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たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

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個人型確定拠出年金iDeCoで米国株を始める

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個人型確定拠出年金iDeCoで節税しつつ米国株を始める

 iDeCoでは投信が基本になりますから、個別の米国株や米国ETFは買えません。しかし、投資信託を通して間接的に購入することはできます。

 

 確定拠出年金の改正が行われ、2017年1月からは公務員や専業主婦の方も加入できるようになりました。これは劇的な改革と言って良いでしょう。

 

 古くは共済年金、あるいは厚生年金に加入できない人に大きなメリットのある個人型確定拠出年金です。ここにきて世の中の変化とともに皆保険化しつつあります。

 

 現段階で60歳までの資金拘束はあるものの、節税メリットや免税メリットは大きく、年金運用、あるいは投資の観点からも無視できないジャンルに成長してきています。

 

 特にメリットがあるのが退職金の無い自営業者や退職金が少ない人です。年間の課税所得が控除されるのはみんな同じですが、さらに退職控除が適用されるので、退職金が無ければその枠を活用できるからです。

 

 20年までの勤続年数×40万+20年以降の勤続年数×70万=退職控除

 

 となります。そのため、例えば20歳から働いて、60歳までの40年勤続した人であれば

 

 20年×40万+20年×70万=2200万

 

 この枠内が無税で受け取れるということになります。退職金が何千万とある人はこの枠を使うことになります。しかし、退職金が無い、少ない人は個人型確定拠出年金を活用することになります。

 

 退職金が少ない人にとって、個人型確定拠出年金iDeCo加入が大きな意味を持つ理由がお分かりいただけるかと思います。

 

 まとめます。iDeCoの税制上のメリットは

  1. 住民税・所得税の所得控除
  2. 退職所得控除

 ということです。さて、今回はその個人型確定拠出年金iDeCoについてのご質問を頂きましたので、ここにご紹介します。

個人型確定拠出年金iDeCoの投資の振り分け方は?

Nさんより。

 

この度は、お世話になります。いつも楽しく拝見させて頂いております。


 私は現在43才で半年程前より拝見させて頂く様になったのですが、投資経験も無く20年間専門職のみに没頭してきたため、よく理解できず投資を躊躇していました。


 しかし、毎日ブログを拝見している内に、リタイア後の生活費に対する不安の方が勝り、今月よりイデコで毎月¥68000づつ積立てを始めました。


 SBI証券で申し込んだのですが、どの様に配分すれば良いのか悩んでいる次第です・・
 こんなド素人の質問で大変申し訳ありませんが、ご教示頂ければ幸いです。

個人型確定拠出年金での商品構成の考え方

 68000円の積み立てが可能ということですから、第一号被保険者、その金額枠の大きさが羨ましいですね。これだけあれば、様々な選択ができます。あんまり提案が多いと混乱しますから、2つのケースを想定、提案したいと思います。

 

 前提条件はSBI証券ということですから、SBI証券の商品群に即して組んでみます。

  1. iDeCoディフェンシブお手軽型
  2. iDeCoアグレッシブ型

 ざっくりと分けてみましたが、もちろん組み合わせることも可能です。

iDeCoお手軽ディフェンシブ型

 あまり投資経験が無く、リスクも押さえたいという場合はバランス型を買って分散するという手があります。バランスファンドは国内、海外、債券、株式、リートなどを1つの商品で網羅できるものです。

 

 選ぶ基準としては、シンプルに

  1. 信託報酬が低いもの。0.2%前後
  2. 運用額が大きい

 こういったものが安心できます。具体的には、

  • 大和-iFree 8資産バランス 信託報酬 0.2484%
  • 日興-DCインデックスバランス(株式60) 0.2052%

 SBIならばこの2つが良いでしょう。DCインデックスバランス(株式60)の60とは株式の割合です。米国株に多めに割り振るのが正解ですので、最も株式比率の高い60をおすすめします。

 

 この2つの商品以外は、信託報酬が高すぎます。

iDeCoアグレッシブ型

 私にとってはアグレッシブでもなんでもないのですが、株式主体だとどうしても元本を減らす可能性もあるので、株式投信をアグレッシブと分類しました。また、投資先は米国株が含まれていることを前提としています。すると、以下の2商品が魅力に思えます。

  •  ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス 0.2268%
  • 大和-iFree NYダウ・インデックス 0.243%

 SBIならばこの2つが良いでしょう。それぞれ米国ETFならばTOKとDIAが同じベンチマークです。2008年のTOK設定来のパフォーマンスを見比べると、

f:id:tapazou:20170504085400p:plain

 TOK=赤=24%

 DIA=青=55%

 SPY=橙=60%(参考までにS&P500ETF)

 このようなパフォーマンスになります。一般的にはニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックスのほうが先進国分散と言うことで人気です。米国株だけでなく、日本以外の先進国株式を組み込んでいるからです。

 

 ただし、上記チャートのパフォーマンスの結果を踏まえ、NYダウ連動の大和-iFree NYダウ・インデックスを組み合わせたほうがよいと考えます。理由は米国市場の恩恵を直接的に受けることができるからです。こちらは米国NYダウ30種指数に連動します。

 

 もし、S&P500連動投信が登場するならば、それが良いです。チャートを見ても分かるように、歴史的、実績的にそれが最も安定的成長が望める指数だからです。もちろん、信託報酬には気を付けなくてはいけません。

 

 ただし、残念なことに今のところ確定拠出年金対応のS&P500連動の投信がありませんので、最適解はDCニッセイ外国株式インデックスとiFree NYダウ・インデックスの組み合わせになります。

 

 もし投資資金が余るならば、米国ETFなどに食指を伸ばすとよいでしょう。あくまで参考程度ですが、私ならばという前提に立って提案してみました。ご参考になれば幸いです。

 

 関連記事です。

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 米国株投資ならばSBI証券という選択。

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