たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

毎日積み立て投資はあまりおススメできません

毎日積み立て投資か毎月積み立て投資か

 ドルコスト平均法は分かりやすく言うと、定額定期投資法ということになります。決められたタイミングで、定額を投資していくという方法です。これは上昇の見込める指数への投資に適しています。

 

 多くの人は月ごとに定額投資をしていると思われますが、昨今では毎日積み立て投資というサービスも珍しくなくなってきました。毎日にしたほうがより細かく、時間的なリスクを分散できるという意見があります。

 

 しかし、実際には毎月、毎日というのはさほど気にしなくてもよいと個人的には思います。20年以上のスパンで見れば大きな違いは無いでしょう。さて、今回は毎日積み立て投資か毎月積み立て投資のどちらが良いのかということでご質問をいただいています。

毎日積み立て投資が良いのか、毎月積み立て投資が良いのか

 おはようございます。いつもブログ拝見させていただいております。

 

 投資信託において、イデコやニーサを始めようと思い、証券の種類について先日お伺いしましたところ、楽天VTIやS&P500での運用をオススメしていただいたので、当分はその2つでの運用を考えています。

 

 そこで、また疑問に思ったことがありまして、毎月積み立てか毎日積み立てかを悩んでいます。楽天ユーザーなので、毎月積み立てでクレジット決済にすれば、1%分のポイントが付きますが、毎日の方がより細分化できると思います。

 

 個人的には毎月積み立てで行こうかと思っているのですが、たぱぞうさんのお考えをお聞かせいただけると幸いです。

毎日積み立て投資は取引報告書の波にもまれる

 証券会社のサービスが充実してきています。マネックス証券に続いて楽天証券でも90日指値が使えるようになったのもその1つですね。特に楽天証券の場合は、楽天カードのポイントサービスを導入しています。

 

 これは100円で1ポイント還元というサービスです。つみたてNISAは年間で40万円積み立てができますから、単純計算では4000ポイントのキャッシュバックということになりますね。そして、このポイントは投資信託の新たな購入に充てることができます。

 

 つまり、利回りをそのまま1%押し上げる効果がありますので、楽天カード楽天証券のコラボで積立投資を行うのは非常にメリットがあります。

 

 こうしたことを踏まえると、結論としては毎日積み立て投資よりも毎月積み立て投資のほうが良いということになります。まとめてみましょう。

  1. 端数が少なくなるので、ポイント分がオトク
  2. 取引報告書が少なくて済む

 こういうことですね。

端数が少なくなるので、ポイント分がオトク

 毎日積み立て投資にすると、100円以下の端数が毎日発生します。ピッタリ40万円にしようとするとそうなりますね。最初から月額で100円台でピッタリにしておいたほうが、完全自動投資で楽ですね。いずれにせよ、年末などで調整すればよいですが、それも手間です。そう考えると月額いくらで割り切ってしまってもいいですね。

取引報告書が少なくて済む

 毎日積み立て投資の最大の欠点は毎日取引報告書を送ってくることだと思っています。他に取引がある人は、株式売買報告書や配当受け取り報告書など、確定申告に必要な書類とともに、毎日この投資信託積み立ての売買報告書書類が送られてくることになります。

 

 結果として、本当に重要な書類が埋もれやすくなります。

 

 つみたてNISAなど分かり切った収支の報告書は、年間あるいはせめて月額でまとめてしまえばよいと思います。しかし、そこは日本のサービス、非常に丁寧です。毎日積み立てにすると、お知らせ欄が以下のようになります。

毎日積み立ての取引報告書

毎日積み立ての取引報告書

 このように、同じ内容の売買報告書が毎日送られてきます。たぱぞうの場合は、必要な書類をこの中から探し出し、別ファイルに保管するという面倒な作業が発生していました。そのため、今はNISAに関しては毎週積み立てにしています。

 

 今のようなボラタイルな相場だと買い付け時期は気になるかもしれません。しかし、半値になっても耐えられる確信のある商品をこつこつと10年、20年と買い続けていくことですね。そうすれば、急騰急落相場も単なる通過点だったと振り返る日が来ることでしょう。

 

関連記事です。

  ただただ積み立てていくというのはシンプルで誰もができる投資術ですね。相場の行方はしばらく注意が必要ですが、長い目で取り組んでいくことだと思います。時間を味方につけるのが一番簡単です。

www.americakabu.com

  ポイントということではDMM.com証券もDMM株ポイントということでサービスを導入していますね。手数料競争は一服した感があり、今度はこのポイントで差をつけるという流れになっています。

www.americakabu.com

  楽天証券で口座開設をするメリットです。楽天カードとの併用でポイントを再投資に回せるというのが非常に強いですね。また、楽天VTIを取り扱っているということで、商品面でも強みがあります。比較的後発ですが、サービス面での充実が目立ちます。

www.americakabu.com