つみたてNISAを楽しもう
つみたてNISAは金額こそ少額ですが、投資の入り口としては最適ですね。相場環境に左右されず、淡々、こつこつと取り組めるからです。
以下のような認識をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
- 20年米国株ETFを持っていれば殆どプラス圏で運用できる
- MSCIコクサイのパフォーマンスよりもVTIが良い
- 先進国ETFで買えるのは米国ETF
- VTよりもVTIのパフォーマンスが良い
- 新興国投資信託のベストスリーはVWO・EXEi・eMAXISslim
検証結果が出る20年後には、私も還暦を迎えているはずで、非常に楽しみです。
つみたてNISAで魅力な商品5選
選んだ商品は下記の5つです。つみたてしている証券はSBI証券になります。
条件はこのように揃えました。
- 究極のドルコスト平均法、毎日買付
- 毎日323円ずつ積み立て
- 均等に20%ずつ割り振る
ということです。これでほぼ年間40万円になります。理由を示しておきます。
「究極のドルコスト平均法、毎日買付」
こういう買い方は自動積み立てでないとできないやり方です。毎月買い付けでしたら、手動でもできます。ここはあえて決して手動でできないやり方を採用しました。もちろん、手数料が無料というのが大きいですね。
「毎日323円ずつ、均等に20%」
投入金額が変わってしまうと成果がブレますので、ここはそろえてみました。1投信あたり323円ずつの買い付けになります。こう考えると、ささいな日々の支出の重さ、300円の価値が改めて分かります。
つみたてNISAで魅力な商品5選の根拠
つみたてNISAで魅力な商品5選をどのような観点で選んだか、という根拠を書いておきます。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
ニッセイ外国株式でも良かったのですが、昨今お元気なeMAXIS Slimシリーズの信託報酬値下げ路線を支持しました。私はこのMSCIコクサイをベンチマークにするよりも、米国一本の指数のほうが優れていると思っています。
それが本当なのか、20年検証してみたいと思いこの投信を選びました。あくまで、比較対象のためということです。もしこのeMAXIS Slim先進国株式インデックスが20年でパフォーマンス1位になれば、「ごめんなさい」と言いたいと思います。
ifree S&P500インデックス
日本では数少ないS&P500インデックスの投信です。ちなみに世界最大のETFはS&P500インデックスであるSPYです。バフェット先生も家族に勧める盤石の米国大・中型株ETFであり、それと同じベンチマークです。
S&P500インデックス、このパフォーマンスを見定めたいと思いました。この投信も弊ブログで以前つみたてNISAベスト3投信として選びましたので、実際に自分で投資をするのが筋だと思いました。
EXEi つみたて新興国株式ファンド
「EXEi つみたて新興国株式ファンド」では、新興国の成長性が魅力であるという意見があり、それを検証したいと思いました。
FTSE・エマージング・インデックスに連動する投資信託で、韓国を含みません。大・中型株、約1,000銘柄から構成されている時価総額加重平均型の株価指数です。
韓国を含まないのは楽天VWOと同じです。また、チャールズシュワブというバンガードよりも信託報酬で知られるETFを使っているところも興味深いところです。
楽天VWOやeMAXIS Slim新興国株式も魅力でしたが、楽天系・三菱系・SBI系と分散させたかったのであえてこちらの「EXEi つみたて新興国株式ファンド」を選びました。
楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド
いわゆる楽天VTですね。私はVTよりもVTIのほうが好みですが、実際に2年前買ったVTIとVTのリターンはほとんど同じ+45%です。ETFでの比較も続けていく予定ですが、楽天VTと楽天VTIも比較したいと思いました。
すでに楽天VTは投信売り上げランキングでも上位に来ていますね。
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
弊ブログイチオシのVTIの投信版です。ETFでも買っていますが、上記4つの投信との比較をしたいと思い、つみたてNISAでも買うことにしました。20年後の期待リターンはややコンサバに年率5%と見込みますが、果たしてどうでしょうか。
この楽天・全米株式インデックス・ファンドを本命としておきたいと思います。
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新興国投信部門です。ベスト3は今のところこの3つかと思っています。
つみたてNISA,おすすめ投信ベスト3はこちらです。今回はこのベスト3を入れました。
本命の楽天・全米株式インデックスファンドの解説です。