たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

2018-01-01から1年間の記事一覧

株式が急落したら買いか、売りか。急落相場の考え方

急落相場は買いのチャンスになるのか 少し前にジョンソンエンドジョンソン【JNJ】が大きく下げました。きっかけはロイターによる報道でした。その報道が正しいか正しくないかは別にして、株価が大きく下げたということは拭い去れない事実です。 以前の株価を…

1月2月の登壇、掲載の予定

名古屋から戻りました。 さて、名古屋から帰ってきました。バフェット太郎氏との初対面を果たし、名古屋城本丸御殿の観光も済ませてきました。記事配信の設定をミスっており、今日の記事更新はありません。 代わりに今日は、ちょっとした宣伝をさせていただ…

妙味を増すBND・AGGを使った投資法

妙味を増すBND・AGGを使った投資法 相場がやや荒れ模様で、元本が割れている人もいるのではないでしょうか。この10年近く相場環境が良かったですから、元本を割るのは初めてという人も中にはいるでしょう。しかし、VTIなど固いETFを買い進めている場合は、全…

つみたてNISAの2018年年間評価をしてみる

つみたてNISAの2018年年間評価をしてみる 2018年はつみたてNISA元年となりました。2017年とはうって変わって厳しい相場となりましたが、1年評価をしてみたいと思います。かるーい気持ちで読んでいただければと思います。 つみたてNISAの1年評価 新興国ファ…

バフェット指数をNYダウと日経平均で見比べてわかること

バフェット指数とは? 有名な指数の1つにバフェット指数というものがあります。バフェット氏が市場の割安、割高をざっくりと判断するのに使っているとされたことからバフェット指数と呼ばれています。 計算式は以下の通りです。 株式市場の時価総額÷国のGDP×…

相場の急落で地獄を見ている米国個別株・米国ETF

Nasdaqが下げ幅を拡大させている 米国市場が変調をきたしています。特に、これまでの米国市場をけん引してきたNasdaqの下げが一段とひどいですね。 Nasdaqは高値からおよそ20%の下げ 赤:NYダウ30種 緑:S&P500 青:Nasdaq総合指数 それぞれ、3か月で12%…

ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】世界1位の高配当英タバコ会社

ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の事業内容や配当、チャートをまとめています。英国のタバコ会社、安定した利益と配当です。

FRBによる今年4回目の利上げの決定とそれに伴う相場観

FRBによる今年4回目の利上げの決定 米国時間の19日、FRBは従来の予想通り0.25%の利上げをしました。これによりFF金利は0.25%上がり、2.25%~2.5%になりました。同時に、昨今の株安や市場のボラティリティの高まりを受けて、来年の利上げを2回にするという…

レバレッジをかけた株式投資と相場の難しさ

レバレッジ、ハイテク、右肩上がり神話の崩壊か 2018年の相場は非常に学びの多い相場でした。リーマンショック以後に投資を始めた人にとっては特にそうだったのではないでしょうか。それは、久しぶりに停滞した相場環境だったということ、さらにボラティ…

ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】のベビーパウダー騒動に関して

ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】のベビーパウダー騒動に関して ジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーにアスベストが混入していたということで、騒動になっています。アスベストは遅効性ではあるもののの毒性が極めて高く、悪性中皮腫という特殊な…

2019年上半期ディフェンシブな米国割安株

2019年上半期ディフェンシブな米国割安株をピックアップしてみました Archer-Daniels Midland Co (ADM) Cincinnati Financial Corp (CINF) Exelon Corp (EXC) JM Smucker Co (SJM) Target Corp (TGT) General Mills Inc (GIS) The Kraft Heinz Co (KHC) …

東証株価指数TOPIXの意味と30年長期チャートからわかること

TOPIX・日本株が上がり、米国株が下がるという展開 米国と日本は経済的にも政治的にも深いつながりがあります。そのため、米国株指数のみが下がり、日本株指数のみがあがるという可能性はあまりないと言って良いでしょう。 過去を見ても、米国株が下がって日…

これからの投資の思考法

これからの投資の思考法 元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた「これからの投資の思考法」という柴山和久氏の著書の紹介です。老後に備えて無理なく資産を形成する方法について書かれています。 柴山和久氏は東京大学法学部を卒業後、財務省で10年間…

人生100年時代の年金戦略~選択次第で年金額は大違い~

人生100年時代の年金戦略 平均寿命が上がり、人生が100年になると言われています。これは労働政策の面でも年金行政の面も都合の良い主張です。 労働人口の確保のため 年金開始年齢を遅らせるため この2つをセットにすると年金行政上も、社会保障上も…

ムーディーズ【MCO】は世界最大級の格付け会社

ムーディーズ【MCO】は世界最大級の格付け会社 ムーディーズ【MCO】の筆頭株主はバークシャーハサウェイです。発行済み株式の13%近くを持っています。ムーディーズ【MCO】は寡占業界でなおかつ収益性が高い企業で、いかにもバフェット先生が好みそうな銘柄…

債券アクテイブファンド【BOND】【TOTL】の評価と成績

債券アクテイブファンド【BOND】【TOTL】の評価と成績 債券ETFというと、米国株投資家はBNDとAGGが頭に浮かぶのではないでしょうか。両方とも米国市場において圧倒的な運用総額を誇ります。 ところが、米国市場はこれに限らず債券アクティブファンドETFとい…

2018年の米国株市場を振り返る

2018年の米国株市場を振り返る 12月になりましたので、2018年の相場を振り返ってみたいと思います。気が早いかもしれませんが、私は基本的に気が早いのです(笑) 2018年は1月下旬まで最高値を更新し続け、2月に暴落しました。それからは法人税引き下げメリッ…

勉強の苦手な子どもにかけた言葉

勉強が苦手でやんちゃな長男と器用な次男 うちには2人の子どもがいます。今は長男は中学生、次男は小学生低学年です。前妻が寝たきり状態になった時に、私と子どもたちで家事を分担し、死ぬ思いをしながら危機を乗り切ってきました。 倒れた時、上が就学前…

インテュイット【INTU】は会計ソフトに強みを持つ企業

インテュイット【INTU】は会計ソフトに強みを持つ企業 インテュイット【INTU】は会計ソフトの最大手として知られます。従業員規模は世界で9000人、9か国に19か所の事業所を持ちます。創業は1983年とソフトウェア企業としては比較的古い部類に入ります。 著名…

DMM.com証券で米国株売買をするとDMM株ポイントが貯まる

DMM.com証券が米国株の取り扱いを始めました。 DMM.com証券が米国株の取り扱いを始めました。ネット証券で米国株を取り扱うところといえば、SBI証券・楽天証券・マネックス証券が有名です。この3社に加えて、サクソンバンク証券、そして今回DMM.com証券が加…

年収750万円からの資産形成術

年収750万円からの資産形成術 日本の国の予算は以下のようになっています。 税収 60兆 国債 30兆弱 歳出 およそ100兆(このうち30兆弱が社会保障費) つまり、国債で大きくレバレッジを聞かせて運営しているということです。そして、レバレッジ…

年初来でマイナス圏に落ちた米国株の買い場を探る

米国株が年初来でマイナス圏に落ちた NYダウ30種・S&P500・Nasdaqといった主要米国株指標が年初来でマイナス圏に落ちています。これは近年にはないことですので、改めて現況と今後のことに関して記しておきたいと思います。 紫:Nasdaq 緑:VTI 青:NYダウ…

米国株を語る会4回目。新春賀詞交換会ですね!

第4回米国株を語る会 2019年1月12日(土)品川にて第4回米国株を語る会を開催します。今回はめでたい新春ということで、賀詞交換会も兼ねています。といっても、普段と何ら変わることはありません(笑) 相場の上下動が激しくなっており、ちょうど良い…

1億円のアパートを買いかける

1億円のアパートを買いかける 自分でいうのもなんですが、たぱぞうの友人は幅広く、非常に恵まれています。ありがたいことに起業家から不動産投資家、株式投資家、仮想通貨投資家、アフィリエイター、様々です。いろいろな面白そうな話を持ち掛けられるので…

米国株を高値掴みした時に考えること

米国株を高値掴みしてしまいました。 このところの相場が波乱含みであり、値動きが激しくなっています。10月は大きく下げましたが、中間選挙を経て再び上昇しました。かと思えば再び2%を超える下げに見舞われています。 大きなスパンで見れば、それでもま…

東証REIT指数はなぜ堅調なのか

東証REIT指数が底堅い動きを示している 東証REIT指数が底堅い動きを示しています。下図は東証リート指数の1年チャートです。 ※SBI証券のチャートから 見ての通り、2月の株価調整では連れ安したものの、10月の株価調整ではほとんど影響を受けませんでした…

米国株の見通しは暗いのか

米国株の見通しは暗い? 米国はこの10年目覚ましい経済成長を遂げてきました。他の先進諸国が軒並み高齢化に苦しみ、そして産業の硬直化から逃れられない中、出色と言ってよいでしょう。その原動力になったのはIT産業に他なりません。 多くの期待を集め、I…

遺産相続で得た7000万円をどのように運用するか

遺産相続で得た7000万円をどのように運用するか 日本は累進課税であり、相続税も重いことから、諸外国に比べるとこれでも平等社会になっています。これは第二次世界大戦の敗戦から、当時の財閥や地主が解体されたことが大きく、その思想は今も生きている…

年商3000万からの法人投資術

法人持ちになると投資の目線が変わる 法人持ちになると投資の目線が変わります。実物投資でリスクが取れるようになるからです。購入したものによっては経費で処理ができますし、減価償却で利益を圧縮していくこともできます。 そういうメリットから、資金を…

新しい投資信託への乗り換えを検討する

新しい投資信託への乗り換えを検討する 質が良く、新しい投資信託が次から次へと出てきています。このような質の良い新発投資信託ラッシュは過去においてもあまり見られず、乗り換えようか迷う人が出てきていますね。 典型的な例としてはS&P500連動投資信託…