たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

年収400万からの積み立て投資戦略

年収400万円からのつみたて投資戦略

 投資というのは節約と両輪です。節約や自主的にコントロールできます。投資は、相場に左右されるのでコントロールできる範囲が限られます。十分な収入があれば、節約をする必要はありません。あるいは投資する必要さえも無いかもしれません。

 

 しかし、私たち一般人は使い切れないほどの収入を得ている例は稀と言って良いでしょう。そのため、節約をしながら投資をしていくということになります。

 

 今回は、年収400万円からのつみたて投資戦略ということでご相談を頂いています。

米国株購入手数料引き下げに伴い、米国株ETFを直接購入したい

たぱぞう様
 いつも楽しくブログ拝見しております。大変お忙しいとは思うのですが気が向いた時で構いませんので投資方針についてご意見いただけますでしょうか。

「相談内容」

 私は他の相談者様と違い資本力はないのですが、低資産での投資方針をお伺いしたいです。

私 :38歳 年収400万
妻 :38歳 年収100万

「現資産」

  • 現金預金 200万
  • つみたてNISA 70万(2018年途中から妻と2人の口座、どちらもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500))
  • 米国個別株 15万
  • iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF 10万
  • iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF  10万
  • 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド  1万

「現在の投資方針(月額)」

 ・つみたてNISA、2口座に月の上限、約67000円
 ・iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF 約5000円
 ・iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF  約5000円
 ・楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド  約6000円
 ・現金預金 10000円

「ご質問内容」

 たぱぞう様にお聞きしたいのは今、米国株投資家で話題になっていますが米国株購入手数引き下げに関することです。

 

 上記のつみたてNISAと現金預金については変更する予定はないのですが、私は今までバンガード・米国高配当株式ETF【VYM】を購入したかったのですが、手数料の関係で購入を見送って代替でiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF、iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF、楽天・米国高配当株式インデックスを購入しておりました。

 ただ今回の米国株購入手数引き下げで【VYM】を購入する敷居が下がったので上記3商品の購入を取りやめて【VYM】を毎月、2株購入しようか迷っております。正直これ以上、毎月の投資資金を増やすのは現状では無理なのでどちらかを選ばなければならない状況です。

 【VYM】を購入したい理由がやはり四半期に一度分配金が出るのが魅力なのとやはり本家のETFを購入したいという思いです。たぱぞう様はどう思われますか現在の投資 方針を継続したほうが良いか【VYM】に変更しても問題ないかを是非、ご意見お聞かせください。

 

・「補足」
 自分は楽天証券を使用しており、東京証券取引所に上場しているiシェアーズETFの売買手数料が0円なので各iシェアーズETFを購入しています。

年収400万円の時の夫婦の合計可処分所得

 米国株購入手数料が下がり、銘柄購入の選択肢が増えました。こういう自由というのは、手に入れると迷います。ある意味では不自由なのかもしれませんね。

 

 しかし、随分と効率的に投資をなさっている印象を受けました。ご夫婦で収入があるとはいえ、可処分所得ベースで見ると、その効率の良さが分かります。

年収400万円の可処分所得と夫婦の収入の相関

年収400万円の可処分所得と夫婦の収入の相関

 ご家庭で一緒の方向を向いて取り組んでいる様子が伝わりました。

 

 さて、結論から申し上げますと、今までの投資を貫いたほうが良いでしょう。理由は下記の通りです。

  • ポートフォリオが複雑になる
  • 外国税額控除が少額のわりに手間になる
  • VYMはVTIやS&P500にパフォーマンス上、劣後する

 しかし、自由に小額から売買することができることをきっかけとして、投資の幅を広げたいというのならば別です。ポートフォリオが複雑になり、外国税額控除ができるようになるというのが、ある意味ではプラスに作用します。

 

 投資が好きになり、個別株を売買するような知識を身に着けるきっかけになるかもしれません。「おいおい、無責任なことを言うなよ」と思われるかもしれませんが、そうしてインデックス以上の成果を収める人もいますからね。

 

 生活における投資をどの程度の割合にしたいのかというところだと思います。私は基本的には今までの方法を貫くことをお勧めしますが、ご自分の生活を振り返って決められると良いと思いますよ。VYMもよいETFです。

 

 限られた収入から、かなりの額を投資に向けられていますね。そこに共感を覚えました。相場はうねりがあります。諦めずに、淡々と続けていける。そんな腹落ちする投資を長く続けていきましょうね。

 

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