たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

子どもに財産を残す?残さない?また、その時期はいつがよいのか。

 子どもに財産を残す?残さない?それぞれの考え方

 個人投資家でも、子どもに財産を残すという人と、残さないという人で考え方が割れますね。

 

 この世にお別れするときに、限りなくゼロにして、つまり使い切っておくという考え方の人がいます。そうかと思えば、個人とは別に法人格などにして、子どもに財産を残すという考えの人もいますね。

 

 どちらが正しい、正しくないという話ではなく、それぞれの思いの相違ということになります。株式投資の世界でよく知られるバフェット氏は、自らの財産のほとんどは親友であるビルゲイツ氏の財団に寄付するという意向を示していますね。

 

 ビルゲイツ氏自身も財団に寄付するという考えですね。また、Facebookのマークザッカーバーグ氏も自分の子どもに残すというよりは、次世代の子どもたち全てに引き継ぐということで寄付を考えているということです。

 

 とはいえ、全額寄付ということではなく、常識的な範囲で家族にも残すのでしょう。

 

 現実的には、ほとんどの投資家がせっせと作ってきたお金を相続し、納税するという流れになりそうですね。さて、今回は相続を前提として、家にお金があることを何歳の時点で伝えるのか、というご質問を頂戴しています。

子どもに財産を残す場合、何歳で財産の存在を伝えるのか

たぱぞう様、毎日ブログを楽しく拝見させていただいてます。

 

 もしお時間があれば、相談にお答え下さい。ブログに載せていただいてもいいです。子供達にいつ、どんなタイミングで自分名義の多額の現金があることを伝えたらいいと思いますか?

 

我が家のデータはこんな感じです。

  • 義父(85)義母(80)が株式や不動産など、数億〜十数億の資産家です。
  • 主人(43)は会社員、
  • 義父母に子供がいなく、主人は養子です。(義父の妹の次男坊)
  • 結婚当初から、相続の話があり、私達みんなに生前贈与もしてくれています。
  • 税理士さんやFPさんもついてくれています。
  • 頂いたお金で、積み立てニーサ、イデコ、ETFの買い付けを毎月しています。(夫婦2名義)
  • 私達の生活は田舎なので、地味だと思います。
  • 長男(5)は義父と養子縁組をしております。

 既に、2人に数百万が通帳に入っています。今後、もっと金額が増える予定です。


 若いうちに、多額の現金があるのを知ると、仕事をしなかったり、ダメ人間になるんじゃないと思っています。

子どもに財産を残す場合、モラルハザードの面で気にする人は多い

 多くの人が子どもに財産を残す場合に懸念することは、ぐうたらな子どもになってしまうことのようですね。ある程度の資産があるばっかりに、まったく努力をせず、モラルも一般からかけ離れてしまう、実際そのようになったら悲しいことですね。

 

 勤労を尊び、謙虚であること、それは子どもを持つ親ならば誰もが望むことではないでしょうか。

 

 この質問に関連して、下記のような質問をTwitterでしました。多くのお答えを頂戴しました。

子どもに財産を残す場合の、時期について

子どもに財産を残す場合の、時期について

 最も多い答えは、成人までにということでしたね。半面、伝えず相続も最低限しかしないという意見もあります。

  積極的に運用の現場を見せるという意見がありますね。

  積み立てのやり方、内容を共有しているということですね。

 資産だけでなく、運用ノウハウという知識も伝達していくという考えですね。

 

 親子の信頼や、かかわりは多様ですね。そのため、子どもに財産を残す、残さないから始まり、いつ財産を伝えるのかもいろいろな考え方があります。

 

 ちなみに、私は残し、成人までにはぼんやりと伝えようと思っています。

 

 まず、資産を残す理由は、時代が厳しくなるのは必定だからですね。私たちの親世代、あるいは私たちの世代よりも子どもたちの世代は経済的に厳しい時代になるという、やや悲観的な見方があるからです。これに関しては再三ブログで書いている通りです。

 

 もう一つは、自分自身が資産形成していく中で、資産運用は雪だるまであることを実感したからですね。小さな種銭だと、非常に時間がかかるのです。地主さんや資産家さんというのはある意味では飛び級です。

 

 成人前後で伝える理由は、資産を残すに値するかどうかを見極めたいと思っているからですね。懸念するような、放蕩状態であれば、残すつもりはありません。この辺りは信頼関係によるのかもしれませんね。

 

 いずれにしても答えはなく、様々な意見や実態を見極めつつ、判断していくことになりますね。考える機会を与えてくださったご質問、ありがとうございました。 

 

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