけです。

 

 すべてを網羅的にマスターしていくのか、それとも1つを極めていくのか。よりよく生きるために、持続可能な自分なりの呼吸、型をみつけていくのが個人投資家としての成熟、柱の生き方ということになります。

個人投資家として生きるということ

個人投資家として生きるということ

 上記チャートのようなことももちろんあります。

 

 とはいえ、リセッションを恐れすぎると投資効率を落とします。リスクを追いすぎると精神的に良くありません。心地よいところを探し、自分なりのPFを組めるようになることが、投資家としての独り立ちかもしれませんね。

 

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  もしも100万円あったらというお話ですね。スタートはいつでも、何でも始められるということです。

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