たぱぞうの米国株投資

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2020年代に期待する投資環境

今までにないほど恵まれた2010年代の投資

 2010年代は資産形成をするに最高の状態でした。おそらく、このような恵まれた時代というのは今後無いのではないでしょうか。恵まれたというのは、以下のような投資の幅広さのことを指します。

 

 2010年代に広がった投資で、思いつくものを列挙してみましょう。

 

  • 米国株投資
  • 不動産投資
  • 太陽光投資
  • 民泊投資
  • 仮想通貨

 

 このような投資対象がありました。もっとも、米国株投資や不動産投資は当然ながら100年以上前からのものです。しかし、普通のサラリーマンが取り組める環境になったのは割と最近ではないでしょうか。

 米国株投資のハードルが一気に下がった

 米国株投資に関しては、特定口座対応がやはり大きかったですね。また、投資信託の質が劇的に向上しました。

 

 閉塞感のあった国内市場から飛び出し、より取り組みやすい海外投資にシフトしたこと。このことが、投資実績を上げるきっかけになった人は多いのではないでしょうか。もちろん、私もその一人です。

不動産投資が地主限定のものではなくなった

 不動産投資に関しては、それこそ大昔からあるものです。しかし、地主ではなくサラリーマンが融資を受けて、購入していくという流れは21世紀以後に活発化した印象があります。私の知り合いでも、2010年以後に融資を受け、2桁億規模で回している投資家がいます。

 

 「よく貸してくれたよね」と他人事のように言っていますが、今の環境ではなかなか厳しいですね。

太陽光、民泊、仮想通貨投資という流行

 太陽光投資や民泊投資、仮想通貨は2010年代以降のものです。いずれの投資でもこのジャンルを得意とする投資家が生まれ、多くの人がセミリタイアをしました。

 

 仮想通貨に関しては賛否ありますが、一時的に大きく上げたのでセンスのある人はうまく逃げたのでしょう。

 

 太陽光投資も賛否ありますが、売上が簡単に作れるので、資産管理法人との相性は極めて良いです。こちらも、退職後のサラリーマンの器として最適と言って良く、多くの人がセミリタイアをしました。

 

 そういう意味では、2020年代も正しく情報にキャッチアップし、適切な投資をした投資家が利益を得ていくのでしょう。

 

 これらの情報はきっかけはネットであることが多いです。しかし、正確な情報を得ようと思ったら、それ以上踏み込んで人間関係を広めていく必要があります。

 

 自分の得意なジャンルを確固たるものにするのか。新しい対象にチャレンジをするのか。人それぞれの属性を見極めた投資活動になりそうですね。

 

2020年代に期待する投資環境

 2020年代も新たな投資が出てくるのでしょう。中には可能性があるものもあるでしょうし、中には消えていくものもあるのでしょう。いずれにしても、「コアサテライト投資」の発想でお付き合いをしていくということになります。

 

 コアとなる投資は私の場合は米国株投資です。メンテナンスの手間がいらず、将来の不安も小さい。こういう投資は多くないのです。改めて考えると、これほど楽で、安心できる投資対象は限られます。

 

 願わくは、このコアになる米国株投資が2010年代のように安定的に推移してくれればと思います。

2020年代の投資はこのようなリターンが出せるか

2020年代の投資はこのようなリターンが出せるか

 1970年代からの米国株のリターンです。2000年代はITバブルの余波でマイナスになっています。1980年代、1990年代、そして2010年代はいずれも年率で10%を超えるリターンとなりました。

 

 米国の経済成長率も以前と比べると鈍化していますから、それを補うには自社株買いや収益の拡大などの要素が欠かせません。年率の成長率は4%~5%程度を見込む機関が多いです。

 

 2019年が非常に良かったために、2020年はやや割高感を感じるスタートとなりますが、長い目で無理なく成長していってほしいですね。いずれにしても、退場することなくリスクコントロールをしていく、続けることで成果を残していくということになります。

 

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