たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

サラリーマンの副業の現実的金額と考え方。

サラリーマンの副業は生活の安定化に有効

 

 サラリーマンの本業の稼ぎは安泰ではありません。絶え間ない国内国外の企業間競争、個人レベルならばいつリストラされるか分からないプレッシャー。こういう不確実な要素がつねにつきまとうからです。

  

 企業、個人問わず生き残ることができればよいですが、生き残れなければそれはそのまま年収減、リストラということに繋がります。固定給のサラリーマン、フルコミッションのサラリーマン。生き方は様々です。

 

 いずれにしても、どのような価値づけをしていくのかという命題は共通します。

 

 ある意味では、個人も変化する社会の中で消費される存在です。方法が通用しなくなった時、アイデアが枯渇した時。その時に私たちはどのように生き抜くことができるのか。

 

 そういう意味では、現代社会を生きるサラリーマンにとって、仕事に精を出しつつも副収入を増やしてリスクヘッジをしておくことは理にかなった行動と言えるでしょう。組織からの評価と、市場からの評価は評価軸が違います。個人で勝負した時に、自分の価値がどの程度のなのか、それを示してくれるのが副業かもしれません。

 

 副業での成功は経済的な安定はもちろん、精神的な安定を得ることを意味します。経済的に組織に頼ることは居心地のよいことです。しかし、困難な時代の今は、頼る先を1つにするのは不安があります。収入の複線化というのはこういう背景があります。

サラリーマンが副業のためにアルバイトを始めたらいくら稼げるのか

 

 サラリーマンがアルバイトで得られる副業の金額を考えてみます。

 

 土日を休みに充てて、平日にアルバイトをするとします。1日2,3時間でもOKというところを探します。夜間のガソリンスタンドなどが募集をかけており、条件を満たしています。

 

 がんばって夕方6時までに上がり、PM7時からアルバイトを始めます。翌日の仕事に差し支えない範囲でPM10時上がりとします。

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 すると、1日3時間の労働です。これを平日、つまり週に5日続けます。すると、週あたりの労働時間数は15時間になります。一か月を4週間と考えると、約60時間ほどアルバイトできることになります。

 

 時給を1000円とします。すると、単純計算で月6万円の副収入が入るということになります。アルバイトはボーナスがありませんので、年間の収入は12か月分です。そのまま掛け算すると72万円です。

 

 時給1000円×3時間×5日×4週×12か月=72万円

 

 月に6万、年額72万という金額が出てきます。この金額は1つの目安になります。

サラリーマンの副収入は自分の価値によって変わる

 ただし、何か資格があったり、スキルがあったりすれば別です。収入は跳ね上がります。誰でもできる仕事に対しては給料が安く、できる人が限られる仕事に対しては給料が高いのです。世の中はこういう厳然たる事実があります。

 

 私の近所でも、こういう現実があります。

  • 昼のコンビニバイト   900円

  • 夜のガソリンスタンド 1000円

  • 夜の居酒屋バイト   1200円

  • 家庭教師       2000円

  • 大学授業補助     2500円 

 自分の価値によって給料は変わるということです。特殊な資格を持っていたり、行政や取引先に顔の利くポストにいたりする人がいますね。そういう人はそれだけで付加価値が付くので、時給は跳ね上がります。

 

 たとえば、官僚についてはいろいろ言われます。しかし、非常に優秀な人材が集う勤務先の1つが省庁であることは間違いないところです。また、国家資格などを持っていればそれを強みにして兼業ができるということになります。その場合も収入は跳ね上がります。

 

 結局、学歴、職歴、資格というのは、自分の価値を高めるための1つの手段です。

たかが6万、されど6万。

 自分は何のとりえもない。資格も無い。そう思う人が多いかもしれません。しかし、例えば若さがあれば、それは大きな武器になります。そう、自分の価値に気づいていないということもありうるのです。

 

 考え方によっては若いころの月々6万は、高齢期の約110万円に相当します。たとえば30歳で6万円を複利で6%で運用したとします。すると、50年後には1,105,209円にもなります。約110万円です。若いころに多少無理してでも投資すべきなのはこういう数字の変化があるからです。

 

 投資を知らず、銀行金利だけで判断すると「6%も無理に決まっている」と思うかもしれません。しかし、NYダウの過去平均利回りは6.8%だったことを考えると、S&P500連動ETFなどでも十分に実現可能な利回りであることが分かります。

 

 もちろん、アメリカの成長も鈍化が見込まれていますから、もしかしたら、3%、4%程度の伸びなのかもしれません。

 

 いずれにしても若いうちに副収入を得て、所得の底上げを図り、着実に資産形成していくことは将来への備えとなることでしょう。若さの特権とは、時間を買える、時間に投資できるということなのです。

 

 物欲、例えばクルマなどに消費をするのか、株式やETFで資産形成をするのか。はたまた副収入も貪欲に求めて資産を増やすのか。選択の自由、価値観の多様化とはこういうことだと思います。

 

 ただし、こういう選択自体を知らないと、ただただ消費の世界に揉まれて終わってしまいます。自分にとっての武器は何か。それを考えるだけで、マーケットにおける自分の価値に気が付くことになります。

配当収入という不労所得の副収入を得ると人生が変わる。

 こう考えると、不労所得や投資の収入の存在の大きさに気づかされます。例えば配当収入は、アルバイトのように時間を取られることがありません。勤労収入との決定的な違いはここにあります。時間をほかのことに使いつつ、収入を得られるのです。

 

 しかも米国株だと、毎年増配をしている株が多くあります。持っているだけで、何十年にわたって収入が増え続けるのです。連続増配銘柄がゴロゴロあるのがアメリカ株です。だれでも労働者から資本者側に回る旨味を享受できるのです。

 

 投資はしたことが無いから怖い、元本が割れるのが怖い、という話を聞きます。しかし、私からすると「投資をしないリスク」のほうがよほど怖いです。日本円という将来どうなるか分からない通貨のみ握りしめておくことのほうがよほどハイリスクです。

 

 通貨の分散をし、投資の分散をしてリスク管理する。副業や配当収入などの副収入を得て、収入の複線化を図る。こういうことが、困難な時代を生き抜くサラリーマンの副業、副収入術だと私は思っています。

 

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