たぱぞうの米国株投資

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人生二度なしという目線で考えた時、転職をどう判断するか

人生二度なしという目線で考えた時、転職をどう判断するか

 転職は悩みますね。私も2度ほどしています。一度は学生時代にやりたかった仕事をやろうと思った時。2度目は独立した時ですね。

 

 辞めるということは、その時の地位や収入を捨てるということで、悩みはつきものですね。しかし、時代が変わりました。サラリーマンが安定しているとは言えないのもそうですし、独立も以前ほど難しくなくなりました。

 

 属人性を持たせる仕事、個人でできる仕事が増えているからですね。さて、今回は珍しく転職に関わるご相談を頂戴しています。

安定した仕事を離れ、よりスキルアップできる仕事に転職を考えている

こんにちは。
いつもブログを拝見させていただいております。

今回お問い合わせをしたのは、今後の人生相談で、金融投資とはあまり関係が
ないかもしれませんが、アドバイスなどいただければ嬉しいと思い、
連絡させていただきました。


私は地元の高校を卒業後、地元の市役所へ入庁し、今年で10年目です。
仕事は建築工事の設計や監理を行っており、やりがいがあるため、
本格的に転職を検討しており、下記のような状況ですが、
積極的に転職していいものでしょうか。

また、少子高齢化社会での今後の自治体職員の展望についてもご意見を
いただきたく存じます。

 

1 年齢・家族構成等:28歳 独身 一人暮らし 
           将来的に結婚する予定あり
           子どもは今のところ二人ともほしくはない
2 資産状況等:貯金 230万円
        株式 米国ETF VIG50万円
        投資信託 60万円
        iDeCo 12万円
        他 軽自動車所有
3 給与手取り:住居手当、少々の残業代含めて21万円程度
4 毎月積立額:emaxisslimオールカントリー 6万円
5 毎月貯金額:2万円
6 生活費:手取りから4,5を差し引いた範囲内で生活
7 借り入れ状況等:なし


当方、恥ずかしながら、今まで転職の経験がないのですが、このまま今の仕事を続けていると
挑戦もせずに人生が終わりそうで危機感を覚えています。

 

大企業でもリストラされてしまう時代なのに、公務員だけはずっと安定している
という保証もなく、むしろ転職してスキルを身に着けるべきだと思っており、
やりたいことにどんどん挑戦していっていくべきだと思っていますが、
たぱぞう様なら上記の状況でどうお考えになるでしょうか。

 

とても拙い文章で申し訳ございませんが、ご教示頂ければ幸いです。

何かを選ぶということは、何かを捨てるということ

 お仕事が充実なさっていて、向上心もおありですね。素晴らしいことです。人生に占めるお仕事の割合は少なくないです。よって、これがつまらないと非常に悩ましいことになるのですね。そういう意味で、大変恵まれています。

 

 一方でそれは恵まれたというよりも、ご自身で勝ち得たものと評価することもできます。就職試験を受け、同僚とうまくやれるだけの熱意と成果を発揮された結果だということです。それも含めて、素晴らしいということになります。


 さて、転職するかどうかですね。今の職場が楽しいならば、それはとてもラッキーですよ。敢えて、スキルアップを図って転職をしてみるという手もあるでしょう。


 しかし、環境が悪化、前のほうが良かったというケースもあります。


 私の知人はもともと民間にいましたが、引っ越しがつらいというご家族の要望を聞き入れ、公務員に転じましたね。仕事としては民間時代のほうが面白かったが、生活は安定している、そのような現状になっています。


 転職というのは、全てを得られるケースもなくは無いですが、少ないように思います。考えてみればそれは道理なのです。つまり、何かを選ぶということは何かを失うということだからです。


 数年前に私は長年勤めた仕事をやめ、FIREというか、独立をしましたね。数年の長きにわたり悩みましたが、結果的にやめてよかったですね。悩んで出した自分の答えに間違いはないのです。


 準備としては、1年間かけてマインドマップを作成し、自分がなぜ辞めるのかを可視化しました。やめる決意が揺るがないようにするためと、後悔しないためですね。といっても、そんなに難しいことではありません。

人生二度なしという目線で考えた時、転職をどう判断するか

人生二度なしという目線で考えた時、転職をどう判断するか

 A4の紙に、やめたい理由ややりたいこと、やりたくないことなどを箇条書きにして関連付けたにすぎません。そして、今も改めて見返すときがあります。原点に返ると、今の生活に満足感が湧いてきます。

 

 生活において記録に残る可視化というのは滅多にしませんが、このように岐路に立ったときはするようにしています。


 面白いのは、その時に描いていた生活と、現実の生活は違うということです。意外に、形にとらわれずその場その場で考えて行動しているからですね。それでも、書きだす価値はあるのです。不思議ですけどね。


 いずれにしても、漠然と勢いで決断するのも悪くありませんが、ぶれない軸のようなものを作られて決断されるといいでしょう。私に相談されるということは、何らかのブレがあり、答えを求めているに違いないからです。


 最終的には、悩んで選んだ自分の決断に間違いなし、そう思いきる勢いが必要になりますね。


 人生二度なしとはそういう決断の積み重ねだということですね。たった一度の人生、本当にやりたいことをやり切る自由を堪能されることですよ。ちなみに、こういう自由が得られたのは、先人たちが払った大きな犠牲があってのものですね。思いを寄せると、自由というのはかけがえのないものだと分かります。

 

 ともにがんばりましょうね。

 

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