たぱぞうの米国株投資

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新しい投資信託への乗り換えを検討する

新しい投資信託への乗り換えを検討する

 質が良く、新しい投資信託が次から次へと出てきています。このような質の良い新発投資信託ラッシュは過去においてもあまり見られず、乗り換えようか迷う人が出てきていますね。

 

 典型的な例としてはS&P500連動投資信託、あるいは全世界分散株式の投資信託などがそうですね。いずれにしても、昨今の相場もやや冷え込んでいますから、乗り換えるには良い時期だと個人的には感じています。

 

 つまり、利益が出すぎて税金が大きくかかるという状況ではないということですね。今回はその新発投資信託に伴う乗り換えデメリットに関してご質問をいただいています。

低コストな後発投資信託に乗り換えたいが、そのデメリットは?

 たぱぞう先生、はじめまして、もっさんと申します。全世界分散株式の投資信託で相談させていただけませんか。

 

 日々の相場に反応しながら個別株を考えるよりも、方針を決めて投資信託の積立投資に注力したいのですが、次々と低コストなインデックスファンドが登場してくるため、迷ってしまい最初の方針を決めきれていません。一度買った投資信託を都度乗り換えるメリット・デメリットは、下記のように考えていますが、いかがでしょうか。


[メリット]
- その状況で最も低コストなものを持てる


[デメリット]
-面倒である
-売却と購入のタイムラグがあるため、その間の相場変動の影響を受ける
-売却と購入に費用がかかることがある

 

 費用について、有名どころの下記のファンドをみても、いずれも信託財産留保額はありません。この場合、実質的にはデメリットはないと考えてよいのでしょうか。

  • 野村つみたて外国株投信
  • SBI・先進国株式インデックス・ファンド
  • 楽天全世界株式
  • eMAXIS Slimシリーズ

 個人的には解約に関わる費用が0というのは、短期で売り抜く人の費用が、長期で持ち続ける人の利益で賄われるように感じるので、長期投資の趣旨からすると好きではありませんが、私自身も売り抜く側に回ろうとしております。

 

 なお、私の状況ですが、
- 32歳、持株会を除くと投資歴2年
- 投資に回す資金 10万/月
  ロボアドバイザー 4万
  会社持株会 3万(10%補助)←定期的に利確
  積立・年金共済 2万(実質年利1.0%)←生命保険料控除の枠を使い切るため
  DC 1万
- 60万/半年
  優待・高利周り日本株や個別アメリカ株を購入

 一度は触ってみないとわからないものも多いので、少額ずついろいろ試しています。
資産総額が増えるにつれて(5−10年後)、ほったらかしにできるインデックス投資信託とVTに集中させていきたいと考えています。


 債券やREITを買うくらいなら、現金そのものか外貨建てMMFなど流動性が高い形態で買い増しに備えていくつもりです。

投資信託解約に関わるデメリット

 細かいところの乗り換えに伴うデメリットはさておき、大きく意識しなくてはいけないのは税金です。売却益にかかる税金、つまり譲渡益税はおよそ2割かかります。大きく上昇していればそこで2割減価してしまうわけです。

 

 そのため、乗り換えるにしても積み立ての本来の目的から考えるならば以前のをそのまま残しておき、そのまま新しいのを積み立てるというのも手でしょう。もし、相場が悪化して、損失が出ているならば、ほかに利益が出ているものとぶつけて、損益通算で節税をするということもできます。

 

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 確かに手間で面倒ではありますが、信託報酬差に伴う収益差が、乗り換えの手間に見合うかどうかというところになりますね。

次から次へと良い新しい投資信託が出てくる

 次から次へと良い投資信託が出てきますが、これも永遠に続くわけではありません。昨今の新規人気投信の傾向を見ていると、基本的には人気のある米国ETFがトラッキングしている指数がベースになっています。人気があるというのは言い換えると、運用総額が大きいということです。

 

 そして、米国株ETFにおける運用額ランキングはほとんど順位変動がありません。

 

 このことはある意味ではインデックスに使える指数というのは、ほとんど完成されたものになっていると考えることもできます。

 

 これに対して日本の場合は、長らく投信冬の時代が続きました。選択できる指数が限られ、手数料も高い。そういう時代です。日本は投資が米国ほど広がりを見せていません。そのため、販売してもニーズが無いと見込まれていたのでしょう。

 

 今年に入り、ようやくユーザーのニーズと販社の認識が合致してきたところがあります。とはいえ、良い指数には限りがありますから、いくつも新しい投資信託をリリースできるわけでもありません。そう考えると、今年のようなペースがいつまでも続くことはないのでしょう。

  • eMaxis Slim
  • 楽天
  • iFree
  • SBI exei
  • ニッセイ

 インデックス投資信託に関しては、この5社を中心に見ておけば良いでしょう。これでも大変と感じるならば、eMaxis Slimと楽天の2社をチェックしておくだけでも違いますね。

 

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