マネックス証券で金融リテラシー向上を目指す投資講座を開講
ネット証券大手のマネックス証券が新たに投資塾のサービス「マネユニ・アカデミー」開始しています。他の大手ネット証券ではこのようなサービスがなく、日本取引所グループなど一部の証券関連業務をしている企業での実施に限定されます。
マネックス証券は2012年後半から特に米国株に力を入れており、米国株の個別株取り扱い数が業界トップクラスになります。今日は、そのマネックス証券が展開するマネユニ・アカデミーの内容をご紹介したいと思います。
マネユニ・アカデミーは米国株投資について学べるプログラム
マネユニ・アカデミーには、米国株投資コースがあります。講座は教科書と動画を組み合わせた学習コースになっています。つまり、どこかに出向いたり、集まったりしなくてよいということですね。オンライン学習サービスです。
マネユニ・アカデミーの内容は以下の表のようになります。
価格 | 75,000円(税込:82,500円) |
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授業回数 | 15回 |
各授業時間 | 30~60分 |
教材など | ・教科書15冊 ・動画15回(適時視聴可能) ・書籍「資産を増やす米国投資入門」 「米国会社四季報」(卒業テスト回答者のみ) |
サポート体制 | メールで質問にも回答 |
- 動画は、教科書の内容に沿う。再生可能期間は、1年間。
- 教科書は、申込みから1週間を目途に、発送。
- 動画は本講座申込み後から申込み完了メールが届き次第すぐに視聴可能。
マネユニ・アカデミーでは上記の本講座を受講する前に無料の体験講座を受講することができます。本講座受講の前に内容や雰囲気を体験し、申し込みを検討できるということです。
また、マネユニ・アカデミーでは8月1日(日)~9月30日(木)の期間でキャンペーンを実施しており、この期間の受講料は75,000円(税込:82,500円)から49,500円(税込:54,450円)になっています。
なお、無料の体験講座の申し込みはこちらです。
海外株を長く取り扱ってきた講師陣
「マネユニ・アカデミー」では岡元兵八郎氏と戸松信博氏とから投資を学ぶことができます。
岡元氏は米国株に精通しており、2019年10月よりマネックス証券のチーフ・外国株コンサルタントを務めています。ソロモン・ブラザーズ証券(現シティグループ証券)で外国株式のマーケティング、外国株式関連商品業務に携わり、外国株式部の上級管理職として機関投資家相手の外国株式ビジネスの拡大に努めてこられました。
戸松氏は、日本株・米国株・新興国株・FXの投資情報について会員向けに情報配信サービスを提供しています。フジテレビ「バイキング」をはじめとするテレビ、新聞・雑誌など様々なメディアでの出演経験もあります。
両氏とも海外投資に関する書籍を出版されるなど、広くご活動されてきた方ですね。
マネユニ・アカデミー講座内容について
講義内容は公式サイトに記載されており、下記のように15回に分けて行われます。講義前半は米国株や株式投資についての基礎知識について解説しており、後半で米国株の銘柄について解説した内容になっています。
テクニカルもありますが、ファンダメンタルズあってのテクニカルですね。そういう意味では、下記にあるような財務3表や四季報の活用術、スクリーニングを活用した銘柄選びなどは、投資家にとって必須の知識ですね。
第1回 | そもそも株式ってなに? |
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第2回 | 米国株は、なぜ強い? |
第3回 | 米国の経済指標を知ろう |
第4回 | 米国会社四季報を使いこなそう |
第5回 | 財務三表で業績を確認しよう |
第6回 | 貸借対照表の見方 |
第7回 | 損益計算書とキャッシュフローの見方 |
第8回 | チャート分析の基本を覚えよう~PART1~ |
第9回 | チャート分析の基本を覚えよう~PART2~ |
第10回 | テクニカル分析で売買のタイミングを計ろう |
第11回 | 相場サイクルの見分け方 |
第12回 | メンタルの管理方法 |
第13回 | 活用できる制度、取引手法をおさえよう |
第14回 | スクリーニング機能を利用した銘柄選び |
第15回 | 米国株の主要セクターと代表的な銘柄を知ろう |
ちなみに、上記の受講後に、米国会社四季報と修了証書を受け取ることができます。また、本記事で紹介している80分の無料の体験講座では下記の3点について学ぶことができます。
- 米国株の魅力や日本株との違いや注意点
- 長期的な視点でマーケットを見通す方法
- 企業分析のエッセンス
無料体験講座の申し込みはこちら から可能です。必要事項を記入した後、原則として5分以内に申込みのメールアドレスに無料体験講座の視聴URLが送付されるということです。
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