たぱぞうの米国株投資

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経済的自由を得た成功者から学ぶこと

経済的自由とは

 経済的自由とは、生きるために労働することから解放された状態のことです。生きるにはお金が必要です。そのお金が十分にあったり、なにもしなくても収入としてお金から財布にやってくる状態を経済的自由と言います。

 

 例えば、不動産収入があったり、配当金生活をしていたり、趣味で仕事をしていたり、ということです。誰かに雇われて、命を削って仕事をする状態とは真逆と言って良いでしょう。

 

 しかし、だいたいの人が命を削るまでいかなくても、生きるために仕事をしています。仕事で自己実現をする人もいるでしょうが、経営者であったり、管理職であったり、はたまた本人の思いと仕事がピッタリ合ったケースが多いように思います。

 

 そこで、今日は経済的自由を得ていると思われる、ゆるめの私の友人・知人のケースを紹介してみます。

駅近駐車場経営の友人A

 Aは某地方都市に住んでいます。もともと父親が経営する工場が駅近にありました。しかし、Aは高校教員として働いており、工場を継ぐ気はありませんでした。

 

 そんな時に突然Aの父親が逝去してしまいます。仕事を継ぐか、高校教員勤務を続けるかでAは悩みますが、初志貫徹で高校教員を選びます。そして駅近の立地を生かし、工場をつぶし、駐車場にします。

 

 泣く泣く工場の従業員はさようならをしてもらいました。現在、Aは「高校の給料の殆どは駐車場の固定資産税で消えていく」と嘆いています。額的にはそうかもしれませんが、ミニマリストで生きるならば、そもそも働く必要がありません。それだけの上がりが駐車場からあります。

某都市部ビル経営のB

 Bの家はそれこそ江戸時代から続く名家で、これまた駅前に○○ビルという名前のビル群を10以上持っています。これらの管理は法人扱いになっており、Bは父親のもとで働く若旦那というところです。強みは大都市の駅前でビルをいくつも持っていることです。

 

 場所が素晴らしく良いのでテナントを切らしたことがありません。会うたびに忙しい忙しいと言っています。「じゃあ、やめちゃえばいいのに」というと「えへへ」と言います。単なる忙しいアピールです。

 

 安定的でなおかつ将来を約束された立場ですので、これも働く必要がありません。株式を一族で握っています。

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うーん、すばらしいですね。このビルじゃないですが。

数学の神童と言われたニートC

  Cは某ど田舎の出身で、理系一家に育ちました。Cは両親の良いところを受け継ぎ、数学の神童として育ちます。近所の塾から「無料でいいから来てくれ」と声をかけられたほどですから、実力が窺い知れます。

 

 寝ることと漫画が大好きで、漫画を読んでゴロゴロしては毎夜電気を消し忘れて寝ていました。朝まで輝き続ける部屋の明かりを見たご近所から「神童はやはり勉強量が違う」と評判でした。

 

 そんな睡眠学習が功を奏し、日本一の大学に進みます。そして、学生時代に起業します。順調に会社は拡大を続けますが、「会社を大きくすることには興味がない」という名言を残し、従業員が50名を超えたところで会社を売却します。

 

 同時に趣味でやっていたサイトが成長します。そのサイトは一日?一か月?PV100万超えという噂があります。というより本人から聞いたのですが、飲んでいたので忘れました。とにかく、会社売却金とアフィリエイト収入で今は南国暮らしをしています。昔神童、今ニート、というどこかで聞いたようなフレーズがばっちり合います。そんなCは既婚です。

誰とでも仲良くなれる営業の天才D

 Dは親しみやすい風貌と、いつもニコニコしているその人柄が昔からみんなに愛される人でした。ふにゃふにゃしていますが、そこそこにまじめで、大学で結構よい成績を取り、文系として結構いい会社に就職します。

 

 サラリーマン生活も軌道に乗り始めたころ、幼馴染から声をかけられ、一緒に起業をします。幼馴染のバイタリティと発想力、Dの誰からも好かれる人柄と営業力で会社はトントン拍子に成長を続けます。

 

 そしてとうとう上場を果たします。その後も株価は順調で時価総額は60億を窺おうかというところです。共同経営者のDは自分の持ち分だけでもだいたい25億持っていることになります。たぶん。日本株をあんまり見ていないのでわかりませんが。

 

「いやー、見た目だけで売れないよー、株主さんに怒られちゃうよー」とビール片手に語るDはどこまでも謙虚で、どこまでも仕事が好きです。これまた働く必要は全くありません。

経済的自由を得た成功者のまとめ

 経済的自由を得るには3通りのパターンがあります。

  1. 不動産収入
  2. 株式・配当収入
  3. 会社経営

 AとBは不動産収入です。それは先祖代々受け継いできた資産です。

 CとDは会社経営と株式・配当収入です。運もありますが、本人の資質が大きいです。

 

 一代で不動産収入による経済的自由を得たロバート・キヨサキ氏はたぐいまれな才覚を持つ、選ばれた人ということになるのかもしれません。不動産は株式に比べると難しく思います。流動性が低いこと、メンテナンスが必要なこと、集中投資になること、が理由です。

 

 CとDも文章に起こしてみるとちょっとやはり異質の人です。普段は普通の人ですが。彼らより頭がよい人や向上心に溢れガツガツしていた人はいました。運命を分けたのはリスクを取れたかどうか、というところです。

 

 株式投資でもリスクを取れる人は大きく資産を伸ばすか、退場するかしています。私はこつこつと働き、こつこつと米国株投資を続けていこうと思います。

 

関連記事です。地味に私もそうですが、フローが多いので楽ではありません。

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 収入の複線化がキーワードです。

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