たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

セミリタイアで月10万円の収入+不労所得で海外移住を目指す

月に10万円の収入+不労所得でセミリタイアと海外移住は可能なのか

 私は若いころに開発途上国に住んでいました。その時に学んだのは、世界の誰もがどうでもいいことに悩んだり、苦しんでいないということですね。世の中の人がこんなにも適当で、ある意味では良い加減で暮らしていることに驚きました。

 

 そう考えると、私たち日本人の勤勉さは称賛されるものですが、世界的には特異なものだとも言えます。

 

 海外が良い、日本が良くない、という話ではありません。その国それぞれの良さがあり、価値観の違いがあるということです。また、違うところと同じところがあります。自分に合うところを取り入れ、よりよい精神状態、生活環境を整えていく、そういう柔軟性は自らの心を豊かにしてくれるということですね。

 

 さて、今日は月に10万円程度の収入を得つつ、不労所得で海外移住をしたいという方からのご質問を頂戴しています。

セミリタイア後、月10万円の収入を得るには

たぱそう様

 

 いつもブログを参考にさせていただいております。今年30歳になる投資歴1年と少しの公務員をしている独身男性です。米国株を中心に投資しております。

 

 投資方針について定まらず、相談させてください。


 相談内容は、高配当株式投資(インカム狙い)か、個別株投資またはレバレッジ ETF投資(キャピタル狙い)かに注力して投資するかです。現在の資産は300万程度です。
なお、働き出すのが遅れ、現在公務員3年目であり資産は2年と少しで形成しました。


 以下、内訳です。SBIをアクティブ投資用口座、楽天を老後用口座としてます。

①SBI証券合計 90万

  • 米国個別株 40万(キャピタル狙い個別株35万、高配当株5万)
  • 米国ETF 50万(SPXL45万、高配当ETF5万)

②楽天証券合計95万

  • 楽天VTI  30万
  • 楽天USA360 25万
  • eMAXIS Slim 先進国 8万(つみたてNISA)
  • eMAXIS Slim米国(sp500) 8万(つみたてNISA)
  • eMAXIS Slim全世界  8万(つみたてNISA)
  • 楽天VTI 10万(iDeco)
  • 楽天全世界 5万(iDeco)

③現金預金100万

  • 定額積立10万
  • 仮想通貨20万(ほぼ遊びです)

④給与手取り22万程度(格安家賃により、投資代を捻出してます)

  • →楽天投信に月6.2万の積立設定(楽天VTI7500、楽天USA360,7500、つみたてnisa3.3万、iDeco1.2万)
  • SBI米国株購入用に3万
  • 定額預金に月2万

を振り分けています。

①について相談したいです。


 最終目標は高配当株で月10万〜20万の配当を得ることです(セミリタイア)。ただし、上の通り元手の資産が小さいため、高配当を積み立てることはあまり資産の増加に効果的でないと思ってます。

 

 大きくキャピタルゲイン(リスクは少なくとも50%以上マイナスは取れます)を1000万程度得てから、高配当株に徐々に切り替えていく方が良いのではないかと悩んでいます(ただし、高配当株投資の勉強のため1株程度の少額で買う予定ではあります)。

 

 また、個別株の売買は40%増で利確、20%減で損切りルールとしてます(2勝3敗を想定してます)。個別株は現在コロナ関連製薬株(ギリアド 、モデルナ、バイオンテック、ノババックス など)を所有しています。


 一方、小額から高配当株の配当を再投資を継続することの重要性も理解しています(「株式投資の未来」に感銘を受けました)。高配当株はVYM、SPYD、コカコーラ、JNJ、P&G、エクソンモービルなどを検討してます。


 なお、楽天で老後資金の積み立てをしているので、SBI口座では勝負を掛けたいと考えております。たぱぞう様ならキャピタルを狙うか、高配当を積み立てるかどちらにしますでしょうか。ご意見をいただければと思います。

 

 海外移住の夢があり(贅沢なものではないです)、可能な限り早くリタイアしたいと考えています。収入10万+株の副収入の生活となることを目指してます。

 

 どうぞよろしくお願いいたします。

資産形成後に配当狙いで月に10万円を得ても遅くはない

 根本的なところがしっかりしていれば、キャピタルとインカム、どちらでもよいと思います。根本的なところというのは、持っていて不愉快になるような金融資産を持たないということです。例えば、高配当ETFのVYMなどは利回りはやや低いものの分散性があり、キャピタルもいくらか取れますね。下がっても安心して持てるETFの1つです。

 

 翻って、個別株は定量的な決算と定性的なビジネスモデルがしっかりしていれば問題ありません。しかし、見込み違いの決算やニュースが出ると株価も心も揺らぎますね。趣味が株ならば個別株は大きな成果を残せる可能性があります。しかし、目標が資産形成ならばETFのほうが良いです。

 

 また、配当狙いの株式、ETFは値上がりが鈍重な傾向にあります。逆に言うと、いつでも入りやすいのです。

 

 私は、資産が少ないうちは個別株でキャピタルしか狙いませんでした。インカムを狙う投資をしたのは、株式投資を始めて15年経過したころからですね。つまり資産形成をしてからということになります。

 

 米国株の成長の源泉は、ハイテクとヘルスケア、銀行を除く金融、半導体です。高配当投資はこれらの成長セクターを外す恐れがあります。言い換えると、若いうちからこのセクターを外した投資をすると、大きな果実を逃す可能性があるということです。

 

月10万円の収入もさることながら、知っておきたいセクターのリターン

月10万円の収入もさることながら、知っておきたいセクターのリターン

 もっとも、このような相場の読みをしないならば、S&P500などのインデックス投資になります。相場をある程度読むならば、セクターETFや高配当ETFということになります。高配当ETFは成長セクターの逆を行く、割安株投資になるところがありますね。

 

 いずれにしても、ある程度の資産を得てから置き換えるという方向で私は良いと思います。あくまで、「私ならばどうするか」という問いに対してのお答え、一つの意見として消化していただけると幸いです。

 

 もっとも、米国株投資というところに行きついた時点でラッキーなのです。海外暮らしを夢で終わらせず、どうか叶えていただきたいと思います。人生二度なし。応援しています。

 

※補足ですが、リタイアメントビザなど定住を前提とするビザだと収入や貯蓄の条件が厳しいです。現地の人と結婚してビザだと要件は下がります。そうでないならば、観光ビザで滞在しつつ、本拠は日本という形になりますね。

 

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  月5万円の配当金を得る目安が2000万円の金融資産です。月10万円ならば4000万円、月に20万円ならば8000万円、月に30万円ならば1.2億円、月に40万円ならば1.6億円となります。シンプルに利回り3%の計算です。2億円だと月50万です。

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  副業がやりにくくなったという現状はあります。しかし、まだまだnoteや太陽光、不動産の門戸は開いていますね。事業収入を得ていくというのは、ペーパーとはまた違う分散ができます。

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