たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

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リバランスは投資に必要か

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リバランスとは?

 リバランスとは、相場変動によって生じた投資配分を調整することです。

 やり方は大きく分けて2つあります。

  1. 投資当初の%を維持する
  2. 相場変動に合わせて%を決める

 リバランスを採用している投資家の多くは「投資当初の%を維持する」方法を採用していますね。SBI証券が分かりやすく図でまとめているので紹介します。

 

 まず、100万円で25%ずつ割り振ります。その後値上がり、値下がりしてバランスが崩れます。それが下図です。

f:id:tapazou:20170521095422p:plain

 それを当初の%に戻すべく、リバランスをします。

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 リバランスによって、再度すっきりした形になりました。これは、ポートフォリオ、株式という同じ属性の中で行われることもありますし、この図のようにアセットクラス、属性ごとに割り振る場合もあります。

 

 細かい言葉の意味はともかくとして、要は「分散させる」ということですね。ですから、分散投資とリバランスは極めて近い関係にあると言えます。さて、以上のことを踏まえてご質問を紹介します。Caseyさんからご質問をいただきました。

インフレ・デフレ、円高・円安、それぞれのリバランス

たぱぞう様


 記事がupされる事、楽しみにしております。宜しくお願い致します。

 私の投資に関しての長期目標で、

  1. インフレ局面、デフレ局面それぞれでの投資。
  2. USドルに対して円高局面、円安局面でのそれぞれの投資。

 この2点を意識しながら、年に1度ほどポートフォリオをレビューし、再投資や追加投資の内容を考えています。

 ついては、たぱぞう様がご推薦されているETF銘柄の長所短所をまとめて頂けると助かります。VTIやVYMのように墓場まで持って行ける投資は私の望む姿で、ETFはその解の一つだと思います。


 しかしながら、上記2点を考慮すると、若干のリバランス程度は必要と考えており、
数値化、図式化する事で、投資になじみのない人でも理解しやすい形を作り上げようと思っています。(あくまでも私の長期目標ですので、急ぎではありません。)

 

 ということです。ご質問ありがとうございます。私は基本ズボラ投資家ですので、ご期待に沿うお答えができるかどうか確信がありませんが、私なりに今のところの考えを記しておきたいと思います。

米国の年率2%のインフレは当面継続される

 まず、前提条件として米国の年率2%のインフレは当面継続されるということです。

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 アメリカのインフレ率

 過去40年近く、非常に良くコントロールされています。米国は人口比率、増加率、経済成長など安定的で、この傾向は持続されると思っています。予測不可能な天災、たとえばイエローストーンが大噴火するとかあれば別ですが、その可能性は高くないでしょう。

 

 インフレ率がこの枠内から大きく振れてハイパーインフレになったり、日本のように長期のデフレになったりということは今のところ考えにくいということです。

 

 こういう前提に立つと、ドルのまま、あるいは円のまま持ち続けるということは年2%前後の価値の下落から避けられないということです。

 

 そのため、資産のうち80%から90%は株式・債券あるいはコモディティ・不動産などに投資することが望ましいです。このうち、もっとも上昇が見込めて、手軽なのが米国株であり、米国ETFということになります。

円高・円安局面での投資

 短期の為替動向は非常に読みにくいです。しかし、21世紀に入ってからのドル円相場はある意味では安定的と言えるでしょう。およそ75円から125円のボックス相場と見ることができるからです。

 

 大きな日本円があると対応に困るかもしれませんが、余裕資金の逐次投入ならば結果的にドルコスト平均法でドルを買い付けることができます。このドルを持っておくということに意味があります。

 

 こちらの記事にドル円にフォーカスして書いてありますので、よろしければご覧ください。長期的には緩やかな円安に収束すると考えます。

www.americakabu.com

リバランスで重要なのは安定的なキャッシュポジション

 リバランスの中で重要なのはキャッシュポジションだと私は考えます。債券やコモディティも意味がありますが、やはり市場の影響を少なからず受けます。また、安定的ですが、リターンは株式に比べると小さいです。そのため、ポジションとしては小さくならざるを得ません。

 

 株式はボラティリティが大きく、リターンも大きいですが、常に見込み違いによる損失のリスクにさらされます。そのため、特定の株式に集中投資をすることは一部のプロを除いて避けなくてはいけません。特に資産が大きくなるほどそうです。給与収入で損失を補てんできなくなるからです。

 

 そういう意味ではバランスファンドやETFは極めてお手軽にリバランスをしてくれる商品ということになります。これらは特に投資に十分な時間を割けない、兼業投資家には大きな意味があります。

 

 これは右肩上がりの米国株投資だから取れる、極めて楽観的な投資手法です。いや、ただただ淡々と買い増すだけですから投資手法でさえもないかもしれません。特に米国ETF、VTIやVYMに死角はないと思っています。

 

 米国が移民政策を止め、人口が停滞し、新しい産業が生まれなくなり、貿易も振るわなくなる。こうなれば他国に投資をしたほうが良いでしょう。しかし、まだまだ米国の勢いは続くと私は見ています。

 

 投資とは成長企業に投資をするというイメージがありますが、これは難しいです。成長市場に投資するのが最も簡単なそれこそ「誰にもできる投資術」だと私は確信しています。

 

 関連記事です。ETFの優位性についてです。

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 手数料が高めなのがネックですが、NISAを活用すればその問題も解決します。

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ある意味では最も簡単なリバランスがウェルスナビです。

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