たぱぞうの米国株投資

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資産管理会社と不動産シフト: 相続計画の王道

金融資産が激増する世界

 多くの投資家が資産を増やしました。

 リーマンショック以後その傾向は顕著ですが、加速したのはコロナ以後でしょう。私自身も強く実感しているところです。そういう意味においては、従前の6:4ポートフォリオなどの保守的なアセットのバランスは熟考の余地があります。

 

 雑音は少なくないですが、ある意味ではブログを開始した通りの世界が展開されており、それは今後も続くだろうということです。ただし、微調整は必要で、資産額に合わせてよりハイリスク、ローリスク、あるいはハードアセットを加味する、など時代とフェーズに合わせた調整が心地よい投資となるのでしょう。

 

 さて、今回はおよそ2億の資産家ら6億の資産へと激増された方からのご質問です。

金融資産激増の中、資産管理会社と不動産シフトを企図しています。

たぱぞう様

 こんにちは、以前もアドバイスを頂きました。当時の資産は1億9000万円程度でしたが、おかげさまで投資が順調に行っており、現在は6億円に達しました。

資産管理会社と不動産シフト: 相続計画の王道

資産管理会社と不動産シフト: 相続計画の王道

 面白いもので、投資額が増えても使う側の金銭感覚はそう変わらず、いまだに数百円単位の物にもお金を出し渋ったりしています。このまま行くと死ぬまで使い切らないんだろうな、と思います。

 

 相談は相続に関してです。このまま行くと、相続税で多くの部分を国に納めることになります。現在も毎年贈与税のかからない範囲内で子供に生前贈与をしているのですが、たかが知れています。

 

 資産管理会社を作るべきか、ある程度を不動産に組み替えるべきか、はたまた他の方法があるのか。お考えをお聞かせ頂ければ、と思います。

 

ちなみに基本情報は以下です

年収 私 1,400万円、夫1,100万円
年齢 私 48歳、夫 50歳
子供 女児12歳、男児10歳
不動産 都区内マンション、埼玉県内一軒家、どちらも相続した物でローン残債無し

 

金融資産
米国株 ドル建てETF 5億5千万円
米国株 円建て投資信託 4千万円
現金(円) 1千万円


 夫がいるのですが、完全に夫婦別会計なので、金融資産は把握していません。多分数千万円程度かと予想します。

 

 仕事が好きなので、働ける限り働き続けますが、日系企業のため役職定年があり、あと、5〜7年で転職や方針転換はするかもしれません。


ちなみに、以前ご相談した際のURLはこちらです。何卒よろしくお願いします。

金融資産と不動産は相続時に相性が良い

 ご無沙汰しております。資産が6億円に到達されたとのこと。

 おめでとうございます。

 

 投資成果の積み重ねが、ここまでしっかりと結実されたのは素晴らしいことです。金銭感覚が変わらないという点は、私も同じかもしれません。私も一通り使ってみましたが、基本は数字と節約が好きなのでしょうね。

 

 相続対策についてですが、現状のポートフォリオは金融資産が中心ですね。この場合、ご存じの通り相続税評価額がほぼ時価で計算されます。結果として、課税ベースが膨らみやすいポートフォリオです。

 

 1つの手段は資産管理会社の設立です。これは当然ながら金融資産単体ではなく、次の不動産などとセットになります。

 

 法人の器を使い、アセットを不動産へ幾分組み替えていきます。不動産は相続税評価額をベースに算出されるため、時価との乖離が大きくなりやすい資産です。また、それに伴う借り入れも圧縮要因です。

 

 具体的には貸家建付地評価や小規模宅地等の特例を適用でき、評価減の余地が広がります。結果として、課税ベースの圧縮効果は非常に高くなります。

 

 総じて申し上げると、資産管理会社+不動産シフト+現状αの贈与。この三本柱で設計するのが王道です。法人スキームで所得と資産をコントロールしつつ、不動産で評価圧縮を図り、贈与で地道に移転する。こうした複合戦略が、最も実効性が高いと考えます。

 

 ただし、言うは易し、行うは難し。一人で一から人脈含めて開拓するのは簡単ではありません。あとは、メールした通りとなります。1,2年での構築は難しいですから、10年、20年と見据えて徐々に対策というのが現実的に思いますよ。

 

 共に頑張りましょう!

 

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