たぱぞうの米国株投資

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2019年の相場の展望と投資戦略

2019年の相場の展望とごあいさつ

 あけましておめでとうございます。

 旧年中も多くの方にご覧いただき、ありがとうございました。

 波乱に満ちた年でしたが、ともあれこうして新年を皆様と迎えることができたこと、感謝申し上げます。

今年もよろしくお願いいたします。

今年もよろしくお願いいたします。

 本年も確実性が高く小さくコツコツ、損をしにくい投資を基本に今年もご紹介していくつもりです。

 

 相場は1か月先でも状況が大きく変わることがあります。そういう意味では、1年先というスパンを見通した文章を書くことはあまり意味がありません。でも、楽しいので書くことにします。軽い気持ちでご一読いただければと思います。

 

 まず、2019年相場はボラティリティの高い相場が続くと思われます。今の金利水準は悪くはないですが、株価はやや半信半疑になっていますね。雇用統計や景況指数、企業決算などがしっかりとしていれば良いですが、1つひとつの数字に対して市場の目がシビアになっています。

 

 ちょっとでも事前の見通しよりも弱いとすぐに株価が急落しますね。

 

 そのため、一日に500ドル以上も動くような相場がこれからも続くのでしょう。また、大きく株式が上がることも正直考えにくいですね。金利が高いということは債券などの他の商品の魅力が上がるということです。また、相場のボラを嫌って金などに資金を移す投資家もいるからですね。

 

 ただし、だからと言って極端に株式のポジションを落とすことは機会損失になる可能性もあります。いずれにせよ、無理のないポジションで、リスクを適切に管理していくことが2018年以上に求められるということでしょう。

 

 ある意味では、年に数回訪れるであろう調整相場だけ買うという方法が手堅いのかもしれませんね。仕掛けて待つ、太公望のような心持です。個人投資家の強みである「何もしない」というポジションを生かせます。

 

 機関投資家と違って、個人投資家は成果を出さなくてはいけない、そういうプレッシャーと無縁です。

 

 とはいえ、大きく資産を増やしたい人はこの真逆の発想でうねりを取っていくことになるのでしょう。うまい人はうねりを上手に取っていくことができますね。

 

 いずれにせよ、たった20%下げただけでもこれだけのインパクトがあるわけですから、半値になっても良い心構えというのがイメージしやすかったですね。そういう意味では多くの示唆を与えてくれたのが2018年相場でした。

視野を広く持っていくということ

 投資は株だけではありませんから、視野を広く持っておくと良いですね。弊ブログでは米国株を柱に据えつつも、高値圏であることを認識してからは、太陽光や不動産、債券、あるいはゴールドなどの商品も紹介してきました。ゴールドに関しては尚早ですが、債券は面白いでしょう。

 

 また、太陽光に関してはもう出口が見えています。つまり2020年はもう新規購入はできないでしょう。国が目標とする発電量を満たしつつあるからですね。国策が果たされつつあるということです。そういう意味では、良いタイミングで株資金からの分散の提案ができたのではないかと思っています。

 

 おそらく不動産も株と同じく高値圏でしょう。しかし、株式市場のような開かれた市場ではないので、思いもかけない安値物件などもありえます。これも先入観を持たず、決して急がずゆっくり取り組んでいきたいところです。

 

 融資が閉まっており、頭金も2割3割当然という状況ではキャピタルを取っていくという投資手法はしばらく成り立ちにくいでしょうね。

基本的には債券投資をしつつ、機動性を生かしていく

 ペーパーアセットでは基本的にはBNDやMMFに資金を置きつつ、機動性ある資産運用をしていくつもりです。3%のインカムが確実に得られるならば、それはもう十分ですね。株式でさえ4%から5%の見込みです。±の世界ですから、リスクはありますね。このような相場では、あえてリスクを積極的に取る必要もないのです。

 

 魅力的な不動産が出れば買いますし、相場が大きく下がって適正であれば買いますし、場合によってはCFDなどで売りから入るというのもありうるでしょう。

 

 長期目線ならばやはりNISAとiDeCoです。積み立て投資はブレずに淡々と続けていくことですね。2000年代の暗黒のボックス相場でも20年近く持てば成果が出せたわけですから、気長に取り組んでいくことが功を奏するということです。

 

 今日はここまで、相場雑感でした。本年もともにがんばりましょうね。

 

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