たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

投資や経営で仲間をつくることは必要なのかどうか。

仲間をつくることは必要なのかどうか

 投資というのは基本的に孤独ですね。それこそ私も長らくほとんど一人で取り組んできました。状況が変わったのはブログを始めてからですね。

 

 今はSNS全盛で、投資仲間をさらにつくりやすくなりましたね。いろいろな場がありますから、顔を積極的に出されている方もいますね。

 

 今日は普段とちょっと違う、仲間に関してのご質問を紹介します。

投資や経営で仲間は必要か、それとも不必要か

たぱぞう様、ご無沙汰しております。

 

 いつも、たぱぞうさんの情報発信に助けられている者の1人です。今後とも各分野での活動楽しみにしています。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、今回ご連絡したのは『何かを成すうえでの仲間と友人の存在』について、たぱぞうさんの考えをお聞きしたかったのです。

 

 私は会社からの独立を視野に行動を開始し、身近な経営者や自営業者の方にマインド面でのお話を聞きにきました。そうした中で共通して言われたことが『仲間を集めなさい』でした。

 

「決して仲間は多くはなくていい、とは言え1人では何をするにも難しい」


 これはチームで独立し会社を起こした代表、1人で活動する自営業の方どちらからもアドバイスいただいた事でした。

 

 そして、たぱぞうさんの先のブログ記事で「大勢のチームで1つのことを目指し、等しく達成感が得られるというのは、今そこでしか味わえないことですね。」との一節があり、チームで何かを成す価値についてお話しされていました。


 そこで、私は「やはり、仲間はかなり重要?」との思いが湧いたのです。

 

 私はお世辞にも友人・知人が多い方ではありません。また、仕事における仲間と、プライベートな友人が別であるというのも認識しているなかで、1人の活動・・・ソロである方が身軽でフットワーク良く様々な事を行えている、そんな実感もあるのです。


 そうした実感の中でも頭の片隅にある『仲間の重要性』、先を行く方々の言葉というものはやはり思うところ・・・心に引っかかる部分があります。

 

 たぱぞうさんは投資・資産運用 特に米国株が今ほど浸透する前から取り組まれており、当時としてはかなり少数派であったと過去動画等でも言及されていました。


 世間的に少数派であるならば仲間や友人は見つかりにくい、それでも想いを持って活動すれば自分1人でもやり抜けるのか、それとも、少数派ならではのコミュニティ・仲間がいたからこそやり抜き一般的に言われる「普通ではない人生」を体現することが出来たのか。

 

 一度聞いてみたいと思いましたので、ご連絡させていただきました。

 

 多忙とは存じますが、お時間ある際にお考えを聞かせていただけると幸いです。お体にお気をつけ活動して下さい。今後の活動も楽しみにしております。

仲間がいないと成り立たないわけではないが、より充実するのも事実

 投資に関しては、実はブログを始めるまで一人、二人と話をする程度でした。フットサルの知人で一人、大学時代の友人で一人。時代もありますが、その程度でしたね。よって、殆ど一人で取り組んできた活動になります。


 経営に関していうならば、仲間はたくさんいます。とはいえ、仲間はいたほうがいいですが、極論するといなくても成り立ちます。


 理由は、極端な話経営はお金の出入りが管理できれば回るからです。もちろん、財務3表に通じ、資産など総合的に判断ができることが望ましいです。しかし、借金が無く、赤字でなければどのような法人でも成り立つのです。最低限、出入りが判断できれば回るのです。


 よって、売り上げ、収益がしっかりあるかどうかが経営上は大事になります。シンプル過ぎて、「なんだそんなことか」と思われるかもしれません。しかし、意外と営業が得意でも数字が分からない、気が付いたら回っていなかった。あるいは撤退時期が分からず砂漠に水を注ぐがごとく融資を注ぎ、借金だらけになってしまった、そういう例はあります。


 では仲間は不要かというとそれも言い切れません。仲間がいたほうが効率的な法人経営ができるからです。例えば補助金や助成金、経費、税金といった実際的な知識はよく語られるところですね。


 また、もっと情緒的な支え合いもあります。経営上の悩みや相談を始めとする経験で語られることは検索をかけても出てこない例が多いですね。それは、共有体験をしてきた人が少ないからです。そうなると、知り合いや口コミが大きな意味を持ちます。


 また、経営者は時間の融通が利く人が多く、食事やホテル、観光地、人によってはクルマや時計など人生を豊かにしてくれる要素に精通している方もいます。これらもやはり自分だけで完結するよりも仲間がいたほうがより効果的に情報を集められます。

投資、経営仲間と囲む暖炉と山崎

投資、経営仲間と囲む暖炉と山崎

 ただし、気を付けなくてはいけないのは自分に合ったフェーズがあるということです。


 ろくに数字が出ていないのに華やかな表面の世界に引き込まれ、お金を使いすぎたり、経営がおろそかになったりする例もあります。知っている例では夜のお店に年間で億単位のお金を注ぎ込み続け、建築会社をつぶしたという人がいます。おやんちゃですね。


 あるいはタチの悪い経営者の仮面をかぶった詐欺師に引っ掛かり、会社をつぶした人もいます。経営コンサルという名のもと、銀行に店舗改装の融資を引かせ、コンサル会社の口座に振り込ませ、そのまま音信不通というパターンです。


 奇しくもいずれも二代目です。二代目になると拡大もさることながら守る、あるいは変化して時代についていく、という目線が必要になります。そこのストレスや問われる能力の違いもあるのでしょうね。


 華やかな世界に属すると、あたかも自分の実力のように勘違いしてしまうこともありうるでしょう。実力ある人たちと交流すると、自分もその一員であるように錯覚するののですね。


 しかし、経営者にとっては決算書が自分の通信簿なのです。その数字以上の力は無いと戒めるぐらいがよいのですね。個人にとっては源泉徴収票を含めた年間の収支でしょうか。もちろん、「稼ぐ」という意味での通信簿で生き方そのものの評価ではありません。定量と定性、定量面での一部の評価ということですね。


 同時に、独立、経営者は孤独でもあります。毎日決まった時間に決まった場所に行き、決まった仲間と仕事をして冗談を言い合う。そういう場はありません。慣れないと意外とその孤独な時間に戸惑います。


 私はお話したり、交流したりすることが好きです。そのため、私は自分でコミュニティを作っています。なければ作る。そういった柔軟さも一人経営の良いところですね。決断イコール実行なのです。

 

 何かヒントになれば幸いです。共に頑張りましょうね。

 

関連記事です。

こちらは投資仲間、経営仲間と共催の語る会です。

www.americakabu.com

www.americakabu.com

www.americakabu.com