たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

セミリタイアをするには資産だけでなく、キャッシュフローも大事

セミリタイアをするには資産だけでなくキャッシュフローも大事。

 ようやくセミリタイア生活を受け入れ始めた、たぱぞうです。

 投資界隈ではセミリタイアにあこがれる方も多いと思います。そこで、セミリタイアをした立場として書いてみたいと思います。

 

 前回、資産額について書きました。しかし、セミリタイアを資産額のみに基づいて計画すると、なかなか苦しくなります。独身ならばともかく、所帯持ちだとハードルは非常に上がるでしょう。

 

 1億円、あるいは2億円あるとかなり近づきますが、これだと資産形成に時間がかかりすぎるのです。

セミリタイアするために、キャッシュフローを知っておきたい

 資産額と同じように大事なのがキャッシュフローです。現金収支ですね。

  • 月々の収入と支出
  • 年間の収入と支出

 最低限、こういうことを知っておくと良いです。セミリタイアする人は計算をして、これなら大丈夫という安全域を確認してから辞める人が多いと思います。逆に、勢いだけで辞めると後々精神的に追い込まれます。

 

 何か特別な資格があり、いつでも仕事に戻れるならばともかく、そうでない場合は再就職活動が負担になります。長期の収支を把握して、準備をしっかりしたいですね。

月々の収入と支出を知っておく

 まず、月々の収支ですが、これは体感でも構いません。クレジットカードでほとんどの生活費をやりくりしている場合は、毎月の集計をクレジットカードの明細で知ることができるので早いですね。

 

 できれば毎月、少なくとも3か月~半年に1回は月々いくら使っているのか知っておきましょう。そうすると、何に対しての出費が大きく、何を削るべきなのかが見えてきます。

 

 ある程度削れるところは削った上で、月々幾らかかるのかを知っておきます。たぱぞうの場合は、おおよそ25万~75万円の出費がありました。平均すると40万円~50万円というところです。

 

 物欲はありませんが、飲み会やら法人経営上の贈答品やら交通費やら、そういった諸経費で支出がありますね。全てを法人口座で賄うのは実は少々非効率で、あえて個人から落としている面もあります。

 

 法人経営上の支出は個人の立替経費になります。そのため、厳密には個人の支出にはならないのですが、私の場合はひとまずひとくくりにしています。

年間の収入と支出を知っておく

 年間の収入と支出を知っておくことも大事です。むしろ、月々の目安よりもこちらのほうが大事です。月々だと季節変動があったり、突発的なイベントでのブレ幅が大きいからです。

 

 ブレ幅を少なくするために、少なくとも3年間は収支の動向を押さえたほうが良いでしょう。

 

 マネーフォワードをやっている人は簡単に知ることができるということですね。

 

 私の場合はやっていません。やっていない人は、銀行のオンライン口座にログインして、エクセルファイルで出力すると分かりやすいです。年ごとに区切って、入金履歴と出金履歴を自動計算すれば分かります。

 

 私の場合は、おおよそ年間500万程度の出費でした。こうしておおまかな収支を知った上で、逆算をしていくことになります。

単純に資産を切り崩していくと、セミリタイアはハードルが上がる

 こうして収支を知った上で、シミュレーションをしていきます。

 

 シミュレーションの時に、単純に資産を切り崩していく計算にするとセミリタイアのハードルは上がります。例えば、年間の支出が500万円だとして、年金支給までの20年あるいは30年を切り崩していこうと思うと、単純に1億円~1.5億円かかります。

 

 セミリタイアのハードルが大変上がります。もちろん、配当収入や値上がり益を得られれば楽にはなりますが、ここまで資産を築くのが大変ですね。

 

 しかし、もしここで「セミリタイア」ということで、いくつかの収入源を持てるとグッと楽になります。独立して起業しても良いでしょう。これは太陽光や不動産などでハードアセットを持つ人にはお勧めです。売り上げを作りやすいからです。

 

 特に、サラリーマンという属性を持っている人は、培ってきた社会的な信用があります。融資を受けて、資産を手に入れた上で退職するというのは1つの道になります。しかし、ダメな物件を掴むと、それこそ退路を断たれることになります。気を付けたほうが良いですね。

 

 株式は大変すばらしいですが、全力で株だけに投資をするのは市場リスクに身を委ねすぎることになります。私は株を大きな収入源にしていますが、セミリタイアを視野に入れてからは他のアセットとの分散をするようにしました。

 

 他にも、人気の副収入としてはライターやブログなどあります。しかし、知っておきたいのは、ライターは依頼主、ブログはGoogle、それぞれのニーズに応じた成果物を残さないとマネタイズできないということです。当然ですね。

 

 そういう意味では、「雇われの身」とあまり変わらず、本当の意味での自由からは程遠いです。特にブログは労力に対して成果を上げるのが昨今難しいです。そのため、最近では全くお勧めしていません。アルバイトでもしたほうが、よほど効率が良いでしょう。

 

 いずれにせよ受注する側ではなく、発注する側にならないと、サラリーマン時代と何も変わらないということです。本当の自由を得たいならば、働き方を考えなくてはいけません

ダウンシフトという生き方

 2000年ごろにダウンシフト、ダウンシフターという言い方がトレンドだったことがありました。つまり、ギアを落とした生き方ということです。走り続けるのではなく、歩く。そういう働き方、生き方ですね。

 

 今はfireという言い方になっていますが、基本は同じです。

勤労の果てに来る、365日が夏休みという生活

勤労の果てに来る、365日が夏休みという生活

 セミリタイアというのは、完全に働くことを辞めるわけではありません。ストレスの少ない仕事で収入源を得て、人生の自由を大きくしようということです。究極のワークライフバランスですね。

 

 資産は大きいに越したことはありませんが、キャッシュフローを意識することでグッとセミリタイアを近づけることができます。

 

関連記事です。

  こちらは資産に注目した記事です。セットで読むと、セミリタイアについての基本的な考え方がつかめると思います。

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  副業を発展させて、セミリタイア、あるいは独立というのもありですね。この場合はキャッシュフローを重視した形になります。

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  逃げ切り計算機はシンプルに大体の予測を立てるのに適しています。私も活用しました。

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