たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

世界経済に投資をしていくということ

世界経済に投資をしていくということ

 インデックス投資は金融テクノロジーの恩恵の1つです。個別株はトレンドがあります。たとえば、2000年代は中国株全盛の時代でした。中国株サイトが雨後の筍のごとく生まれましたが、今ではほとんど更新を止めています。

 

 2010年代は米国株の時代だったといってよいでしょう。リーマンショック冷めやらぬ2010年代前半はディフェンシブな株が人気でした。今では想像もつかないかもしれませんが、アルトリアやエクソンモービルといった枯れた銘柄が人気だったのです。セクターETFでは生活必需品、VDCのリターンが優れていましたね。

 

 ハイテクの成長は疑心暗鬼、2000年のITバブルの記憶が払しょくしきれていませんでしたね。一つの象徴がNasdaq総合指数で、2000年の高値を更新するのに実に15年もかかったのです。

 

 個別株をするならば、このように地域別、あるいはセクター別のトレンドを見極めていく必要があります。しかし、インデックスは違いますね。銘柄は勝手に入れ替えてくれるのです。

 

 国別ETFやセクターETFは、個別株ほどではないですが、完全にほったらかしというわけではありません。右肩上がりの源泉となる企業成長、国の制度が変わったならば、適宜利益確定、あるいは損切をして方向性を修正していく必要があるでしょう。

 

 しかし、今のところ米国株ETFにそのような死角は見当たりませんね。代表的な指数はS&P500ですね。これほどまでに広くこの指数が人口に膾炙した時代を、私は知りません。また、極端な不況時を除いてこれほどまでに割高になった時代も知りません。

 

 しかし、債券高になり、他に強いインデックスも無い、不動産も特に商業が怖い、となると、資金の行先は消去法でも米国株になりますね。これは日本に限ったことではなく、世界中でそのようなお金の流れになっているように見えます。

 

 さて、今回は社会制度が変わったら、今のインデックス積み立て投資は成り立つのか、ということで大きなテーマでのご質問を頂戴しています。

 世界経済が成長するという前提が揺らいだらどうなるのか

 いつも楽しく拝見させていただいてます。以前、先進国への投資について質問させていただいたものです。今回は少し投資とは離れた質問をさせていただきます。

 それは資本主義の将来性についてです。


 アメリカでは株主第一主義が浸透しており株主にとって理想的な環境ではあります。その一方で資本主義そのものがいつまで続くのか不安に感じる時があります。将来、社会主義が復活したら投資そのものが無駄になってしまうのではと考えてしまいます。

 

 過剰な株主第一主義に対して懐疑的な意見があるとの記事もあり(日本の話ではないのは承知してます)、ESG投資なども考慮してもいいのかなと考えてます。ちなみに今はidecoとつみたてNISAの枠内で楽天VTIとemaxis slim S&P 500に投資してます。

 

 お忙しい所申し訳ありませんが是非たぱぞう様のご意見を頂戴したいのでよろしくお願いいたしたます。

世界の仕組みが変わるということ、投資が変わるということ

 世界の仕組みが変わるということはあるかもしれませんね。米国から中国やインドに覇権国が変わるかもしれませんし、多極化社会を迎えるかもしれませんね。いずれにしても非常に不確実性が高いことです。

 

 トランプ大統領が米国民に受け入れられたのは、この問題を極めて単純化したからですね。実は米国は非常に難しい時代を迎えています。国内の格差もそうですし、対中政策もそうです。

 

 長らく続いた、覇権国の地位を、GDP世界一の地位を手放すかもしれない、そういう難しい時代なのです。

 

 トランプ大統領が対立をあおり、本来複雑な問題を二項対立のシンプルな問題に落とし込んでいくのは、どこまで計算しているのかわかりませんけども、強固な支持を得るという意味では一定の効果はあったかもしれませんね。

 

 しかし、私たちは普通の市民、普通の投資家ですね。淡々と、しかししなやかにその時に応じた行動をすればよい話ですね。過去の歴史を見てもそうですが、どのような変化があっても、世界経済というのは案外に腰が強く、人々の経済活動というのは絶えることがありません。

 

 そういう意味では、冒頭申しあげたように投資先、投資対象が将来変容する可能性を考慮に入れておけばよい話なのです。逆に、実態に合わないストーリーを作り上げ、固執するのは良くありませんね。これは、特定の個別株やETFに思い入れが強すぎたり、特定の投資手法にこだわりすぎると容易に陥る罠です。

 

 私は株式投資、特に米国株投資を中心に投資をしています。しかし、ブログでの話題は多岐にわたります。これは、広く視野を保つためです。換言すると、よりよい投資先が見つかれば、そちらにも分散投資をしていくという準備です。

経済という人々の営みは絶えることがなく、力強いもの

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 歴史の針は急には動きません。個人の判断のほうがはるかに身軽で、早いのです。少なくとも今は米国株が最も優れた投資先の1つですから、時代のうねりを感じつつ、淡々と続けていけばよいのですね。

 

 投資は不確実性の高い未来にストーリーを描くことが基本となります。しかし、不確実性が高いことを知っておけば、その絵はいつでも描きかえられるのです。その時々に応じた適切な判断ができるのですね。

 

 ところで私はすでに20年以上、投資と関わっていますね。資産も増え、独立をしています。もし、私が何かに拘りすぎる性格であるならば、今の立場は無かったでしょう。あるいは資産を失うか、減らすかしていたでしょうね。

 

 いや、私に限らず、投資というのはそういうことなのですね。不確実性と確実性の狭間での判断、それが投資の面白さでもあるのですね。世界がどのように変容しようとも、しなやかな私たちは何ら恐れることはないのです。

 

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