公共施設を活用して人生をより豊かに
行政の福利厚生施設を活用すると、低コストで生活を豊かにすることができます。どのようなサービスがあるか、列挙してみましょう。
- 図書館
- 美術館
- 博物館
- フットサルコート
- バスケットボールコート
- バドミントンコート
- 卓球
- テニスコート
- ジム
- プール
- ジョギングコース
- テニススクール
- ヨガスクール
- 語学スクール
- 料理教室
図書館、博物館、図書館のような箱物は催事もあって活用すると楽しいですね。
スポーツ系も好きな人には必須の施設と言えます。
スクール系もそこそこのレベルでゆったりと楽しむことができます。
公共施設その1~図書館を活用する~
私は昔から図書館が好きです。子どものころは本を借りてよく読みました。受験生のころは自習室を活用するためによく利用しました。そして社会人になってからは自分の知らない分野の知識に触れるためと、新刊を読むために使っています。
例えば、歴史学であったり、社会学であったり、物理学であったり・・・。仕事をする上では全く触れることのない書名、著者に触れるのは価値あることですね。無料というのが素晴らしいことです。
公共施設その2~市立体育館でのジム~
市区町村運営のジムもよいですね。フリーウェイトがあり、無酸素系の筋トレマシンがあり、有酸素系のドレッドミルなどがあるのが一般的です。
場所によっては東京オリンピックの選手村トレーニング施設に指定されており、リフォームに伴うグレードアップがされています。
施設は充実しているにもかかわらず、安いです。例えばうちの近所の市営ジムは数百円で利用できます。かつては実家の近くの大手スポーツクラブに入会しており、そこの正会員は月々11000円でした。
費用が全然違います。市営ジムのほうが安いのです。しかも、利用者密度は市営のほうが薄いです。マシンに過度に並んだり、エクササイズに予約が必要ということはありません。
これはなぜかというと、私の実家は政令市であり、現在の住まいは中核市だからです。首都圏政令市における福利厚生の薄さは学生時代から実感するところでした。
例えば政令市営の安いジムは自転車や徒歩で通える範囲にはありません。また、テニスコートやフットサル場も競争率が激しくて殆ど当選しません。大都会というのは行政による福利厚生が著しく薄まっていると感じます。利用者数に対して施設が少ないのです。
郊外の市営体育館ではフットサル教室やヨガ教室も開催されており、コンテンツの充実は素晴らしいの一言です。 ただし、田舎すぎると財政が弱いため貧弱な施設か、施設そのものがないということになります。
中学校の給食有り無し、市営施設の充実など行政の複利厚生で住む場所を選ぶのは悪くない選択ですね。
公共施設その3~市営公園でのラン~
市営公園の充実も大事な要素です。私は市営公園でジョギングやテニス、時々水泳をしています。ランは特によく、信号がないので止まらずに走れます。しかも樹木に満ちたラン専用道を走れるので、排気ガスのにおいや、歩道独特のアップダウン、走りにくさはありません。
これも無料です。ありがたいことです。当然のことながら、私が住んでいた政令市にはこのような公園は、車で移動しないとありませんでした。
繁栄を享受するために、公共施設を上手に活用したい
今はゆるやかに貧しくなりつつありますが、それでも日本は豊かになりました。
地方は国庫支出金や地方交付税交付金を活用して箱モノを作り、雇用創出を図っています。良いのか悪いのかともかく、この施設の数々が総じて非常に素晴らしいです。こういう行政による福利厚生という発想は、日本など先進国に限られます。
開発途上国ではこういう発想自体がほとんどありません。余裕もありません。私がかつて住んでいた開発途上国ではこういった施設は殆ど皆無でした。
福利厚生が私営に委ねられている面がありました。私営はコストを意識するので、利用料が高かったり、周囲が開発されるとあっさり宅地や商業地として転用、あるいは売却されていました。
私は今の日本の繁栄を享受するならば行政の福利厚生の活用を考えるとよいですね。大都会に住まないか、自分の利用したい福利厚生施設の近くに住むと利用しやすいです。
中核市などそこそこの都市に住んで、自転車で通える範囲で福利厚生施設の近くに住み、その施設を利用するのが豊かな生活を送る1つの要素かもしれません。私はその観点で自宅を買いました。
仕事で自己実現を図る人生も良いでしょう。都会でバリバリとやり合う人生も良いでしょう。同じように地方都市で行政の福利厚生を享受する人生も良いでしょう。要はバランスと納得だということですね。
人生二度無しですね。
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