たぱぞうの米国株投資

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不動産投資(自宅、収益問わず)は融資可能額を知ることから始まる

不動産(自宅、収益問わず)の資産形成は一日にしてならず

 不動産投資が一般的になりました。しかし、不動産投資と一口に言っても、区分マンション、一棟物件、戸建て、軍用地など多岐にわたります。

 

 様々なアセットがあるだけでなく、それに関する情報も多岐にわたるため、どこから進めるべきか悩まれる方も多いですね。不動産に限らず、資産形成をするのであれば将来の理想や目標をご自身で定めることによって何からやっていくかが明確になります。

 

 金融資産は非常にシンプルで、資産を増やすことを目的とします。一方で不動産は評価額が様々で、資産を圧縮する目的で使われることもあります。そのため、資産運用のフェーズが上がってくると無視できないアセットとなります。

 

 いずれにしても、広く知識や経験を求め、判断できるように準備しておきたいものですね。

不動産による資産形成は目標に寄り添ったものにしたい

 投資の目標は様々です。例えば、現在30歳の会社員が45歳までにFIREを達成するために資産形成を進める場合と、60歳までに給与所得以外で毎月10万円の収入を確保することを目標とする場合では、目指す方向性が異なります。

不動産投資(自宅、収益問わず)は融資可能額を知ることから始まる

不動産投資(自宅、収益問わず)は融資可能額を知ることから始まる

 将来の理想や目標は人によって違いますから、自ら考え、最適化していく必要があります。これが定まったのちに、どう達成していくかの手段にペーパーアセットや不動産などの選択肢が出てくるということですね。

 

 ペーパーアセットの場合は、毎月の収入や支出を考慮し、余裕資金を基に投資先や投資額を決定していきます。

 

 一方で不動産で資産形成を行おうとすると、基本的には融資を活用した購入が前提になります。一般的には、身近で相応の金額を借り入れできるのは住宅ローンとなります。良い自宅選びから不動産との付き合いが始まる人も少なくありません。


 不動産は融資を活用するため、ペーパーアセット以上に慎重な判断が求められます。特に、将来の目標設定に応じて「いつまでにどれだけのキャッシュフローが欲しいのか」や「純資産(不動産の時価からローン残債を引いたもの)をどれだけ積み上げたいのか」によって、選ぶべき物件の種別が異なります。

 

  収益物件を購入する際に無理な借入を行ったり、目的に合わない物件を選んでしまうと、目標達成が難しくなります。例えば、不動産で資産形成したいからと購入しやすい新築ワンルームマンションに飛びつくなどですね。属性によってはその後の融資が難しくなります。

 
 キャッシュフローを重視するということで、中古一棟アパートや築古戸建てを購入する人がいます。それはそれでやり方ですね。一方で住みながら資産の積み上げを狙う、ということでタワマン投資、ファミリー区分投資などを得意とする人がいます。

 

 マンション投資は比較的入りやすいのは事実です。成約した事例の比較で相場観が養えるからです。要は、変数が少ないのですね。

 

 いずれにしても、資産を増やしたいのか、キャッシュフローを増やしたいのか、はたまた資産を圧縮したいのか、目標をはっきりさせておくことが大事です。

不動産も株式も、投資は早く始めて時間を味方につける

 投資は始める時期によって善し悪しがあります。好不況の波ですね。不況時には安く買えるため、リーマンショックの時期に不動産をうまく購入できた方は資産が2倍3倍になっていることでしょう。

 

 しかし、いい面ばかりではありません。不動産は市況が下がっているときに仕込めると大きなリターンを得やすい一方で、不況時は融資つまり借り入れがしにくいという側面があります。

 

 現在、国内では金融緩和の引き締めが進みつつあり、金利も徐々に上昇しています。となると、今後不動産で資産形成を検討するとしても融資を引きにくくなり、購入できないとなることもあり得ます。

 

 今でも好立地好条件の物件が限られるのは事実で、実需であれば住みながら返済を進めることで確度の高い投資になります。積み立て投資でも同じですが、早く始めて良いアセットを買い、時間を味方につけることは投資の鉄則になりますね。

目標から手段をブラさないこと

 不動産は流動性に限りがあり、金額が大きいアセットです。そのため、無理せず手段がご自身の理想や目標に適しているかを検討することが大事ですね。

 

 他のアセットにはない、融資という他人資本を使って資産形成ができるのは不動産ならではの利点です。要は、使い方次第なのです。うまく使えると資産形成に大きく寄与すると言えるでしょうね。


 ちなみに借入可能額を踏まえて物件検索をするには、INVASE Pro(PR)を使うと簡単です。投資可能額と金額に応じた物件選びができます。スマホで条件設定、マンション探しが容易にできる時代になりましたね。

 

 借入額と可能性のある銀行が分からないのにやみくもに探すのは効率が悪いです。まず、買える規模を把握することから始まります。

 

 株式、仮想通貨、不動産、それぞれアプリでアクセスできるようになったのは僥倖です。隙間時間を使って、資産を着実に増やしていきたいですね。

 

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