ブルーモ証券という新たな証券会社
米国株投資、海外分散投資が常識となって久しいですね。
特定口座やNISAが導入されて以後、さらに広がりを見せています。
言うまでもないことですが、米国株市場への投資環境の良さは、さらなる投資環境の改善につながりますね。平たく言うと、適度な競争、適度な商品開発、新たなサービス、こういったイノベーションがより相乗効果を生むということです。
今日は、2024年5月に正式リリースされたブルーモ証券のご紹介です。ブルーモ証券も他社にはない興味深いサービスを取り備えています。
ブルーモ証券とは
ブルーモ証券は2022年6月創業の新しい証券会社です。創業間もないシードラウンドの時に8億円調達し、事業を開始しています。
翌年、2023年6月には第一種金融商品取引業のライセンスを取得しています。業界の中では異例の早さです。個別株を扱う独立系証券会社では最速ペースとも言われています。
そんなブルーモ証券のキャッチフレーズは「投資をみんなのものに」です。
ブルーモ証券は、投資をより簡単に、よりわかりやすく、より手軽に始められるよう設計されています。「投資をみんなのものに」できるようにサービスを提供しているのがブルーモ証券というわけですね。
具体的にどのような特徴があるのか確認していきましょう。
目標ポートフォリオを設計すれば、あとは自動で買い付け可能
投資をするにあたっては、自分が投資したい銘柄と比率を決める必要があります。いざ、目標ポートフォリオを決めても、実際にその比率通りに銘柄の買付をするのは手間がかかります。
ブルーモ証券では、目標ポートフォリオを設定して入金すれば、その先の両替や買付は自動で実行してくれます。手間がかからないので運用が楽になりますね。
これを実現させるのは、ブルーモでは0.0001株から取引できるという強みがあるからです。日本円で少額入金からでも無駄なく、欲しい銘柄を買付してくれます。
また、入金の際に最新のポートフォリオに合わせて、自動で買付銘柄と金額を計算して注文可能です。
銘柄に対して毎月の積立金額を設定しても、多くの証券会社では為替と株価次第で買える株数が変わります。ブルーモなら定期的に入金するだけで、その全額を目標ポートフォリオに沿って買付に割り当ててくれます。
細かい単位で株を買えることで、理想のポートフォリオに少額から取り組むことができるわけですね。
著名な投資家の運用を参考にできるポートフォリオ共有
S&P500など、1つの指数に投資をするだけならさほど難しいことではありません。
しかし、自分なりのアレンジを加えて、独自の目標ポートフォリオを作るとなると、一気にハードルが上がると感じる投資家さんもいらっしゃることでしょう。個別株投資ですね。
例えば著名な投資家だったり、他の投資家のポートフォリオを手軽に見ることができたら、容易に参考にすることができますね。
ブルーモ証券では、その機能が実装されています。
例えば、ウォーレンバフェットのような著名な投資家のポートフォリオをそっくりそのまま真似ることも可能です。
銘柄の構成やバランスだけでなく、リターンも見ることができます。気になる投資家のポートフォリオをベースに、自分なりのポートフォリオを構築してみるのもよいかもしれませんね。
個別株投資は一からスクリーニングして銘柄を選定することもできますが、成績の良いファンドやETF、投資家のポートフォリオから銘柄研究を深めていく方法も有効です。
これから個別株投資に取り組みたい人には、使い勝手の良いサービスでしょう。
ブルーモ証券のリバランスは自動でできる
いざ理想のポートフォリオを構築し、運用を始めてみると、ぴったりと理想通りのバランスで収まる瞬間は稀であることに気付きます。どうしても価格変動がありますからね。そのため、定期的なリバランスが必要とされます。
1株単位で取引する場合、値嵩株などがあると1株の比重が重くなります。そのため、思うようなリバランスが難しい場合があります。また、管理する銘柄が多いほど、リバランスの手間もかかりますね。
ブルーモ証券では、このようなリバランスの手間から解放された運用が可能です。入金時には、目標ポートフォリオに最も近づくよう自動で細かく買付してくれるからです。大きなリバランスの際も、リバランスの指示一つで自動で売買が完結します。
このように、ポートフォリオの持続的な管理もお任せできるのがブルーモ証券の強みですね。
ブルーモ証券と他の証券会社との比較
一般的な他の証券口座と特徴を比較してみましょう。
ブルーモの手数料は、残高に対して年率0.55%です。全自動で運用するロボアドよりは低く設定されています。残高に対してかかるという点では、ネット証券とは違った設計思想ですね。自主設計ファンドの管理手数料のようなものになっています。
ちなみに、
招待コード:Elephant_25
上記を入力すれば、500円上限ですが残高手数料が2か月間無料になります。
一方、「取引手数料はネット証券と違って一切かからない」のが強みです。頻回な売買や自動買付、自動リバランス機能の活用を前提とすると、強みある手数料設計といえるでしょう。
ブルーモ証券は、操作性が簡単でありつつ、個性的な個別株投資やエッジを利かせたリスクリターンを意識した投資もできるのが魅力です。
銘柄選択の際には、他の投資家を参考にしつつ、銘柄とバランスを備えた目標ポートフォリオを簡単に設定できます。また、入金や両替の手間はかからず、複数銘柄を自動で計算して買付可能です。
買付やリバランスなどの管理は楽をしたいけど自分なりのポートフォリオで運用したいという方には理想のプラットフォームといえるでしょう。
投資情報も得られる
情報提供という意味では、マーケット情報や経済コラムなど、投資についての記事が随時更新されています。他の投資家がどれだけ売買したかがわかる「みんなのトレード」や、リターンの良い投資家がわかるユーザーランキングなども見ることができます。
ブルーモ証券は、投資をわかりやすく自動化した楽な運用ができるだけではありません。相場の情報や投資家のトレード状況からマーケットの様子を知ることができる、証券会社といえるでしょう。
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