たぱぞうの米国株投資

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資産運用で迷ったら、半々で投資がよい

資産運用は迷う局面がたくさんある

 資産運用では二者択一のような場面がたくさんありますね。

  • 投資信託かETFか
  • 個別株か投資信託か
  • S&P500かオルカンか
  • NasdaqかS&P500か

 このような迷いです。答えは簡単です。迷ったら半々で投資をすればよいのです。投資をしながら考えればよいですね。良くないのは、迷って何もしないことです。とにかくやってみる、Learning by doingですね。

 

 さて、今日は投資信託かETFのどちらが良いのか、ということでご質問を頂戴しています。

FIREを見据えた資産運用、投資信託かETFのどちらが良いのか迷う

はじめまして。

資産運用の考え方について、ブログを日々参考にさせていただいています。

 

 お言葉に甘えて、思い切って初めてメールさせていただいたのは、新NISA制度がある中での投資先として、投資信託とETFのどちらがよいか、という相談です。

 

 まず、当方のおおまかな状況は次のとおりです。


【家族】

私 30代 地方公務員
年収 手取り約480万円
投資 新NISA 月10万円クレカ積立、iDeCo 月1.2万円積立

 

妻 30代 パートタイマー
年収 手取り約100万円
投資 新NISA 月10万クレカ積立

 

子供 小学生2人

 

【世帯資産】

持ち家なし(家賃補助あり。ゆくゆく実家に戻るため、当面は賃貸を継続予定)
車2台(車が必須の地域)
預金 約2500万円(福利厚生の共済貯金制度分含む)
NISA・iDeCo 約750万円(旧NISA含む)
ジュニアNISA 約350万円
特定口座 約600万円(優待と配当目的に国内株中心)
FX 約550万円(小遣い程度の収益目的)

 

【相談】

 当初は老後資金にと投資を始めましたが、コロナ禍を機に、定年まで働くのが当たり前と思っていた考えが変わったことと、今の職場は恵まれている点が多いものの業務量とストレスが年々増えており、昇進意欲も低いことから、子どもの進路がある程度見通せる50歳頃の早期退職を視野に、投資に取り組んでいます。


 ここ数年、公務員といえど、歳の近い人含めて早期退職していく人が毎年のようにいます。50歳が無理でも、いつでも退職できるように資産を育てたいところです。ゆくゆくは夫婦揃って、実家での農業と多少の就労による生活を考えています。

 

 新NISAが始まり、非課税制度を優先的に埋めようと、現在は夫婦ともクレカ積立枠満額にて全世界株投信を買い付けています。月々のキャッシュフロー上、満額積立は苦しいのですが、親からの生前贈与が今後いくらかあることと、預金が世帯資産の半分相当のため置き換えとして継続しています。


 余裕があれば成長投資枠も使用予定です。

 

 非課税の恩恵と運用期間を考えたとき、投資信託が効率的とわかっているのですが、私の性格上いざ取り崩すときに抵抗がありそうなことと、配当主体の方が早期退職とその後の生活の見通しがたてやすいのではないかと、投資を始めて数年経ちますが未だに揺れています。

 

 今後配当を狙うにも個別株よりETFを想定しており、特定口座では東証ETFをいくらか保有しています。


 例えば、積立投資枠を継続しつつ、成長投資枠はETFとする等の併用もありではないかと考えています。

 

 似たような質問が過去あることは承知のうえですが、私の状況でお尋ねした場合に、第三者であり投資歴の長いたぱぞう様はどのようにお考えになるのか知りたくメールした次第です。


 恐れ入りますが、お手隙の際にお聞かせ願えれば幸いです。ブログ記事にしていただくことも構いません。

 

 末筆ながら、今後の益々のご活躍をご祈念申し上げます。

資産運用で迷ったら半々で投資、走りながら決めていく

 おおよそ5000万円ほど資産形成をなさっていますね。ご実家に戻る、つまり住宅支出が無いことは大きな強みです。50歳でのFIREは十分、視野に入ります。


 資産形成にあたって、何をすべきか、何をすべきでないか、この選択を間違えないことですね。すべきことは投資です。すべきでないことは、投機や過度の保険です。FXは投機になりがちですから、余計なお世話ですが、ほどほどが良いですよ。

 

 海外投資がコアになります。私はS&P500やVTIをコアとしてお勧めしています。中でも、自動で再投資してくれる投資信託がおすすめです。ETFで迷うのは分かります。

 

 個人的には投信をお勧めしますが、インカムを出さないので迷う方は多いですね。私は常日頃「迷ったら半々」と申し上げています。この場合も半々で買ってみると良いですよ。

資産運用で迷ったら、半々で投資がよい

資産運用で迷ったら、半々で投資がよい

 一番大事なのは、コアにする指数を何にするかです。投信にする、ETFにする、というのは実は些末な問題です。堂々と半々で買い、合うと思ったほうを後から選べばよいのです。

 

 私もかつてVTとS&P500を買ったり、古くは金融危機前後、合併前のUFJ銀とみずほ銀を買ったりしていました。また、今は投信が良いと言いつつ、コアのアセットはETFです。目的に応じた投資をしているからですね。

 

 打診買いは誰でもする、常識です。知識だけでなく、やってみないと分からないことがあるからです。値動きと性格を見て、両方を続けるか、1つにすればよいのです。


 最初の入り口からドンズバリ正解を選べるわけではありません。それは誰でもそうです。


 仰る通り、積立額が大きくて少ししんどいですね。今のペースを続けられると良いですが、無理をしないことです。すでに5000万もありますから、1億は十分可能なレベルです。


 時には急な支出もあるでしょうから、柔軟に投資と運用をされるといいですね。ゴール目指して、共に頑張りましょうね。

 

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