たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

株の上がり下がりに左右されない資産運用術

株の上がり下がりにとらわれすぎない投資をする

 株の上下動は、人を一喜一憂させますね。上昇しているときには何ら問題はありませんが、下落したときにどうかということです。損切り売却か、それとも買った時のシナリオが崩れていないならばナンピンか。最悪なのは塩漬けですね。資金効率が悪くなります。

株の上がり下がりに左右されない資産運用術

株の上がり下がりに左右されない資産運用術

 いずれにしても株式投資は千差万別、何を目的として購入するのかということです。中でも米国株式指数連動のETFや投資信託は優れていますね。「米国株は右肩上がり」という神話めいたものが、100年以上の長期にわたって証明されてきています。

 

 「下がってもいつか上がるだろう」という心理的な支えは大きいですね。コロナショックでも米国株投資家の多くが買い向かったのは、そういうことです。半面、ボラタイルな銘柄を触っていた人は、肝を冷やしたことでしょう。

 

 しかし、ボラタイルであるということは上に行く可能性もあるということです。その上がり下がりこそが株式投資最大の魅力であり、給与所得を大きく超える成果を生み出す可能性でもあるのですね。

 

 自分が投資に何を求めて大事な資金を投入するのか。そこに寄り添うことで無茶なトレードをしなくて済みますね。今日は、株の下落に対してのヘッジということでご質問を頂戴しています。

株の上がり下がりをヘッジするためにしていることは何か

 バランスの取れた的確な記述、ありがたく拝読しています。


 米国株投資に関し、1点お伺いしたいことがあります。自らのポートフォリオについては個々に入念にチェックし納得のゆく銘柄群で構成できていると考えています。5~10年の長期投資が前提です。


 ただ、マーケット全体がクラッシュする時にはたとえ耐久力の強い銘柄群でダメージが幾分緩和されたとしてもやはり大きな痛手は避けられません。


 基本的なスタンスは銘柄群の力に信を置き回復を待つことでよいと考えていますが、そういったケースでもたぱぞうさんはヘッジ手段を活用し資産の減価を防がれたことはありますでしょうか?


 リセッションの懸念を強く抱いた際などにかかる手段が使えないかと思いお尋ねしているものです。

 

 因みに、米国株はAMZNやMSFT,ADBEなどのハイテク、TMOやEWなどの医療系が中心で総額7千万円、手元流動性は全体の2割を保つよう運用しています。
よろしくお願いいたします。

株の上がり下がりへの臨み方と考え方

 良い銘柄をお持ちですね。全体的に割安感があるとはいえ今はマインドはやや冷えていますね。

 

 このような見通しがパッと出るのは、私の中で適正株価を考えながら投資をしているからです。この見通しから外れたらしょうがないという気持ちで相場に臨んでいます。逆に、目線を作ってから相場に臨むから、今まで退場をせずに来られたのだと思います。

 

 個別株に関しては、このような自分なりの腹落ちがより要求されます。そうしないと、下がったら売り、上がったら買いという芯のない投資になりがちですね。厳しく見た銘柄が上がっても、別にそれは気にしなくて良いのです。

 

 とはいえ、資産額が大きくなってくると、株式投資の負の面にも目が行くようになりますね。個人差がありますが、大体1億円を超えたあたりでしょうか。人によっては、債券を入れる人もいますし、私のように法人化して太陽光や不動産を買う人もいます。

 

 確実に言えることは、自らの腹落ちを大事にしつつも資産の分散を行ったほうが良いということですね。私は株式投資はそこそこ自信がありますが、それでも分散投資をしたくなりました。

 

 結果的に、太陽光や不動産の収入は安定的で、そろばんをはじけば毎年の収支がはっきりとするものです。買った瞬間に20年、あるいは数年の見通しができる投資です。このようなアセットと株式投資は相性が極めて良いですね。2022年のような例外はありつつも債券もやや近いでしょう。値動きが株ほど激しくないのです。

 

 7000万円を築かれたということは、株式投資に関しては上級者といってよいですね。そこから先のヘッジ方法をどうするか、フェーズが変わる門出にあるのかもしれませんね。

 

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 リスクリターンについて基本となる記事です。

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  先進国、新興国、高配当株。投資の種類は様々あります。自分がどのようなストーリーを描いて投資をするのかということが大事になります。今はETFでリスクを分散できるので、どれも簡単に取り組めるようになりましたね。

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資産が大きくなるとどのような心持に変容するかということです。

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