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SBI証券でのiDeCo、おすすめ商品はこれ

SBI証券のiDeCoのおススメ

 常日頃、ブログやYouTubeでは、

「資産形成はシンプルな積立を軸に行うのが良い」

 常々このようなお話をしています。

 

 米国株式指数に連動する投資信託をコツコツと買い進めるのが分かりやすくて良いですね。そして、投資信託を使って資産形成するのであれば、節税をうまく組み入れるのが効率的です。

 

 つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった制度が資産形成を後押ししてくれていますね。今回は改めて、SBI証券でのiDeCoを使った米国株投資についてお話ししたいと思います。

そもそもiDeCoとは

 iDeCoは個人型確定拠出年金の頭文字をとったものです。主に退職後の生活に困らないように、将来に向けてコツコツと運用していく制度ですね。拠出時の金額は明確ですが、将来いくらもらえるかは分かりません。


 その点で、将来の給付額が定まっている確定給付年金との違いがありますね。

iDeCoのメリットデメリット

 iDeCoは節税効果が高いですね。拠出時、運用時、受取時それぞれにおいて、税制優遇が期待できます。ある程度時間をかけて準備していく年金制度と相性がいいですね。

 

 一方、受取時は退職所得扱いとなります。退職所得控除の優遇税制がある反面、それを超える部分には税金がかかるので注意が必要です。

 

 つみたてNISAが中長期の運用なら、iDeCoは長期に特化した税制優遇制度という位置づけです。どちらもうまく使いこなすことで、より効率的な資産形成を目指したいですね。

 

 また、リスク資産で運用のリターンが見込めることと、将来のリターンが不確実であることは表裏一体です。これまで、20年以上投資を続けた場合には、マイナスになることはありませんでした。

 

 それでも、過度なリスクを取って途中で断念しないよう、適切な資産管理をしていきたいですね。

こんな人はiDeCoを使うべきor使わない

 将来への備えとして、iDeCoは多くの人にメリットがあります。特に、退職金制度がない企業にお勤めの方や個人事業主の方は、受取時の退職所得控除をフルに活用できます。


 あるいは、専業主婦の方は拠出時の所得控除はあまり見込めない一方、受取時の控除は大いに活躍してくれます。

 

 逆に、大企業にお勤めで多くの退職金が見込まれる方は、受取時の税金や受け取り方について注意が必要ですね。

iDeCo口座はネット証券一択

 iDeCoの口座管理には経費が掛かります。これは着実に複利の効果を削るものです。従って、できるだけ口座管理費用の少ない金融機関で運用するのが最適となります。その点において、SBI証券などのネット証券は極めて優れた投資環境が整っていると言っていいでしょう。

 

 ここでは、SBI証券のiDeCoに絞って話を進めていきます。

SBI証券のiDeCo口座はセレクトプランに一本化

 SBI証券のiDeCoは優れたポイントがいくつもあります。セレクトプランに一本化され、以下の特徴がはっきりしました。

  1. 低コストの優良インデックスファンドが揃う
  2. 米国に投資できる優れたファンドがある
  3. 運用費用もネット証券ならではの最低水準

 以下、触れていきます。

低コストの優良インデックスファンドが揃う

 以前はオリジナルプランとセレクトプランがありました。現在は、新規で加入できるのはセレクトプランに限られています。これは良いことです。理由は、より低コストな商品ラインナップだからです。

 

 資産運用はインデックスファンドを軸にして行うのが合理的です。SBI証券のiDeCoセレクトプランには優れたインデックスファンドが厳選されています。

米国に投資できるおすすめ商品がある

 投資をするなら米国株を軸にするのが良い。これは私が常々お伝えしていることです。ここ最近の好調な相場だけを見て言っているのではありません。これから20年先、30年先まで投資を続けると考えたときに、長期にわたって経済成長が見込めるかどうかで米国一択だと考えています。

 

 人口の動向、インフレ率や経済成長性、投資環境の発展性などが、他の国と比べて群を抜いて秀でているのですね。

 

 SBI証券のiDeCoで長期的な運用をするならば、米国株式の指数に連動する投資信託を利用することをおすすめしています。例えば、S&P500やNYダウなどが代表的な指数です。

SBI証券のiDeCoで選べる北米系ファンド

SBI証券のiDeCoで選べる北米系ファンド

 個人的にはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめです。もちろん、全世界系など他の商品も優れたファンドが並んでいます。どれを選んでも、Slim系は大きな間違いにならないと言ってよいでしょう。とても親切な設計になっていますね。

運用費用もネット証券ならではの最低水準

 先ほども触れましたが、管理コストはできるだけ抑えるのが良いです。20年、30年、あるいはそれ以上の長期運用となると、わずかなコストの増加が無視できない影響を与えます。

 

 SBI証券のiDeCoならば、証券口座内での運用管理手数料は0円です。投資家目線で信頼できる設計であるのはありがたいですね。

SBI証券でiDeCoに取り組むということ

 SBI証券のiDeCoを活用した資産運用についてお話ししました。iDeCoの特徴を理解したうえで、税制メリットを上手く取り入れながら資産形成に活用していきたいですね。

 

 4月ということで、春から新社会人という方もいることでしょう。中には、早速iDeCoでの運用を検討している新社会人の方もいらっしゃるかもしれません。iDeCoが始まったのは2001年ですが、徐々に定着してきましたね。

 

 転職して企業型確定拠出年金制度がなくなったけど、なんとなく億劫で個人型へシフトできないでいる。もしくは、これまでずっと気にはなっていたけどなかなか始められずにいた。

 

 そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 新年度は新しいことを始めるチャンスでもあります。これを機に、SBI証券のiDeCO口座で、未来に向けた資産運用を検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

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