築古戸建て投資で見られるタイプ別投資家
築古戸建ての人気が久しいです。小資本で融資が無く始められるからです。しかし、その難易度は高く、撤退する人も少なくありません。そもそも融資を使わない不動産投資はインデックス投資に劣るケースが少なくなく、その時点で難易度が高いです。
しかし、事業所得を作り出すという意味ではアプローチ次第では妙味ある取り組みとなるのも事実です。今回は、米国株投資とのふわっとした比較も含めて、関連したご質問を紹介します。
高配当、インデックス、築古戸建て投資で迷いがあります
たぱぞうさんこんにちは。
いつもブログやX拝見させていただいています。
資産入金について迷っており質問させていただきました。長文ですみません。
現在30代前半、若いうちにかなり仕事を頑張って稼ぎ現在5000万ほど資産を作りましたが、今後はもうあまり稼げない仕事のため貯金も増えなそうで、インカム収入を早く作ってサイドfireのような生活をしたいと思っています。
投資は2020年に積立nisaを始め、2021年から米国高配当etf のVYM.SPYD.HDV.少しQYLDと2022年から日本株個別銘柄をs株でコツコツ買っています。
なるべく早いうちのサイドfireが目標なので、1200-1500万程をインデックス投資で投資開始の15年後(現在の10年後)位から4%ルールで取り崩し、3000万程を高配当株などインカムが税引後4-4.25%ほど貰える投資に回し、残りは生活防衛費などとざっくり思っているのですが、株は年々右肩上がり、更に円安で為替リスクもあり米国高配当etfや日本株含め買いにくくなってしまい、現在インデックスと高配当合わせ1200万程しか投資に入金できてません。
投資歴が5年あり資産もまだ十分にあるのに入金ペースが遅くかなり機会損失してるのでは?現在の入金ペースではサイドfireが遠いなと思い始めました。
今後も株価は右肩上がりトレンドになりそうで高配当は入れづらい状況が続きそうですが、もう少し入金ペースを上げるために何をどのように買っていくほうがおすすめかたぱぞうさんのご意見を聞きたいです。
とりあえず機会損失を避けるためにも現在余剰資金の500万ほどをまとめて買ってみたいと思ってるのですが、これをインカム狙いで今少し買い時になっているとも聞く米国債券分野に挑戦してみる。
もしくは、円安だし現在特別割安とは言えないがSPYDは現在4.5%ほどの配当があるのでそちらなどに機会損失を避けるために入れる。
もしくはどちらもそこまで買い時じゃないので10年後の4%ルールのためにS&P500にまとめてor少し分割しつつ入金などの方法で考えているのですが、その他にもどのような方法や入金ペースがおすすめでしょうか?
多少分割しつつ入れるなどもありかなと思いますがとにかく現在よりも入金ペースを上げ早くサイドFIREに近づきたいです。
ボロ一軒家不動産などを勉強して買ってみるなども少し検討しましたが、投資というよりは管理の経営能力が必要そうで少し大変そうかなとは思いました。
また、個人事業主ということもあり信用は少ないので銀行からお金を借りてレバレッジをかけやすい身分ではありません。
インデックス投資はオルカンとs&pを半分ずつで合計で現在月10万でやっています。
このペースも増やすべきなのかもしくはある程度一括投資しようかとも迷っています。
投資開始した年の15年後(現在から10年後)位から4%ルールで取り崩ししていこうと思ってますがFIREを目指してる場合の取り崩しの時期についてもアドバイスいただきたいです。
大変長くなってしまって申し訳ありませんが、アドバイスくれたら嬉しいです。
これからも応援しております。
情報過多な現代社会を生き抜くシンプルな投資
今は情報過多で、取捨選択のほうがむしろ大変な時代です。そういう中にあって、迷われている様子がよく伝わってきました。とはいえ、コツコツと投資を続けてきた成果が出てきています。
ご友人でここまで貯めた人は多くないのではないでしょうか。
まず、株を買いにくいと感じている点は、その通りです。調整が少ないですね。その上で、順にコメントをしてきます。
まず、魅力に感じていらっしゃるのは高配当株ですね。ETFをベースにお話ししていきましょう。米国高配当ETFは円安の影響で割高に見えます。さらに、SPYDやHDVは構造的に株価成長力が弱い面があります。この点は長期投資家にとっては無視できません。
配当利回りが高いと、どうしても魅力的に映ります。しかし、利回りだけで判断すると、将来のリターンを失ってしまうことがあります。とくに、長い期間を戦うサイドFIREでは、元本の成長が最も効いてきます。インカムよりもまず、土台の成長が重要です。
よって、お若いのでやはりS&P500などの成長株を含むインデックスをコアにされたほうが良いでしょう。NASDAQ100やFANG+などのチャートも見ておくと良いです。
長期で見れば、強い成長が期待できます。10年後に振り返って失敗した、と感じにくいのはインデックスの方です。これは長期投資の大きな利点です。
期間は5年を目安に考えるといいでしょう。例えば1500万円であれば、年間300万円です。投資をしているうちに、値動きに慣れ、調整も訪れるでしょう。その時に投資を加速させることもできます。
次に取り崩しの開始時期についてです。投資開始から15年後という考え方は間違っていません。しかし、取り崩しは固定ではなく、柔軟に考えておくと良いですよ。15年かければ、分配金が十分な額に育っている可能性があります。
もちろん、元本も何倍にもなっているでしょう。そうなると、取り崩しはもっと少額かつ先でも良いことになります。

最後に築古不動産についても触れます。ボロ戸建て再生は、やらなくてよいでしょう。手間と時間がかかり、再現性も高くありません。サイドFIREとの相性はあまり良くないと感じています。本業を持ちながら進めると、どうしても負担があります。また、すでにレッドオーシャン化しています。
築古で潤っている人は以下のタイプです。よく見極めるとよいですよ。
- 築古仲介をして仲介手数料最低額の30万、売りと買いで60万、サロンで無限に売りまくっている、無限城自家消費型仲介タイプ。
- 管理を引き受け、大家から目につかないことを良いことに修理費や保険などを多めに何度も請求しているマッチポンプタイプ。
- 元々職人や手先が器用で集中でき、スキルも人脈もあり。労働集約的ながら好きと得意を組み合わせて成功する王道タイプ。
余剰資金はインデックスへ淡々と入れる。高配当株は、サテライト程度に良いタイミングが来たときに試す。これが1つの道かと思います。
ちなみに高配当は、インデックスに取り組むと数年で「もういいかな」というタイミングが来ることでしょう。
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