たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

PFFを全株売却した理由

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PFFは安定的なインカムが見込める

 米国株投資の中でも、PFFは高配当の優先株式に投資をするということで、ポートフォリオのスパイスになります。私の場合はインカムゲイン、月々のキャッシュフローの最大化を目標にしていますので、スパイスどころか主食級に投資をしていました。

 

 今でも魅力的な投資先だと思っています。しかし6月に諸事情あって、70000ドルちょっとのポジションの全てを売却しました。このPFFの売却に関して、数件ほど「なぜ売ったか、理由を知りたい」ということでしたので、記事化します。

 

 私の場合は、PFFという商品そのものに見切りをつけたわけではないということをきちんとこの場で書いておきますね。

PFFはその特性上、値上がり益がほとんどなかった

 まず売却の前提として、海外口座開設、不動産投資、法人設立の3つを考えており、手元にキャッシュが欲しかったということがあります。そのため、キャッシュ化するために何を売るか、という売ること前提で検討したということです。

 

 すでに海外口座は開設しました。諸手数料はけた違いに安く、取り扱い商品も多いです。しかし、10万ドル以上入れておかないと、口座管理手数料が発生します。不動産関係は知識を蓄えているところです。

 

 もし、こういった事情が無ければPFFは今も保持していたでしょう。

 

 私の所持株はすでに数年単位で持っているものが殆どです。そのため、ほとんどの銘柄が値上がりしています。それに対してPFFは値上がりをしていません。その特性上ほとんど横ばいでの値動きになるからです。

 

 他の所持株が譲渡益税の発生が必至だったのに対し、PFFは譲渡益税が発生しない状況でした。ただ、吐き出す毎月の分配金におおよそ20~28%の配当課税が発生していましたので、累積としてはそれなりに税金を払ってきています。

 

 もろもろ考えて、安値で買った株式を売ってしまうのが少々惜しい気がしましたのでPFFを売ったということです。 

PFFの値動きそのものにやや不安を覚えた

 PFFはほとんど値動きが無く、ボラティリティを示すベータ値も低めです。それでも相場の下落には比較的感受性が強いという印象を持っています。

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※Google financeから

 

 上のチャートで下落している2013年は日経平均も5.23ショックと言われるように1日1000円以上下げる場面がありました。これは中国の購買担当者景気指数が50を割り込んだことが直接のきっかけでしたが、世界経済も脆弱に見られていました。

 

 2016年初頭の谷間はいわゆるチャイナショックと呼ばれるもので、NYダウも16000ドルを割り込む場面が見られました。

 

 リーマンショックに比べるとこれらの谷は小さなものです。しかし、PFFもしっかりと連れ安することが確認できます。

 

 2017年7月現在、幸いにしてトランプ政権による政策期待が続いています。法人減税やドッドフランク法の見直しというのがその期待の核になるものです。ただし、PERが21倍になっていることから分かるように、やや先行期待が大きくなっています。

 

 米国株のPERは過去から見るに17~18倍程度でした。それを考えると今のPER21倍というのは奇しくもダウ平均21000ドルと近似する数字で、もし過去のように17倍に収れんするならば17000ドル付近まで下がる可能性がある、かもしれません。まあ、これは非常に単純で雑な考えですけどね。なんの根拠もありません。

より安定的なインカムを求めて

 つまり、米国株の好調な今だからこそ、より安定的なインカムを求めているということです。キャピタルゲインはあればうれしいですが、それを目標にした投資をしていません。あくまで月々のキャッシュフローをインカムゲインで獲得するというのが今の投資の主眼です。

 

 そうすると、日本国内の商品にも目を向けるべきかと思いました。もちろん日本株は含みません。具体的には不動産ということになります。しかし、不動産は非常に高値になっており、素人が今から参入してすぐに旨味があるとは思えません。

 

 ともかく、今は書籍に目を通し、人に会い、知識を貯めているところです。「これだ」と思うものがあれば、このPFF売却で得た資金が意味を持つのでしょう。

 

 今後、1年半前のVTIやVYMのように何らかの確信が得られれば、「たぱぞうの米国株投資」でもご紹介していきたいと考えています。

 

 関連記事です

 PFFを全株売却したということに関しての記事です。意外に反響があり、説明しておきたいと思いました。

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  単純に高利回りだから、という理由で買っても良いのですが、一応知っておくと良いと思われる特徴をまとめています。特に、利回りが近年は漸減傾向だったのは気になるところです。このところ米国や欧州の長期金利が反発していますので、その影響も見極めたいところです。

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  ここで書くように、PFFの利回りは常に5%から6%あります。私が買ったころは常に6%を上回る利回りで、非常な旨味を感じました。これからも値動きに注目していたいと思います。

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