たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

もし100万円あったらどうするか【ヒト、モノ、コトの投資術】

もし100万円あったらどうするか

 「もし、100万円あったらどうする?」という問いがありますね。学生の頃ならば旅行、あるいは宝くじなどのアイデアになるのでしょうか。投資の勉強をしている学生ならば、株式になるのでしょう。

 

 平均的なサラリーマン1、2、3年目の可処分所得が100万円ぐらいになるでしょうか。そうなると、車やあるいは資格取得のための学費など、人それぞれの何らかのステップアップに生かされる金額ですね。

 

 家庭持ちならば、テレビ、ドラム式洗濯機、食器棚など一通りグレードアップさせられそうですね。

 

 投資をしている人の間では、1000万越え、1億超えという人が珍しくありません。そのため、100万円の価値が軽視されがちです。しかし、実際は大きな金額ですよね。

 

 私自身、ボラタイルな相場で数百万単位の上下動を日々見ているわけですが、何とも思いません。しかし、実際の世界での100万円の出費となると、考えるところがありますね。

 

 さて、今日はもし100万円あったらどのような投資をするか、ということでご質問を頂戴しています。

もし100万円あったらどうしますか?

「100万あったら…」

 たぱぞう様
 いつも楽しくブログを拝見しています。私は30歳の会社員です。昨年から本格的に投資を始めましたテルマと申します。


 現在の投資状況は、

 

つみたてNISA:

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P)に15,000円/月
  • idecoで10,000円/月
  • Welth naviに10,000円/月

 でおこなっています。

 ちなみに、

Ideco(10,000円/月)は

  • ひふみ年金(ひふみ年金) 30%
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス 30%
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド 20%
  • eMAXIS Slim新興国株式インデックス10%
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)10%

 で運用しております。

 私自身これまで強烈な貯金信仰者でありましたが、たぱぞうさんの記事を見て投資に対する印象がガラッと変わりました。ただ、専業の妻が投資についてか~んなり消極的であり、何かあればすぐ銀行に預金をしてしまいます(本人曰く“銀行預金が趣味”とのこと)昨年10月にマイホームを購入しそこに多額の頭金を突っ込んで余裕資金がないため、現在投資をすること自体妻の目は冷ややかです。


 ただ、これから子どもが大きくなり教育資金等もかかることから、これまでの収入に加え、適切な運用を図ることが重要だと認識しております。


 上記の投資はなんとか妻を説得し続けられそうですが、これ以上の運用は家計状況をみても難しい感じがします。頼りは親戚にもらった妻に非公開の100万円。どうにか40歳までにこれを1000万円にしたいと思います。


 私の職場は副業・兼業は禁止。それに加え、周りは投資にたいしてネガティブな印象を持つ人がほとんどで相談できる相手も近くにいません。


 たぱぞう様なら100万をどのように投資されますか?既述の運用含め、良かったらアドバイスをいただけたら幸いです。(私はSBIを利用しておりますが、たぱぞうさんの記事を見る限り、楽天をモーレツに推されているので後悔をしており、まず変更するか否かも悩んでいる状態です)何もわからず初歩的な質問ばかりで恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

100万円の価値は、人によって大きく変わる

 奥様から投資のお許しを得られているということ。まずこれが良かったですね。文面から察するに、家計を握っていられるのは奥様なのでしょう。理解を得て、実績を示していく必要があります。

 

 もっとも、たぱぞうの場合は、家計を握られるという経験をしたことがありません。逆に言うと、だから億り人に知らず知らずのうちになっていたとも言えます。もし、可処分所得が限られる生活をしていたら、いざという時のために100万円を使わずにとっていたかもしれませんね。

 

 100万円の価値というのは、人によって大きく変容します。多くの10代、20代にとっては大きな金額ですが、ある程度資産運用を経た60代にとっては余裕資金の一部ということになります。

 

 これは、時間をかけることにより資産は増大し、給与も年功序列だと多くなるという相乗効果があるからですね。街中を走る高級車のオーナーがほとんど年配者なのは、そういうことです。

 

 そういう目線に立つと、S&P500などへの投資でコツコツ、というのが一つの道ですね。

100万円で人生が変わるのか、という問いを常にしていた

 ご質問をいただいて、昔を思い出しましたね。私は、20代のころは常に「100万円で人生が変わるのか」と自分に問うていました。変わらないのですね。そのため、常に1銘柄の逆張り投資に血道を上げていました。

 

 当時は数百万で運用していましたから、大して人生変わらないならば無くなる覚悟で投資をすればいい、と思っていたのですね。そうして、職場のトイレなどで株価をチェックしてハラハラドキドキ楽しんでいるわけです(笑)

 

 コロナショックなどは、1つの好機としか思わなかったでしょう。しかも、大暴落のエネルギーや売り込まれた高配当系、金融などを狙っていたと思います。

 

 今は違いますね。セミリタイアをし、コツコツと投資をしています。時間分散、対象の分散をするようになっています。これは、積み上げたものが一撃で霧散しかねないからです。

もし100万円あったらどうするか

もし100万円あったらどうするか

 運用額が大きくなり、下手を踏めないのです。守るようになったのですね。特に家族がいると難しくなります。数億円レベルで勝負をかけられる人は、生粋の相場師ですね。

 

 10倍を狙う投資はお勧めしませんが、2倍を狙う投資ならばチャンスはごろごろあります。今はそういう相場です。

 

  • もしかしたら使わずにとっておくかもしれない。
  • もしかしたら、2倍、3倍を狙うかもしれない。
  • 変わらずコツコツ投資の一助とするかもしれない。

 

 いろいろ可能性はありますが、いずれも将来につながるよい経験になることを願ってやみません。100万円の価値をどのようにとらえるのか、それによって答えが変わってくるでしょうね。熱くなる(笑) ご質問をありがとうございました。

 

関連記事です。

  リスクリターンのお話とも重なる内容でしたね。

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  暴落は、チャンスでもあります。買いでも売りでも、ボラタイルなので当たれば短期で利益が得られます。半面、失うリスクもあるわけですね。損得は表裏一体の世界となります。

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  まさに世代別の資産運用ということになります。

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