たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

投資信託の出口戦略、4%取り崩しルールを意識して考えてみる

投資信託をコアアセットとした場合、どのような出口戦略を取るのか つみたてNISAなどで長期にわたって資産形成をしていく人が増えています。つみたてNISAでその効果を実感し、老後資金形成を特定口座で始めた人もいます。ほんの数年前まで投資をしたことが無…

純金積立と金ETFのメリットデメリット

金投資は世界標準で見ると常識 金は株式相場と逆相関を示すことが多いことから、リスクヘッジの有効な手段としていつの時代も採用されてきました。 特に中国や東南アジアでは今でも金は日常に深く入り込んでおり、町中には多くの金屋があります。根底には歴…

投資対象の地域によるリターンの差が極めて大きくなった

地域差に気づき、適切な時期に適切な投資をするということ 2016年4月23日に「たぱぞうの米国株投資」ブログを始め、早くも6年が過ぎました。 2016年の開始当初から一貫してVTIおよびS&P500をコアサテライトの「コア」としてお勧めしてきました。…

パロ・アルト・ネットワークス【PANW】のシンプル銘柄分析

パロ・アルト・ネットワークス【PANW】のシンプル銘柄分析 パロ・アルト・ネットワークス【PANW】は2005年にカリフォルニア州サンタクララに設立されたアメリカのサイバーセキュリティ企業です。 2012年7月にNYSEに上場しました。 同社は2007年に最初のファ…

ETF、投資信託、個別株、資産形成に適しているのはどれか

ETF・投信・個別株。資産形成に適しているのはどれか ETFは市場売買、市場価格である ETFは一般的には経費率(信託報酬)が投資信託より安い ETFは元本からの払い戻しが無い 投資信託のメリット 円での積み立て投資がしやすい 投資信託はバランスファンドが…

米国株の高配当ETFでFIREを目指す

米国株の高配当ETFでFIREを目指すということ 米国株の高配当ETFは、値上がり益はさほど大きくないながらも、減配に対する強さから人気がありますね。昨今の大型グロース株の伸び、小型株の人気化から、一時期に比べると落ち着いた感があります。 しかし、株…

3分でわかる住宅ローン控除、減税のしくみ

3分でわかる住宅ローン控除、減税のしくみ 住宅ローン控除で減額される税金は? 住宅ローン控除の条件は? 住宅ローン控除の提出のしかた 提出期間はこうなっている 提出先は税務署 初年度の提出書類は4点 住宅ローン控除の提出書類は2年目からは2点のみ…

ESG経営ランキングトップ20【Best ESG Companies】

ESG経営でランキングトップ100を選ぶ Investor’s Business Daily(以下:IBD)は「オニールの成長株発掘法」などの著書でも知られる、ウィリアム・J・オニール氏が1984年に設立したビジネス新聞です。2021年にNews Corps社が買収し、Dow & Jones Company…

資産運用と減価償却を踏まえて投資をしていくということ

資産運用と減価償却を踏まえて投資をしていく 資産運用を法人でされる方がいますね。これは永遠の課題です。個人の証券税制は分離課税で恵まれており、一律2割です。一方で、法人での資産運用は法人税率の適用になります。 800万円の壁を超えると税率が…

ペイパル【PYPL】のシンプル銘柄分析。電子決済サービス大手企業。

ペイパル【PYPL】のシンプル銘柄分析 ペイパル【PYPL】は、カリフォルニア州サンノゼに本社を置く、電子決済サービス大手企業です。ペイパル社が事業者と消費者の間に入ることで、オンライン上でデビットカードやクレジットカードでの決済、銀行決済を安全に…

世界のETF運用会社収益ランキング【2022年】

世界のETF運用会社収益ランキング【2022年】 ETF収益ランキングを紹介します。 やり方はシンプルです。発行しているETFのAUM(運用総額)にそれぞれの経費率を掛けて、推定した収益を発行者ごとに合計して降順に並べています。 上位15社は以下の通りです。…

老後の暮らしに備える投資術

老後の暮らしに備えるような長期投資ほど難易度は下がる 老後の暮らしに備える投資術とは Q1.投資信託はEMAXISのままでいいのか Q2.確定拠出年金について Q3.全体のバランスについて Q4.これからの追加投資について Q5.キャッシュについて 老後の暮らしに備…

不確実性と確実性のバランスで投資を組み立てるということ

不確実性と確実性のバランスで投資を組み立てる レバレッジ商品は不確実性が高いですね。当たればリターンが大きいのはそれだけリスクを取っているからです。 もっとも、貯金しかしたことがない人にとっては、レバレッジをかけない株式投資も不確実性が高い…

損益通算はドルベース、円ベース、どちらで行うのか

比較的値動きの読みやすい債券ETF 株式投資は不確実性が高く、だからこそ儲けのチャンスもあります。特に個別株はそうで、プロ筋でもまったく損をしたことが無い人はいません。だからこそ、一銘柄集中投資をする人が多くないのですね。特に資産が大きい人ほ…

養老保険という保険料が最も高い貯蓄性生命保険は加入不要

養老保険とは、生死混合保険ともいわれる貯蓄性を備えた保険商品 最近は加入する人が少なくなりましたが、養老保険というものがあります。養老保険は以前は保険会社の主力商品の1つでした。 貯蓄性が高く、満期を迎えたら満期保険金を受け取れるというのが…

財形貯蓄とは何か、分かりやすくシンプルに解説します。

財形貯蓄とは何か 財形年金積立保険※おすすめ1位 財形住宅貯蓄積立保険※おすすめ2位 一般財形(銀行などが多く運用しています) 財形貯蓄1500万円を取り崩すべきか 財形貯蓄は取っておいたほうが良い 財形貯蓄とは何か 財形貯蓄は、主にサラリーマンの…

米国連続増配株ETF【VIG】の構成銘柄とチャートを解説。原指数の変更あり。

米国連続増配株ETF【VIG】とは ティッカー【VIG】はVanguard Dividend Appreciation ETF、日本語では「バンガード・米国増配株式ETF」と呼ばれます。 その名の通り、米国の配当成長株で運用されているETFです。 バンガード社といえば【VOO】を始めとして、低…

待機資金の運用を投資上どのように考えて対応していくか

運用における待機資金をどのように考えるか 投資をするうえで、キャッシュポジションは大事ですね。とはいえ、待機資金、遊んでいるお金があると、何かもったいないような気がしてくる人もいるのではないでしょうか。 特に投資で良い経験ができた人はもっと…

米国株投資か全世界株投資か、基本的な考え方を示しておきます。

米国株投資か全世界株投資かという神学論争 米国株投資が良い、全世界株投資が良い、それぞれいろいろなご意見がありますね。過去30年に限って言えば、米国株投資のほうがリターンが大きく、どの時代を切り取っても全世界よりも優れていました。 しかし、将…

子どもの学費は高校から大学卒業までで約1000万円かかる

高校入学から大学卒業までの子どもの学費平均は? 日本の教育システムでは、高校と大学にお金がかかるようになっています。とくに意識をしなくてはいけないのが大学進学に関わる学費です。では、その高校と大学の学費の合計はどのぐらいかかってくるのでしょ…

生命保険の複数契約で資産運用に支障が出ている家庭は少なくない

生命保険を複数契約して身動きの取れなくなっている家庭は少なくない 生命保険は営業力に優れ、販売網も充実していますね。日本人は生命保険好きで知られますが、逆に言うと長年培われた営業力が金融商品の中で突出しているとも言えます。 また、株式などと…

リスクを取って投資をするということ

リスクを取って投資をするということ 投資をすると、上昇するにしても、下落するにしても、リスクを体感することになります。上昇よりもより強く意識されるのが下落で、下落を恐れるあまりに投資をしないという人は少なくありませんね。 以前は銀行金利が良…

弱含むマーケットであえて投資をすべきかどうか

弱含むマーケットであえて投資を続けるということ 投資をする人が増えました。特に20代、30代はそうです。時間を味方に付けた投資は勝てる確率を高めます。そう考えると、とても良いことですね。もちろん、40代、50代もまだまだ遅くはありません。と…

【PPI】米国のインフレを追い風に受けるETF

できたてほやほやインフレ恩恵ETF 【PPI】 当ブログでは昨今の米国のインフレを追い風に受けるETFをすでにご紹介しています。例えば、米国Horizon Kinetics社が運用している"Inflation Beneficiaries ETF"、ティッカー【INFL】がありました。 【INFL】は2021…

不動産融資がつきにくくなったサラリーマン大家

サラリーマン大家と不動産融資は切っても切れない関係 不動産を現金で一括購入というのは、規模が大きくなればなるほど珍しくなります。銀行から銀行評価を得て、実際の価格差を本人の評価で埋めて買うような例が今は多いですね。かつては銀行評価以下の物件…

ハイテクグロースの次に来る?FAANG2.0インデックスの構成銘柄

ハイテクグロースの次に来る?かもしれないFAANG2.0とは ハイテクグロースが休憩中の今、違った銘柄でパフォーマンスを上げたいと思う人もいるでしょう。そんな中、次世代の?FANNGとも言われる「FAANG2.0」なる銘柄群があります。 地合いを受けて、まずまず…

高配当、連続増配投資を狙うなら米国株がおすすめ!

高配当の株式の投資に興味ある方必見!このページでは、高配当利回りの米国株の投資について徹底解説。 米国株のメリットやデメリットに加え、配当利回りの高いおススメの銘柄をご紹介。

海外ETFの仕組みや強みを徹底解説

そもそもETFとは何か ETFの仕組み 海外ETFの種類 アメリカでETFが人気の理由 海外ETFは銘柄数が非常に多い 海外ETFと国内ETFのパフォーマンスの差 ETFの強みとは 1本のETFで分散投資が可能になる 市場動向を見ながら売買ができる 経費率が極めて安いことが…

FAANG2.0はハイテクグロースの次に来るトレンドとなるか

ジム・クレイマー氏が2013年に提唱したのが”FANG” 米国株投資においてジム・クレイマー氏が2013年に提唱したのが”FANG”です。5社は今はメタと社名を変えたフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグルのことです。 英語の”fang”は牙のことです。ジ…

従業員持株会で資産が2.5倍になった話

従業員持株会は企業の将来性が問われる 従業員持株会という制度があります。その名の通り、自分の勤務先企業の株を積み立てていく制度のことです。ドルコスト平均法で毎月の給与から積み立てていくのが一般的です。 自分の勤め先企業に成長性があり、また経…