たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

年初一括投資とNISAの関係を考える

NISAの投資枠が拡大され、年初一括投資が注目を浴びている

 NISAの枠が拡大され、年初一括投資をすべきかどうか迷われる方もいますね。つみたてNISAの頃は枠が小さく、そもそもがつみたて色が強かったのであまり話題になりませんでした。

 

 2021年、2023年のように年初から右肩上がりの相場だと、年初一括投資の効果は大きいですね。一方で2022年のような年初から右肩下がりの相場だとしばらく辛抱が強いられます。とはいえ、S&P500などのまともなインデックスであれば、年数を重ねることでプラスに転じるのでしょう。

 

 結局のところ、1年12か月の機会を損失と考えるのか、そうでないのかというところです。基本的に一括投資は長期保有とはいえ、うねり取りの性格を帯びます。うねり取りは安い時に買い、高い時に売る売買方法です。

 

 そういう意味においては、年初一括投資の効果よりもマーケットの高低の影響のほうが短期、中期においては影響が大きいと言えます。うねり取り、逆張りを好んできた私があまり年初一括投資をやらないのはそういうことです。

 

 一括投資をするならば安い時に突っ込みたい、そのようなおやんちゃな発想が払拭できないのですね。

 

 また、株価が高いあるいは安い、そのような判断ができかねる人にとっては、やはり積立投資の時間分散が無難でしょう。

 

 さて、年初一括投資について今回はご質問を頂戴しています。

NISAでは年初一括投資で対応したいが、経済合理性の面で迷いがある

 ブログや書籍、いつも楽しく拝見しています。特定口座からNISA口座への移行についてご相談させてください。

 

私:37歳男 会社員:年収600万円
妻:37歳 扶養内でパートタイマー
子:4歳 二人目は予定なし
資産:銀行預金360万円
   特定口座にS&P500とGAFAで約1300万円
   Ideco・積立NISAを満額設定で3年目
   持ち家ローン2000万円(残25年)
   控除分程度の各種民間保険

 仮想通貨バブルの際、軽い気持ちで手を出して運よく少しの利益を得たことから投資に興味が湧き、Ideco・NISAにはじまり2年ほど前から米国株投資を行っています。為替の追い風があり、円換算なら350万円ほどの利益が出ています(ドルでは数十万程度)。


 幸い仕事は比較的安定した雇用が見込める職で、贅沢をしなければ暮らすに困らない程度の収入もあります。大変ながら、やりがいも楽しさもあり、FIREなどは考えていません。

 

 投資については人並みに勉強をしましたが、時勢や株価を読めるわけでもなく、S&P500をメインとした、いわゆる“ほったらかし運用”を行っています。


 老後と子どものために安定した資産運用を行いたいと考えており、特定口座の資産を新NISAに移行していくつもりです。

 

 現資産の新NISAへの移行について、現資産の取り扱いと移行タイミングを悩んでいるところです。現状、おおまかに以下のパターンを考えています。

現資産の取り扱い

①為替リスクを考え、一旦年末で全て円に換えて移行に備える
②半分を特定口座、半分を円に分割
③全て特定口座に残したまま、投資分だけを都度取り崩しながら徐々に移行

 

 現在の含み益がほとんど為替によるものですので、せっかくなのでここで一度円に換え、利益を確定させておきたい気持ちが強くあります。とは言え、相場に残り続けるも常道ということで、このままほったらかしながらの移行も頭から離れません。


投資タイミング

①歴史的には最も期待値が高いということで、最速最大で年初一括投資(何なら妻のNISA口座も使用して年初720万一括)

③月30万円ずつの分散投資(コロナショックのような暴落時は欲出し)

 仮想通貨時代に資産が20%程度まで減っても特に悲観せず持ち続けられたことから、一括投資向きの性格ではあると思っています。

 

 20年~の長期で考えておりますので、どう転んでも最終的にはある程度まとまった利益になることも確信しており、贅沢な悩みなのかもしれません。たぱぞう様であれば、どのような戦略で現資産を取り扱い、NISA口座に移行していくかをお伺いしたく存じます。

 

 何卒ご意見をいただけますと幸いです。今後とも情報発信を楽しみにしております。

年初一括投資に経済合理性はあるのか、どうか

 うねりをとるのは簡単ではありませんので、迷うようならば徐々に取り崩して、徐々に積み立てていくのが望ましいでしょう。


 今は株は決して安くはなく、コロナの時のように一括投資で報われるようなものでもありません。

年初一括投資とNISAの関係

年初一括投資とNISAの関係

 とはいえ、債券は安いですね。仮想通貨のボラを許容できるならば、安いものに一括で入れるというのは無くはないでしょう。


 私もわりと一括でその時に一気に動きたくなる人です。冒頭申し上げたように、それで成果を残してきました。しかし、タイミングが命ですから、万人にお勧めするかというと躊躇するところがあります。人は高い時に買い、安い時に売りたくなるのです。マーケット心理ですね。


 年初一括投資も私の理解ではうねり取り、タイミング投資の一種だと思っていますね。一括投資は、安い時に行うのが基本となりますね。

 

 そう考えると、面白みに欠けるかもしれませんが積立投資が無難ということになります。もっとも、年初一括投資を否定するわけではありません。その時が安いと判断されるならば、最大の効果を発揮するのが一括投資であるのは事実ですね。共にがんばりましょう。

 

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