たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

市場リスクの先を見通した資産運用をするということ

市場リスクの先を見通した資産運用をするということ

 2020年2月から3月にかけて、市場が大きく変動しています。上にも下にも極端に動く相場になっており、毎日のように相場を見ている人にとっては、気が気でない相場となっています。

 

 個人的にはこういう相場は好きです。しかし、底堅いと思われたS&P500が3000ポイントを割る場面があり、やや指値を入れすぎていたため想定外のポジションを取ることになりました。旅行に出ていたため、気が付きませんでした(笑)

 

 幸いにしてすぐに大きく戻りましたから、ポジションをきれいにすることができましたが、想定外の相場というのは、やはりあるのですね。しかし、これは短期資金としてやっていることです。

 

 長期運用の視点ならば、全く気にする必要はありません。単なる通過点なのです。

 

 資産運用をしていると、株価変動リスク、為替リスクといった市場変動リスクとは無縁ではいられません。これらに付き合うのは非常に楽しいことではありますが、下手をすると資産を減らすことになりかねません。

 

 特に、市場に興味がない人にとっては、いちいち付き合う必要は全くないと言えます。極端な言説も登場してきますが、10年、20年後にはすべて通過点となっているのです。心を痛めたり、喜んだり、そういう必要はないのです。

 

 さて、今回は資産運用に縁がなかった、という方からのご質問を紹介します。

資産運用に全く縁の無い生活をしてきました。

こんにちは、はじめまして。


 資産運用、投資とは全く縁がなく、ここまで生きてきた45歳女です。無駄な医療保険、個人年金を解約したきっかけで、この分のお金を何かにまわせないかと考えた結果、投資を少し調べ始めたところです。

 

 現在、楽天VTIに積み立てNISA枠で、月額33000円を積み立て始めました。

 →個人年金解約返戻金約100万あるので、約3年間はここから出そうと思ってます。

 

現在

  • サラリーマン年収 約440万
  • 副業なし
  • 離婚し、1人暮らし。
  • 正直、投資のレートだ、下落だ何だというのを見るのはめんどくさがり屋
  1. 普通銀行口座A →約1000万
  2. 普通銀行口座B →現在30万(毎月18000〜20000円を入れている。が、これは自由に使える分、娯楽費や急な出費用なので、保有金額は10万〜50万になったり。)
  3. ネット銀行 →上記の解約返戻金約100万で、3年分は楽天VTIに積み立てNISAで月額33000円支払う
  4. 約6万円が貯金もしくは投資にまわせるお金になるが、楽天VTI積み立てを4年目以降は、この6万円から出すことになるので、実際は27000円をどこかに投資したいと考えています。

 いろんな動画やブログ、たぱぞうさんの本1冊購入して読みました。日本株には興味ありません。米国株を調べているのですが、ど素人からすると、調べれば調べるほど分からなくなり、2万ちょっとで何に投資できるのか分かりません。

 

 高配当株ETF、リート、国債も調べましたが、結局この2万円ちょっとのお金の投資先がわかりません。NISA枠は使ってるので、私の性格上、別枠でS&P500連動の投資信託でもいいのかなあとも思っています。

 

 お忙しい中申し訳ありませんが、この相談が目にとまったときでいいので、ご意見をいただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。

 

 長文失礼いたしました。

市場リスクの先を見ていくということ

 月々2万円の余裕資金をどうしていくかということですね。当面普通預金Aが生活防衛資金として確保されていますから、投資してよいのではないでしょうか。

 

 40代半ばということで、勤続年数も今後20年程度続くのでしょう。それを考えると、長期にわたっての投資というのが可能になります。

 

 20年後の出口へ向けて、淡々とS&P500に投資をしていくというのは理にかなっています。昨今、市場が荒れています。不安になる報道も目にされているかと思いますが、通過点に過ぎません。

 

 淡々と、今までの日常を、今までの積み立てを続けていけばよいのですね。

 

 トイレットペーパーが無くなったり、カップラーメンが無くなったりしていますが、これも数年後には1つの生活の通過点になっているのでしょう。1つひとつの情報、リスク、そういったものに振り回されすぎることなく、時間に従って積み立てを重ねていけばよいですね。

 

 すべての情報が必要かというと、そうではないですね。世の中には「知らない幸せ」というものも、存在します。長期投資家にとって、それが株価変動、市場リスクなのかもしれません。

 

市場リスクに晒されると、売りたくなるのは心情

市場リスクに晒されると、売りたくなるのは心情

 市場リスクに晒されると、本来長期積み立てに向いているはずのSlim米国株のような投資信託でも売られます。2018年末よりも今のほうが売りが出ていますね。

 

 しかし、長期投資家にとって、今は通過点です。いちいち売ったり買ったりしなくて良いのです。それが市場リスクの先を見通した資産運用ということになります。

 

関連記事です。

  リスクリターンについてですね。資産運用に価値の下落はつきものです。

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  株だけにしないポートフォリオというのも同時に大事です。ただし、債券も利回りがだいぶしょっぱくなってきました。

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  長い歴史の中では通過点に過ぎないということですね。150年は極端にしても、30年、20年をみれば同じことです。

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