たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【損益通算】損出しの意味とやり方・考え方

損だしの意味とやり方、考え方 1年も半分過ぎようとしています。気が早いですが、そろそろ年末を意識した投資行動をしてもよいでしょう。そうです。私はせっかちなのです(笑) 行政の区切りは年度です。つまり、3月〆の4月始まりです。これに対し、確定申…

義理のお母さんが買った高信託報酬の投信を何とかしたい

金融庁の顧客本位路線と販売会社の思惑のズレ 窓口販売の金融商品の評判は微妙なものが多いですね。中には思いもかけない損をしてしまう初心者さんもいられます。一方で、若い世代の投資家さんは、最短距離で無駄なく投資をしている人も多いですね。情報の取…

ジュニアNISAと評価をゆるぎないものにした円建てVTI

ジュニアNISAと定着したVTI投資 ジュニアNISAでは円建て投信VTIと米国市場VTIのどちらが最適か ジュニアNISAへの取り組み方と姿勢 ジュニアNISAと定着したVTI投資 ジュニアNISAは以下のような縛りがありました。 子どもが18歳になるまで払い出しができない…

従業員持株会のメリットデメリット

従業員持株会は、集中投資をするということになる 企業持ち株会という形で、勤務先の株式を購入できる制度があります。会社によっては何%か補助をしてくれるところがあり、時価のディスカウント価格で自分の会社の株を買えるという制度です。 かつて、日本…

米国グロース株への投資が再び隆盛を極めるのはいつか

米国グロース株投資への夢と現実 グロース株投資の魅力はそのリスクの高さです。上にも下にも大きく変動をします。マーケットが好調であれば大きく上振れします。しかし、IPOで何でも跳ね、SPACが流行るというのは明らかにバブルでしたね。 その巻き戻しが2…

暦年贈与でジュニアNISAをするには

暦年贈与とは 暦年贈与とはまとめるとこのようになります。 暦年(1月1日~12月31日)ごとに贈与 上限は払い出す側が110万円 相続時精算課税制度による贈与と併用できない このことを踏まえて、株式投資と関連付けて考えてみたいと思います。 暦年…

ジュニアNISAのロールオーバーと払い出し

ジュニアNISAとロールオーバー ジュニアNISAは年間80万円までを非課税枠で子ども名義の口座で積み立てていくことが可能な制度です。これに関してはセゾン投信さんが分かりやすい図表を作成されていますので、下記に紹介します。 ※資料はセゾン投信 いくつ…

個別株投資とインデックス投資の大きな違い

個別株投資とインデックス投資の大きな違い 個別株投資の特徴 企業分析を定量的、定性的に行ったほうが良い リスクはインデックス投資よりも大きい 株式投資が好きな人には、個別株投資は向いている、かも インデックス投資の特徴 個別株投資とインデックス…

300万円貯めたので、今後の投資に生かしたい。

300万円は、投資前提で40年、50年単位でみると数千万円の価値を持つ 300万円というと、皆さんにとっては大金でしょうか。それとも、取るに足らない金額でしょうか。人それぞれの価値観があると思いますが、少々まとまった額であることは間違いのな…

自宅を売却して投資で住宅資金を増やすという考え

自宅を売却して投資で資金を増やしていくという発想 どのような自宅でどのように暮らすのか、これは人それぞれですね。自宅と賃貸でも変わりますし、戸建てとマンションでも変わります。都市部と地方でも大きく変わりますね。 共通するのは、住まいというの…

共働きが大変で専業主婦になりたいが、今後のFIRE計画をどうするか

共働きが大変でFIRE計画を実行に移したい 共働きは大変ですね。夫婦の強力はもちろん、子どもの強力も得たいところです。すでに1馬力で家計を回すのは日本の所得水準では厳しいことが多く、何らかの形で家計にお互いが寄与することが普通になりつつあります…

住宅ローンの借り換えメリットは決して小さくない

住宅ローンの借り換えメリットは大きい 住宅ローン金利が近年下がり続けています。長期金利が安い状態に据え置かれていますので、属性次第ですが1%に満たないケースもあります。 住宅ローン金利の借り換えというのはある意味では後出しジャンケンのような…

父が契約した毎月分配型ファンドをどうすべきか

絶滅しつつある毎月分配型ファンド つみたてNISAが始まり、良いファンド、良くないファンドの選別が暗黙のうちに進みました。金融情報に関して感受性の高い人は正確な情報をつかんでいます。 しかし、そうでない人は依然としておかしな商品をつかまされ続け…

貯蓄型保険と変額保険を保有すべきか売るべきか

貯蓄型保険と変額保険は不要な保険の代表格 変額保険が不要というのは良く知られるところですが、実は貯蓄型保険もよいものが少ないですね。 この10年相場よいため、資産運用や貯蓄の性格を帯びた保険もリターンがまずまずでした。 貯金をはるかに上回る、…

バックテストに基づくシミュレーションをどこまで信じるか

バックテストに基づくシミュレーションは投資の前提とはなる バックテストとは、過去のデータでシミュレーションをして、将来的なリターンの予測をすることです。 コロナ以前は比較的債券が好調だったために、債券部分の比重にレバレッジをかけた商品が相次…

米国ETF、預かり資産ランキング【2022年】

ETF

米国ETF、預かり資産ランキング【2022年】 米国のETF情報提供サイト、”ETF database”が公表している米国ETFの預かり資産残高(AUM=Asset Under Management)ランキング上位30です。 2022年4月末ランキングはこうなっている おなじみのETFがズラリと並びます。A…

人生二度なしとはどういうことなのか

人生二度なしとはどういうことなのか。 よく言う、人生二度なしというのはどういう意味なのでしょうか。今回は、熱いメッセージを頂戴しました。 ここでご紹介するとともに、私のお仕事と投資にかける思いをお話してみます。 人生二度なしが大変響きました …

市場リスクの先を見通した資産運用をするということ

市場リスクの先を見通した資産運用をするということ 久々に市場が大きく変動しています。上にも下にも動く相場になっており、毎日のように相場を見ている人にとっては、気が気でない相場となっています。 個人的にはこういう相場は好きです。短期ならばうね…

米国社債投資の基本的な考え方とリスクリターン

国社債投資の基本的な考え方 米国株、個別株投資に比べるとあまり知られていませんが、米国企業の社債に投資することができます。例えば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券といった3大ネット証券でも買えますし、大手対面証券でも購入することができま…

投資信託で債券投資をするには何が良いのか

投資信託で債券投資をする この数年の投資信託の進化は目覚ましいものがあります。 S&P500やVTIへの投資が低信託報酬で可能に バランスファンドが0.2%程度の低信託報酬に レバレッジ系の投資信託も充実 QQQに投資信託で投資ができるように 債券レバ…

ETFの分配金の原資は株や債券の配当・利息から

ETF

ETFの分配金の原資は投資信託とは異なり、ルールがある 毎月分配型投信というものがあります。信託報酬が高く、毎月分配によって利回りを高く見せている商品が殆どで、買う価値のないものです。これらがよく金融機関の窓口販売で販売されていました。 理由は…

5000万円で投資をしたい。そのやり方、最適解は何か。

11年に及ぶ長期上昇相場の米国株 米国株は2022年に入り、久々に本格的な調整入りをしています。 もっとも、2010年代からすでにポジションを持っている人は、ほとんど全員がまだ全株利が乗っている状態なのでしょう。これがプラスサムゲームの真髄です。…

インデックス投資と資金力、常識を疑うということ

インデックス投資を効率よく行うには資金力がポイント いうまでもありませんが、投資は資金力、つまりスケールが大事です。例えばつみたて投資を継続し、20%の利益が出たとしたらどうなるでしょうか。 100万円なら20万円 1000万円なら200万円 …

マネユニ・アカデミーの米国株コースのプログラム内容はこうなっている

マネユニ・アカデミーは米国株投資について学べるプログラム マネユニ・アカデミーは2022年現在、米国株コース、暗号資産コース、FXコースの3つが存在します。 講座はご自身のご都合の良い時間・場所で学習いただける、教科書と動画を組み合わせた学習コー…

投資で夫婦けんかにならないために、最初の一歩をどうするか

投資で夫婦けんかにならないために 投資のイメージが日本では必ずしもよくありません。投資と投機が一緒くたになっているのが日本の多くの人のイメージではないでしょうか。そのため、ギャンブルと同じような感覚で見られがちです。 最近では厚生労働省の確…

変額年金保険をおすすめしないのは、手数料が高く出口の税金が重いから。

変額年金保険はおすすめしないが、保険は大事 付加価値の付きすぎている保険を契約する必要はありませんね。例えば、変額年金保険や貯蓄型保険です。基礎基本は、保険機能と運用をしっかり分けることです。つまり、掛け捨てで十分ということです。 しかし、…

共働き家庭の資産運用術、基礎の基礎

共働き家庭の資産運用術 今は共働き家庭が珍しくありません。20年、30年前はさほど多くはなかったのですが、一般的に年収が頭打ちですから経済的な合理性はあります。また、十分ではないものの女性の働く環境が整ってきたことも大きいですね。 家庭によ…