たぱぞうの米国株投資

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市場リスクの先を見通した資産運用をするということ

市場リスクの先を見通した資産運用をするということ

 久々に市場が大きく変動しています。上にも下にも動く相場になっており、毎日のように相場を見ている人にとっては、気が気でない相場となっています。

 

 個人的にはこういう相場は好きです。短期ならばうねりを取りつつ、相場を楽しむという目線もあるでしょう。長期運用の視点ならば、全く気にする必要はありません。単なる通過点なのです。

 

 資産運用をしていると、株価変動リスク、為替リスクといった市場変動リスクとは無縁ではいられません。これらに付き合うのは非常に楽しいことではありますが、下手をすると資産を減らすことになりかねません。

 

 特に、市場に興味がない人にとっては、いちいち付き合う必要は全くないと言えます。極端な言説も登場してきますが、10年、20年後にはすべて通過点となっているのです。心を痛めたり、喜んだり、そういう必要はないのです。

 

 さて、今回は資産運用に縁がなかった、という方からのご質問を紹介します。

資産運用に全く縁の無い生活をしてきました。

こんにちは、はじめまして。


 資産運用、投資とは全く縁がなく、ここまで生きてきた45歳女です。無駄な医療保険、個人年金を解約したきっかけで、この分のお金を何かにまわせないかと考えた結果、投資を少し調べ始めたところです。

 

 現在、楽天VTIに積み立てNISA枠で、月額33000円を積み立て始めました。

 →個人年金解約返戻金約100万あるので、約3年間はここから出そうと思ってます。

 

現在

  • サラリーマン年収 約440万
  • 副業なし
  • 離婚し、1人暮らし。
  • 正直、投資のレートだ、下落だ何だというのを見るのはめんどくさがり屋
  1. 普通銀行口座A →約1000万
  2. 普通銀行口座B →現在30万(毎月18000〜20000円を入れている。が、これは自由に使える分、娯楽費や急な出費用なので、保有金額は10万〜50万になったり。)
  3. ネット銀行 →上記の解約返戻金約100万で、3年分は楽天VTIに積み立てNISAで月額33000円支払う
  4. 約6万円が貯金もしくは投資にまわせるお金になるが、楽天VTI積み立てを4年目以降は、この6万円から出すことになるので、実際は27000円をどこかに投資したいと考えています。

 いろんな動画やブログ、たぱぞうさんの本1冊購入して読みました。日本株には興味ありません。米国株を調べているのですが、ど素人からすると、調べれば調べるほど分からなくなり、2万ちょっとで何に投資できるのか分かりません。

 

 高配当株ETF、リート、国債も調べましたが、結局この2万円ちょっとのお金の投資先がわかりません。NISA枠は使ってるので、私の性格上、別枠でS&P500連動の投資信託でもいいのかなあとも思っています。

 

 お忙しい中申し訳ありませんが、この相談が目にとまったときでいいので、ご意見をいただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。

 

 長文失礼いたしました。

市場リスクの先を見ていくということ

 月々2万円の余裕資金をどうしていくかということですね。当面普通預金Aが生活防衛資金として確保されていますから、投資してよいのではないでしょうか。

 

 40代半ばということで、勤続年数も今後20年程度続くのでしょう。それを考えると、長期にわたっての投資というのが可能になります。

市場リスクの先を見通した資産運用をする

市場リスクの先を見通した資産運用をする

 20年後の出口へ向けて、淡々とS&P500に投資をしていくというのは理にかなっています。昨今、市場が荒れています。不安になる報道も目にされているかと思いますが、通過点に過ぎません。

 

 淡々と、今までの日常を、今までの積み立てを続けていけばよいのですね。

 

 1つひとつの情報、リスク、そういったものに振り回されすぎることなく、時間に従って積み立てを重ねていけばよいですね。

 

 すべての情報が必要かというと、そうではないですね。世の中には「知らない幸せ」というものも、存在します。長期投資家にとって、それが株価変動、市場リスクなのかもしれません。

 

 市場リスクに晒されると、本来長期積み立てに向いているはずのSlim米国株のような投資信託でも売られます。

 

 しかし、長期投資家にとって、全ては通過点です。いちいち売ったり買ったりしなくて良いのです。それが市場リスクの先を見通した資産運用ということになります。

 

関連記事です。

  リスクリターンについてですね。資産運用に価値の下落はつきものです。

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  長い歴史の中では通過点に過ぎないということですね。150年は極端にしても、30年、20年をみれば同じことです。

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 ある程度のリスクはマーケットにはつきものであるのも事実です。

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