たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

不況、暴落をチャンスと捉え、適切に投資をしていくということ

不況、暴落は警戒しつつも恐れることはなく、投資のチャンス。

 不況や暴落というのは投資家にとっては恐怖の体験になりますね。しかし、過度に恐れることはありません。アセットの分散と手元資金さえ取っておけば、生活を脅かすようなことにはなりません。

 

 むしろ、多くの投資家にとっては資産を大きく増やすチャンスでさえあります。機関はルールに従ってリスク管理をせざるを得ず、売却もやむなしという判断をすることがあります。個人投資家は違います。

 

 時間が買えますし、意思決定が自分のみですからオーバーシュート、つまり過度に売られたタイミングを見て買えばよいのです。

 

 数年に1回はこのようなお祭り発動モードになるときがあります。その時を逃さずということです。リーマンショック、チャイナショック、コロナショック、いずれもチャンスとしてとらえ、私は資産を伸ばしてきました。逆境また愛すべし、ですね。

 

 ただし、価値のよくわからないものはよくありません。暴落すると不安になり、手放してしまうからです。そういう意味では、指数の売買などは地味ですが、スケールが大きくなると確実性を追いながら比較的シンプルに使えますね。

 

 反面、新興株の難しいところはここにあります。期待値で値付けがされているので、本当の価値が下がった時にわからなくなるのですね。一方で値動きも軽いので、大きく資産を伸ばす人もいます。まさに光と闇です。

 

 いずれにしても、その人、その時に合った投資が大事になります。しかし、ほとんど全員に当てはまるのは、リスク管理ということです。

  • 分散投資
  • 手元資金

 この2つさえしっかりしていれば、退場することはないのです。分散投資というのは何もアセットのみをさすのではなく、労働収入、つまりサラリーマンの給料なども含みますね。

 

 さて、今回はタイミングを見た投資が難しい、ということでご質問を頂戴しています。

今は為替が動いていて投資のチャンスとは思えないが、どうか。

こんばんは。

たぱぞうさんのブログを楽しみながら拝見させていただいております。

早速、本題となり恐縮ですがお尋ねをさせてください。

 

 これから実際のアメリカ株ETF投資をはじめは300~500万程度からゆくゆくは日本株のポジションを売り、額を多くして数千万規模の投資を行いたいのですが、今のダウ平均の値やドルの価格(1ドル109円付近)で買うのはどうなのでしょうか?


 私の記憶では数ヶ月前では1ドル105円台だったと記憶しており、例えば今100万ドルを用意するとすると1億900万円、数ヶ月前ですと1億500万円となります。


 仮に、円ドルの基準が1ドル105円程度だとするとインカムゲインを軸としたETFを買うとすると配当利回りは2%~2.5%で値上がりによる含み益が生じなかった場合、1年分の税引き前の配当総額よりも大きい額が実質的に損になってしまうように感じているのですがもう少し、円ドルがこなれてからにした方が良いのでしょうか?

 

 基本的に、一度購入したら短期で保有して売るのではなく、数十年単位での投資を考えていますので年に1%~2%ずつでも株価が上がり配当が得られれば問題のない差と考えられますでしょうか?


 本来ならば2020年初頭の段階で米国株投資を始めるつもりでしたが、コロナで先が見通せず躊躇してしまい時期を逃してしまいました。

 

 ここまでが1点目のお尋ねです。

 

 2点目は、当面の投資金額300万から500万の投入方法についてですが手数料負けや分散投資の観点を総合的に考えるとこの程度の額ならば一度に投入してしまうのか、100万を3回、5回に分けて投じるのが良いかどちらが良いでしょうか?


 最後に3点目です。まずは、VTI(網羅性の高い)とVYMの2つを買い勉強をしながら他のHDV、BNDを検討したいと考えていますが、当面の可処分所得を増やしたいなどの欲求は薄いので、もう少し利益が大きくなるであろうキャピタルゲイン用の銘柄となるとたぱぞうさんはどちらがおすすめでしょうか?

 

 乱雑な文ですみませんが、お時間がありましたらお教えください。

不況、暴落を脱しつつある今、平時が近づいている

 為替はまだ許容の範囲と考えます。大きく80-120円のレンジですね。ここから外れるようだと、ちょっとしたチャンスの時期です。もっとも、あまり為替リスクを気にすると米国株投資、海外株投資ができなくなります。今のレンジはそれほど極端ではなく、許容と考えます。


 ただし、株式相場もそうですが一気に投資をするようなお祭りの局面は終わりました。淡々と積立投資をしていく局面ですね。本当に買いたい指数、株式を買っていく局面です。

不況、暴落をチャンスと捉え、適切に投資ができたでしょうか。

不況、暴落をチャンスと捉え、適切に投資ができたでしょうか。

 2点目ですが、これは分散投資をしたほうが良いですよ。私は一気に投資をするタイプですが、人にはお勧めしていません。時間分散が良い理由は、為替も株式相場もほとんど平時に戻ったからですね。

 

 3点目ですが、VTIのほうがいいです。長期で持てる銘柄、キャピタルも取れる銘柄だからです。ただし、あくまで配当が、ということでしたら積立で買うのは悪くない選択です。

 

 タイミングを読みつつ投資ができれば資産を大きく伸ばすことができます。しかし、タイミングを読み過ぎると平時になかなかマーケットに参加できず、機会損失を招きます。

 

 手数料は今はあまり気にしなくてよい時代になりましたから、淡々と積立投資をしていくということですね。

 

関連記事です。

  リスクリターンは永遠の課題ですね。

www.americakabu.com

  Nasdaq100とS&P500に関しては、東証上場ETFで事足りる時代になりました。

www.americakabu.com

  かつてブラックロックがHDVの東証上場ETFを出していました。今ならばまた違った売れ方をするでしょうね。時代を先取りし過ぎたのかもしれません。

www.americakabu.com