VTIやS&P500といった米国株インデックスが人生を変えた
blogを始めておおよそ10年になります。
この間、VTIやS&P500といった米国株式インデックスを一貫して推してきました。円安もあり、非常に良い結果となったのではないでしょうか。
円安含めて、予期していた未来が今現実となっている感があります。そして、詳述は避けますがこの流れは続くのでしょう。今ほど投資が簡単になった時代は無いと度々申し上げています。見えている景色が10年前から、よりはっきりしているからです。
何を信じ、どのような投資行動を取るか。この入口の時点で出口の成果は当然ながら決まっているのですね。情報には様々なノイズがあります。それに右往左往しないことです。いっそ口座を忘れるぐらいのほうが良いのかもしれません。
さて、今日は積極的に売買していたわけではないが、1億を達成したためFIREを考えている、という方からの相談をご紹介します。
多忙すぎる毎日だったが、VTIで人生が変わりそうです。
こんにちは
いつも楽しくブログとYouTubeを拝見しております。
2017年にたぱぞうさんのブログと出会い、3000万円の資金から米国株への投資を始めました。
その頃は自分のキャリアや家事育児のあり方、生活に不安を抱えており、下手に個別株や日本株を買って道に迷っていたところ、たぱぞうさんのブログでETFの存在を知りました。
おかげで株式市場に張り付き夜も眠れないようなことはなくなり、安心したことを覚えています。
しかし、その後は、仕事と子育ての両立で精一杯、少額積み立て設定のみで完全に証券口座を放置。積み立てすら途切れる期間もありました。
それでも久しぶりに口座を見てみると、夫婦合わせて1億超まで増えておりました。
もう少しきちんと管理しておけばと深く反省するとともに、あの時たぱぞうさんのブログに出会っていなければこんなに資産を増やすことはできていなかっただろう、と感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
ところで、今回の相談はfireについてです。
以前から体調不良が続いており、会社を辞めることを検討しております。在宅勤務や短時間労働、副業はできないため、続けるか辞めるかの2択しかありません。内気な性格上、新たなビジネスやパートを始めるのも難しいなと感じています。
しかし、こども2人はどうしても中学受験をして海外大学へ進学したいという意思が強く、すでに習い事や学費が重くのりかかり、余剰資金は私の給与のみとなっています。
海外大学への進学はそもそもいけるかどうかも未知数ですので、もし行けるとしても奨学金等自分でチャレンジしてもらうしかなく、親は一般的な大学費用分くらい準備すれば十分だと考えております。
あと何年働きながら、具体的にポートフォリオをどのように整理してリスクをとれば仕事を辞められるのでしょうか。
現在はほぼVTIのみの運用ですが、夫婦それぞれ10%ほど現金化して、調整時にSMH、XLCやVGTに入れる。投資信託は半分ほど解約し、bloomo証券からもう少し攻めた(Mag7や宇宙関連)ポートフォリオを作成する。ということを検討しています。
甘い考えかもしれませんが、30代の頃のような仕事への向き合い方はもうできないなと40にして実感し、ついに体にきたところです。入金力を高めるのが最善だとは思いますが、自分が犠牲になるような気持ちで働くのが家族にとっても良いことだとは思えず、ぐるぐると悩んでおります。
アドバイスよろしくお願いいたします。
家族構成
夫 42歳 会社員 1700万円(税引前)
妻(私)44歳 公務員 400万円(税引前)
子 2人 11歳、9歳
2人とも中学受験後私立中学高校進学予定
都内社宅マンションに居住中、あと14年間居住可
【資産の内訳】
現預金 日本円 670万円
USドル 1000万円(利回り4%)
投資用不動産 2350万円 築30年 年利5%
親ローン600万円
証券口座 11000万円
内訳 夫 日本株 400万円
米国株 7200万円
私 米国株 2600万円
投資信託 1000万円
こども2人NISA等 900万円
たぱぞうさんの活動のおかげで人生の選択肢が広がったこと、改めて御礼申し上げます。これからもますますのご活躍を祈願申し上げます。
1億円あって配偶者が働いていれば、無理する必要はありません
ブログを始めておよそ10年になります。昔から読まれている方の多くの方が、資産を増やされました。1億、2億達成したということで感謝の書き込みを時々頂戴します。

昔よりも最近のほうが投資がシンプルになっており、細かなバージョンアップは欠かせませんが、より簡単になっていますね。米株投資、VTIやS&P500をコアとしたコアサテライト投資は鉄板です。
エッジを利かせるならば、あえてリスクをとってのレバ、テック偏重となるのでしょう。ただし、調整はあります。
さて。
まず、いま感じておられる、働き方を変えたいという気持ちを大切にしてほしいです。体調が揺らぐと判断力も落ちます。そして家庭全体の幸せにも影響します。40 代で働き方を見直すことは自然な流れです。私も40過ぎで退職しています。かつてのような勢いで乗り切れる年代は過ぎ、立場も変化します。
現在の家計は、ご主人の年収 1700 万円が大きな柱です。社宅に 14 年住める点も強みです。教育費が重くのしかかるタイミングですが、それでも家計は破綻しません。
海外大学は奨学金や留学先のアルバイトなど、お子さん自身の努力で開けるケースも多いです。親が全額負担しなければならないわけではありません。
そう考えると、FIREは十分可能です。ご主人の手取りは概算で 1100 万円ほどでしょうか。不動産収入は 5%で年 120 万円。そしてドル預金の利息が約 40 万円。ここまでで年 1260 万円のキャッシュフローがあります。教育費のピークを差し引いても、十分に維持可能な水準です。
退職しても家計は成立する可能性が高いです。
次にポートフォリオです。これまで VTI だけで 1 億円を作られたことは、すばらしいですね。焦ってリスクを取りに行く必要はありません。これからも米株はうねりを伴いながらも強いでしょう。
夫婦で 10% を現金化し、調整時に成長セクターに入れるという案は妥当です。エッジを利かせた投資をコアサテライトで行うのは理に適っています。
とはいえ、MAG7 や宇宙関連は波が大きいため、生活の安定を脅かさない範囲で扱うのが良いです。収益性が不透明な宇宙関連は私はおすすめしませんが、そういう考え方もあるのでしょう。
すでに1億あれば、400万の年収は軽い存在となっています。r>gとはそういうことです。今まで培った資産を大切に、そちらのメンテナンスをしっかりしたほうが労働収入よりも効率的に資金を運用できる、そのような可能性もあります。
資本主義社会とはそういうことで、労働資本に偏った生き方はしなくてよいと私は思います。体調を崩してまで労働する意味は薄く、今までの頑張りを認め、どうかご自分を褒めてあげてください。
穏やかな心持で運用し、家族の日常を支えるほうが、後からの後悔がないと思いますよ。仕事の代わりはいくらでもいますが、家族の代わりはいないからです。
共に頑張りましょう。
関連記事です。