たぱぞうの米国株投資

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米国株、おすすめの証券会社ランキング

米国株取引のできる大手ネット証券会社

 大手ネット証券は5社あります。口座数ごとに並べると、以下のような順位になります。

1 SBI証券 600万口座
2 楽天証券 500万口座
3 マネックス証券 193万口座
4 auカブコム証券 127万口座
5 松井証券 126万口座前後

※2021年現在

  この中で、米国株取引ができる大手ネット証券は、SBI証券楽天証券マネックス証券の僅か3社になります。私はこの3社いずれも口座を持っています。これは、米国株を始める前からです。

 

 各社サービスが改善されたり、改悪されたりということはあるでしょう。3社とも口座を持っていると乗り換えるのが楽なため、柔軟に対応ができます。なお、急激に伸びているのは楽天証券です。1年で100万口座以上伸びました。

 

 また、ランクインはしていませんが、スマホ系証券会社も好調です。LINE証券は会員数が50万を超え、台風の目になっています。このほかにも、かつてワンタップバイと言ったPaypay証券なども15万口座を超え、よく知られる存在ですね。

 

 今回はネット大手3社と長いお付き合いをしてきた、たぱぞうの視点でベスト3の紹介をしてみたいと思います。今まではランキングという形でしたが、各社個性があり、好みの次元になってきました。そのため、その1、その2、その3という分け方にしています。

米国株おすすめの証券会社その1【楽天証券】

 1つめは楽天証券です。楽天証券は、サービス開発力に優れ、独自の強みがあります。

  1. 画面の見やすさはダントツ
  2. 投資信託ポイント買付サービス
  3. 楽天バンガードの魅力
  4. NISAをクレジットカードで買えてポイントが付く

1、「楽天証券は画面が見やすい、分かりやすい」

 楽天証券は画面の見やすさは図抜けており、もっとも迷わず売買ができ、持ち株一覧・ポートフォリオも見やすいです。また、確定拠出年金に早くから力を入れており、業界で最も早く手数料無料化をした証券会社です。

 

 初心者が最初に米国株取引を始めるということならば、楽天証券が一番見やすく分かりやすい画面ですので、一考に値すると思います。

 

 実際に私は身の回りの「米国株を始めたい」という人には楽天証券を勧めています。とっつきにくい画面や新しい画面が立ち上がる形式だと初心者さんは戸惑うことがあります。楽天証券はそれがありません。

 

 ただ、連携先の楽天銀行さんは少々使いにくいですね。画面は良いのですが、振込手数料がちょこちょこかかったり、法人だとスマホアプリから残高確認ができないなど、後述の住信SBIネット銀との差がはっきりとあります。やはり、一長一短ありますね。

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2、「投資信託ポイント買付サービス」

 楽天カードを持っていたり、楽天グループで買い物を頻繁にする人にとってはポイントを使えますので、メリットがあるでしょう。投資信託の買付代金の一部または全てに楽天ポイントが使えるというサービスです。

 

 つみたてNISAをポイントを付けて買えば、それだけで年間4000ポイントも付きます。確実に得られるリターンが購入時からわかっているというのはとても強いですね。 

3、「楽天バンガードの魅力」

  楽天証券は米国株ETFで有名なバンガードと提携して投資信託を作っています。「楽天VTI・楽天VYM・楽天VT・楽天VWO」といった人気のETFを投信でも買えるようにした功績は非常に大きいですね。また、これらの商品はiDeCoやつみたてNISAといった節税制度で利用もできます。

 

 ちなみに、iDeCoで楽天バンガードのシリーズが買えるのは楽天証券だけです。つみたてNISAならば他の証券会社でも楽天バンガードの商品が買えますね。SlimのS&P500か、楽天VTIがおすすめの投資信託です。

米国株おすすめの証券会社その2【SBI証券】

 米国株取引おすすめの証券会社2位はSBI証券です。実はSBI証券は特定口座対応が一番の後発です。そのため、かつては楽天証券やマネックス証券のほうが初心者向けの証券口座でした。

 

 しかし、特定口座対応してからは先進的なサービスをどんどん取り入れており、本腰入れて米国株対応していく決意のようなものが垣間見えます。

  1. 米国株貸株サービス
  2. イデコ&NISA手数料業界最安値
  3. 米国株手数料業界最安値
  4. 外貨買い付け手数料最安値(SBI証券FXαか住信SBI銀行経由)
  5. 米国株式/米国ETF定期買付サービス

 これだけの強みがあります。

1「米国株貸株サービス」

 これはカストックと呼ばれる貸株サービスです。自分の保有銘柄を貸株することで、金利を得ることができます。私は以前、持ち株のほとんどを貸株にしていました。

 

 一か月あたり50ドルから10ドルの雑所得が得られることになります。これだけでざっくり1万ドル相当の高配当銘柄(3%)の配当分ぐらいの収入になりますから馬鹿にできません。

 

 米国株を貸株できるというのが大きな特徴になっていますね。

2「イデコ&NISA手数料最安値」

 NISA手数料は各社とも無料ですが、イデコに関してはばらつきがあります。中でも業界最安を争っているのが楽天証券とSBI証券です。SBI証券が手数料無料にしたところ、楽天証券も即日手数料無料で対抗しており、良い意味での競争が働いています。

3「米国株・売買手数料」

 3社横並び状態になっています。

証券会社名 最低手数料 手数料体系
マネックス証券 0ドル 約定金額の0.45% /上限20$
SBI証券 0ドル 約定金額の0.45% /上限20$
楽天証券 0ドル 約定金額の0.45% / 上限20$

4「外貨買い付け手数料」

 SBI証券FXαか住信SBI銀行経由だと業界最安値の買い付け手数料になります。

ドルの買い付け 手数料 1万ドルあたり
SBI証券 25銭 2500円
住信SBI銀行 4銭 400円
SBI証券FXα 0.5銭 50円

 SBI証券FXαだと1万ドル単位でしか買付できませんが、ダントツの安さです。他社は25銭の手数料です。1万ドルで2500円と考えると結構な手数料がしますね。少額でも住信SBI銀行を経由すれば4銭ですから、これも業界最安ということになります。

 

 こうしたことから、SBI証券でも口座を持っておくのは必須だと私は思っています。今後も業界最先端のサービスを享受できる可能性があるからです。あとは、取り扱い銘柄数を増やしてほしいというところですね。

 

 住信SBI銀行との連携の良さが大きな特徴ですね。住信SBI銀行は振込手数料の無料回数に優れていたり、生体認証によるログイン、残高確認など非常に使い勝手が良い銀行です。

5 米国株式/米国ETF定期買付サービス

 米国株と米国ETFが定期的に自動買付できるようになりました。

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 いずれ私もこのサービスを利用して、ETFの定期買い付けを実行しようと思っています。やはり楽ですからね。特定口座で取引も簡単になっていますから、まとめて買う必要もないですね。

 

 一般口座だと買値や為替を細かく記録する必要がありましたが、ようやく特定口座ならではのサービスが生まれたように思います。

米国株おすすめの証券会社その3【マネックス証券】

 銘柄数の豊富さで有名なマネックス証券です。これに関しては賛否があるかもしれませんね。正直なところ、他の2社とマネックス証券は実力伯仲といったところで、好みが分かれそうです。ということで同率2位です。

  1. 業界最多の銘柄取扱数
  2. 米国株売買手数料最安値
  3. 中上級者のニーズに応じたサービス

 マネックス証券の強みはこの3つになります。米国個別株で、中小型株も売買する人はマネックス証券一択になるでしょう。

1「業界最多の銘柄取扱数」

 取り扱い銘柄数が他社は1300銘柄前後なのに対し、マネックス証券は3400銘柄近くあります。マネックス証券でしか買えない銘柄がある、これは圧倒的な強みと言ってよいでしょう。比較的マニアックな銘柄の売買を想定しているならば、マネックス証券一択ということになります。

2「米国株売買手数料」

 今は料金体系は横並びですが、もともと米国株取引強いマネックス証券なので、今後に注目しています。

 

 ただし、日本株と比べると両社ともまだまだ高いです。今後、この底値をどこが破ってくるのか、業界最安はどこになるのか、楽しみなところです。

3「中上級者のニーズに応じたサービス」

 業界最長の指値期間90日ができたり、逆指値・時間外取引・株価がリアルタイムである点はマネックス証券の強みです。スマホで売買できるトレードステーション米国株のように中上級者に人気のサービスが多いですね。

 

 ある意味では、最もマニア受けするサービスをそろえているのがマネックス証券と言えるでしょう。

米国株、おすすめの証券ランキング、まとめ

1位 楽天証券

 楽天カードで投資信託が買い付けでき、画面が見やすいというのが特徴です。投資信託メインの人にとっては楽天証券がベストです。

2位 SBI証券

 引き続いて先進的なサービスを期待したいですね。カストックで金利をつけることができるので、運用額が大きいとちょっとした副収入になります。

3位 マネックス証券

 米国株取引の老舗の底力ですね。取り扱い銘柄数が断トツです。米国の中小型株を売買するならばマネックス証券一択です

 

 いずれにしても、どこか一社を使うというよりは数社口座を持って使い分けるというのがおススメですね。 私は2法人でSBI証券と楽天証券、個人で3社という形で分けて持っています。

 

関連記事です。

 SBI証券の良いところを中心にまとめています。

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 楽天証券のメリットデメリットをまとめました。画面の見やすさは一番だと思います。課題だった手数料が引き下げられましたので、非常に使いやすい証券会社になりました。SBIと楽天が今はサービス競争、値下げ競争をしていますね。

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 マネックス証券は米国株取引の歴史が古く、取り扱い銘柄数がダントツです。90日指値・逆指値・時間外取引・株価がリアルタイム、などの点はマネックス証券の強みです。

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