たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

米国株の高配当ETFでFIREを目指す

米国株の高配当ETFでFIREを目指すということ

 米国株の高配当ETFは、リターンはさほど大きくないながらも、減配に対する強さから人気がありますね。昨今の大型グロース株の伸び、小型株の人気化から、一時期に比べると落ち着いた感があります。

 

 しかし、株数を減らさずに分配金をもらい続けることができることから、FIREとの相性も良く、コツコツと集めている投資家さんは多いですね。そういう意味ではコロナショックは千載一遇のチャンスとなったことでしょう。

 

 さて、今日はVYM、HDV、SPYDなどの高配当ETFでFIREを目指すという方から、ご質問を頂戴しています。

米国株高配当ETFで年間の生活費を稼ぎ、FIREを盤石にしたい

 初めまして!たばぞうさんや三菱サラリーマンさん等のブログで日々勉強させて頂いています。現在FIREしようと様々なプランを検討しています。


 もし、たばぞうさんが私のような状況だった場合、資産配分をどのようにお考えになるか、ご意見を頂けると助かります。

 

  • 45歳 独身
  • 無職(親の介護で昨年5月退職)

 介護付老人ホームに入居でき、再就職検討するもできればこのままFIREしたいと考えています。

■手取り年収

  • 200万円(不動産賃貸収入)
  • 240万円(失業保険今年5月受給で終了)

■年間生活費

  • 240万円

■現在の資産額 

  • 現金 7500万円

■目標

  • 配当で年間300万円(税引後)

■投資プラン

  1. SPYD・HDV・VYMを各々1000万円購入。 基準価格10%下落時に各々200万円追加購入。40%以上下落時、各々200万円を5カ月間継続購入。生活防衛資金として900万円をストック。
  2. SPYD・HDV・PFFをそれぞれ1000万円購入。PFFは追加購入せず、代わりにVYMを加え追加購入ルールは1と同様。
  3. 初期購入を各々500万円とし、追加購入ルールは変えず購入額を1.5倍とする
  4. 生活防衛資金は600万円

 ①〜③とは別につみたてNISAを活用し、VTを毎月4万円自動購入。

■質問

 2005年より投資信託を複数保有していましたが、信託報酬が高いぼったくり投信ばかり(当時はそのような物しかなく、J-REIT・USーREIT・ブリックス等)保有期間に見合った収益が出ていない為、昨年+20%程度で全て売却をしました。

 

 目標(税引後年間300万円の配当)の為には手元の現金を5%以上で回す必要があり、配当金の半分程度はプールし、上記追加購入ルールとは別で、購入基準単価が下がるタイミングで随時再投資と考えています。

 

 高配当ETFは購入時の基準価格と配当利回りが重要と思います。自分で調べ計算した限りでは

  • SPYD配当利回り4.5%(5年平均4.15%)
  • HDV配当利回り3.9%(5年平均3.4%)
  • VYM配当利回り3.2%(5年平均3.17%)
  • PFF配当利回り4.8%(5年平均5.61%)

 とPFF以外は配当利回りは平均を上回っており、基準価格もVYM以外は回復しておらず、購入のタイミングとして悪くはないかもと考えています。

 

 PFFは過去チャートから基準価格の上昇は期待出来ないので配当利回り目的ですが、配当の漸減傾向が気になります。

 

 VIGは将来的な増配は期待出来そうですが、今の配当利回りが低く対象から外しました。

 

 AGGやLQDは金利が上昇基調で基準価格の下落リスクがあると考え、現金を追加購入資金としてプール。

 

 65歳までは配当金のみで元本は取り崩さない。配当金が減った際には生活防衛資金600万~900万円を取り崩すというスタンスで考えています。

 

 IVVやVTのインデックス投資の4%取り崩しルールも検討しましたが、上記ETF基準価格よりS&P500はバブルと感じている。性格的に貧乏性で元本を取り崩す事に不安を感じるので、高配当を軸に考えています。

 

 年間必要生活費は240万円ですが、旅行等を楽しみたいので、そこを含めると360万円程度の支出になると思います。
 
 コロナショック後に米株が調整らしい調整がなく最高値を更新している中、10%程度の調整を待ちたいところですが、手元に現金として残してもお金を産まないので、資金投入額と時期で迷っています。


 長々とした質問で恐縮ですが、ご意見を頂けると助かります。よろしくお願いします。

米国株の高配当ETFでのFIREは十分可能

 不動産収入の200万が分散投資として効いていますね。もちろん、家賃は将来的には下落していく可能性が大きいですが、株式との分散になっており、好ましい副収入となっています。

アフターコロナを見据えた高配当ETF投資

アフターコロナを見据えた高配当ETF投資

 高配当ETFはどうしてもS&P500などにトータルのリターンは劣後しがちです。成長セクターを外した投資になるからです。しかし、直近だけで言うならば、アフターコロナを先取りしていない分、幾分妙味があるかもしれませんね。

 

 過去の平均の利回り、PEレシオを押さえておくことは大事ですね。例えばVYMであれば、3-3.5%ぐらいの利回りだと大体において安くなっていますね。数年単位で見れば、キャピタルも取れる水準になっていることが多いです。

 

 質問者さんの場合は、こういったことを踏まえて、なおかつ時間分散もされているので良いと思います。年間300万は正直なかなか高い水準ですが、生活費が安いので、必達目標ではないというところが良いところですね。

 

 ひとまず、分散して買っていき、おっしゃっている360万を目指すというところが妥当性あるように思います。あとはおっしゃっているように、リセッション時の出動となるでしょう。

 

 手元資金は贅沢をしなければ、30年近く生活できるレベルです。また、不動産収入もあります。「減らさない」ことを目標に、相場と程よい距離を保ちながら分散投資をされるといいですね。

 

 債券に関してはおっしゃる通りです。今はちょっと面白くない局面ですね。

 

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 時間ができれば、副収入のようなものを作ってみてもいいですけどね。

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 やはり、ETFや投資信託というのは手間がかからず良いですね。しかし、商品は吟味しなくてはいけません。

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 私は株や不動産以外あまりものを買いませんが、生活の質を劇的に向上させる良いものというのはありますね。

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