たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

投資方針がころころ変わるのは良いことか、悪いことか

投資が向いている人と向いていない人

 投資が向いている人といない人がいますね。向いている人は、研究熱心で、ぶれない投資方針を持っている人です。デイトレードにしても、長期積み立て投資にしても、研究熱心であることは、投資効率を上げてくれますね。

 

 また、世間一般というのは時に間違えますから、ぶれない投資方針が大事ですね。例えばリーマンショックやコロナショックでもそうでしたが、一時期の相場の変動で動揺して、売ってしまうことがありますね。

 

 その逆、買って失敗することもあります。ITバブルの時は、多くの人が有望とされた小型株に手を出し、痛い目を見ましたね。2017年の仮想通貨バブルなどもそうですね。根拠なく夢を見た人がたくさんいたわけです。

 

  • 誰かが売っていると、自分も売りたくなる。
  • 誰かが買っていると、自分も買いたくなる。

 

 どちらもありますね。一方で、まったくぶれないのが良いかというと、そういうわけでもありません。常に間違うことのない投資というのはないですね。特に個別株はそうで、想定と状況が異なることはあります。

 

 投資が向いている人というのは、研究熱心で人に影響されにくく、しかも軌道修正ができる人ですね。自分がそうではない、投資対象を調べるのは好きではなく、なおかつ影響もされやすいと思うならば、どうでしょうか。

 

 だからと言って、投資をしないほうがいい、というわけではないですね。今は、いろいろな良い商品が出ています。インデックス投信やETFがそれですね。インデックスをコツコツ積み上げるのが、今のところの誰でもできる最適解となります。

 

 さて、今回は投資の軸が定まらず困る、ということでご質問を頂戴しています。

投資の軸が定まらず、投資方針がころころ変わって困ります

 たぱぞうさん、こんにちは。


 ヤマと申します。日々、ブログを見るのが楽しみです。これからも無理のない範囲で更新いただけるとありがたいです。

・相談

 なかなか自分の投資の軸というものが定まらないです。たぱぞうさんは、投資の軸をどのように決めているのでしょうか。沢山の方から様々な相談を受ける中で、自分の考えがブレることはありませんか。

・背景

私:35歳一人暮らし。婚約者あり。正社員。年収(手取り)400万。投資歴3年。遠方に実家あり。

婚約者:32歳実家暮らし、派遣社員。持病があり、生涯働くかは未定。

子:持病次第だが、1-2人希望

 

現在私は、2つの目的で投資をしています。

  1. 老後資金確保 (米国インデックスファンドの投信積立)
  2. 分配金で日常生活の向上 (HDV/SPYDの積立)

 投信積立は評価益&老後資金なので、今の生活には影響がありません。そこで分配金目的でHDV,SPYDも自動積立をしています。

 

 この2本立てにそこそこ満足していたのです…が。最近、HDV/SPYDではなく、本家VTIを購入しようかと迷っています。理由は、HDV/SPYDより数%低いとはいえ分配金がありつつ、それ以上の値上がり益も狙えると考えたからです。
 
 【 分配金:HDV/SPYD>VTI 値上がり益:VTI>>>HDV/SPYD 】

 分配金の少なさを、値上がり益の利確によって賄えるのではないか?

 しかしそれでは、そもそもの投資目的②と変わってしまうのでは?

 

 そんな思いが巡っています。VTIへ切り替えたところで、きっとまた、悩むのでしょう。このように中々軸が定まらないです。


 たぱぞうさんはブログでの質問はもちろん、実生活でも多くの相談を受けているのではありませんか。私ならば、その度に考えが揺らぐ気がします。たぱぞうさんは、どのような信念で人生に向き合ってきたのでしょうか。

 

 なんだか精神面の話になってしまい大変恐縮ですが、ご返信いただければと思います。失礼致します。

投資方針が変わるのは極めて普通のこと、誰もが通る道です。

 投資方針が変わるのは誰もがある、極めて普通のことです。私自身、かつては逆張り集中投資、一時期高配当株投資、さらに個別集中とインデックスの併用、他のアセットの分散と経てきています。 

ぶれない投資方針、ぶれないアセットを持ち続ける

ぶれない投資方針、ぶれないアセットを持ち続ける

 このように変化してきたのは、その時々の資産状況や投資環境に合わせてきたからですね。逆張りをしていたころは、相場環境がよくなかったからです。2000年代ですね。2010年初頭は高配当株投資、これはまず今より株が安く、セミリタイアを意識し始めたからです。

 

 その後、順張りの個別株投資やインデックス投資と変容しています。高配当株をやめたのは、太陽光や不動産でインカムを狙ったほうが効率が良かったからです。

 

 いろいろ理由はありますが、どのような時代でも対応できるのが、やはりインデックス投資だと思いますね。中庸なのです。

 

 おっしゃる通り、VTIなど、あるいは国内の1655や2558、投資信託などをメインにされたほうが良いでしょう。理由は、トータルのリターンですね。米株インデックス投資と高配当投資の両方投資をなさっているということですので、リターンがわかりやすく見えているのではないでしょうか。

 

 インカムというのは一つの収益にすぎません。やはり、キャピタルも押さえた、トータルなところで資産を増やしていくというのが良いですね。積立期間にもよりますが、将来高配当化する面もあります。

 

 諸々考えると、即売るというのはともかく、今後のつみたて投資の比重を検討してみてもよいでしょうね。

 

関連記事です。

  普通のことをしていてはなかなか資産が増えないですね、という話です。

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  セミリタイアと高配当投資はなかなか悩ましいところ、あと何年でセミリタイアするか、というのもかかわるところですね。

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  期間を長くとればとるほど投資は簡単になります。

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