たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

【TQQQ】はNASDAQ100のブル3倍の値動きを示すレバレッジETF

【TQQQ】はNASDAQ100の3倍の値動きを示すレバレッジETF

 【TQQQ】は、米国ProShares社が運用するレバレッジETFです。2010年2月9日に設定されました。マーケットはNASDAQです。

 

 【TQQQ】はNASDAQ100の日次の値動きの3倍になるように設計されたレバレッジETFです。正式名称はProShares UltraPro QQQです。

 

 NASDAQ100についてはもはや申し上げなくてもよいでしょう。連動するETFにインベスコ社が運用する【QQQ】があります。【TQQQ】はTriple QQQ(3倍QQQ)、いわゆるトリプルQQQですね。

 

 経費率は0.95%です。レバレッジETFとしては平均的な値でしょう。

TQQQの構成銘柄

【TQQQ】の構成銘柄

【TQQQ】の構成銘柄

出所: US版 Yahoo! Finance

 上位10位の構成銘柄です。スワップを使ってレバレッジを効かせています。金融機関名が載っているのは、スワップは相対取引で、どの金融機関を相手にスワップ契約を結んでいるかを示すものです。


 S&P500の2倍レバレッジETFである【SSO】もProshare社が運用するもので、上位10銘柄は同様に、スワップ契約相手の金融機関名が掲載されていましたね。

TQQQとQQQの比較チャート

 NASDAQ100(緑)と比較したチャートです。過去5年ではNASDAQ100の6倍程度のパフォーマンスです。もっともパフォーマンスに大きな差が出てきたのはコロナショック以後だということがよくわかるチャートです。
 

TQQQとQQQの比較チャート

TQQQとQQQの比較チャート

出所: US版 Yahoo! Finance

TQQQの分配金推移

 【TQQQ】の分配はごくたまに少しだけという状況です。レバレッジ商品は値動きにフォーカスが置かれますから、分配はあればラッキーと言ったところでしょう。 

TQQQの分配金履歴

TQQQの分配金履歴

出所: ProShares website

TQQQの純資産額

【TQQQ】について特筆すべきことは、純資産額が大きいことです。
 

TQQQの純資産額

TQQQの純資産額

出所: Bloomberg.co.jp

 日本円で約1兆7000億円です。

SPXLの純資産額

SPXLの純資産額

出所: Bloomberg.co.jp

 S&P500の3倍レバレッジETFである【SPXL】は約3400億円ですから、【TQQQ】は【SPXL】の5倍の資産規模である、巨大なレバレッジETFといえます。NASDAQ100に関してポジティブな見通しを持っている投資家が多いということでしょう。

TQQQは大手オンライン証券では取り扱いが無い

 【TQQQ】は日本の大手オンライン証券会社では2021年9月時点で取り扱いが無いです。サクソバンク証券では購入可能です。

 

 資産規模なら【TQQQ】の方が大きいのに、【SPXL】は日本で買えて、【TQQQ】は日本のネット証券で買えないのは少々不便ですね。

Nasdaq100のブル3倍ならば円建て投信という手がある

【TQQQ】そのものではありませんが、NASDAQ100の3倍レバレッジ商品に投資するならば、大和アセットマネジメントが運用している「NASDAQ100 3倍ブル」があります。

 

 2020年10月に設定され、SBI証券楽天証券マネックス証券等が取り扱っています。

Nasdaq100、ブル3倍の投資ならば投資信託がある

Nasdaq100、ブル3倍の投資ならば投資信託がある

出所:大和アセットマネジメント website

ただし、信託報酬等は高めです。1.5%程度を想定しておく必要があります。

Nasdaq100、ブル3倍投資信託の信託報酬

Nasdaq100、ブル3倍投資信託の信託報酬

出所:大和アセットマネジメント website

また、あと2年程度で償還(運用を終了して投資家に資金を返す)の見込みです。

Nasdaq100、3倍ブルは償還日が示されている

Nasdaq100、3倍ブルは償還日が示されている

出所:大和アセットマネジメント website

 

 レバレッジ型商品故、長期で保有するべきものではありませんよと商品自体が訴えているようにも思えます。

 

 投資信託ですから、約定は1日1回で原則として取引を販売会社が受け付けた翌営業日の基準価額で取引され、取引受付日から5営業日後に受け渡されます。

 

 このあたりはETFとはルールが違いますので特に換金時は念頭に置いておきたいことです。ETFのようにマーケットで取引をすることはできませんし、受渡までの日数もETFよりは長いです。


 要は機動力には欠けるということですね。円建てで買えるという点は魅力的に思える人もいるかもしれません。どうしてもNASDAQ100の3倍レバレッジ商品を試したいというのであれば、候補になりうるでしょう。

 

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 基本的にはレバレッジ系はお勧めしませんが、商品選択の幅が増えるのはよいことだと考えます。

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 TECLなども昨今大変人気ですね。

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