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エクセロン(EXC)は全米最大級の電力株、4%の高配当銘柄

エクセロン(EXC)は原子力に軸足を置く米国大手電力・ガス会社

 エクセロン(EXC)は2000年にユニコムとフィラデルフィア電力が合併してできた会社です。電力だけでなく、ガス事業も扱っています。その規模は全米1位です。

 

 また、2016年にはワシントンを本拠とするぺプコと合併をし、大西洋中部で最大の電力会社としての地歩を固めています。

 

 3.5万メガワットの発電容量があり、イリノイ州やペンシルべニア州を中心に660万件の契約を持ちます。

 

 全米で11か所、19基の原子力発電所を所有します。米国で最も原子力発電を多く持つ電力会社です。なお、所有する原子力発電にはかつて事故を起こしたスリーマイル原子力発電所もあります。

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※画像はエクセロンのホームページから

 

 事業を展開するイリノイやペンシルべニアというのは米国でも電力自由化に踏み切っている州のうちの1つです。米国はカリフォルニア州が電力自由化で失敗して以来、さほど自由化は進んでいません。東北部の州にテキサスを加えた13州のみです。

エクセロン(EXC)の配当とチャート

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2006年 11月 株価61ドル 配当 0.4ドル

2016年  8月 株価32ドル 配当 0.318ドル

 

 エクセロンは株価は半値になってしまっています。リーマンショックで影響を受け、原子力発電が物議を呼んだ2011年東日本大震災の影響を受けたことが伝わるチャートです。

 

 米国企業の多くがリーマンショックを経て、その後の金融緩和策で復活しているのですが、回復しきれていない企業の1つです。特に経済的影響が比較的少ない電力会社では珍しい部類に入るのではないでしょうか。

 

 配当はピークの6割まで落ちています。2013年までは0.525ドル配当を続けていたのですが、2013年第二四半期より0.31ドル配当に減配しています。

エクセロン(EXC)の基礎データ

 ティッカー:EXC
本社:アメリカ・シカゴ
来期予想PER:13.2倍
PBR:1.1倍
ROE:9.4%
ROA:2.5%
EPS:1.5ドル
配当:1.272ドル
上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)

 

 2016年8月には38ドル近辺まで上げました。このところの利上げムードの中で急速に値下がりしてきています。これはエクセロンに限らず、他の電力会社にも当てはまります。

 

 PERは13倍となっており、米国株で目安とされる17倍を下回る水準まで下がってきました。配当利回りはおよそ4%、高配当銘柄と言って良いでしょう。この水準ならば配当目当てで保有しても問題無いように思われます。原子力比率の高さをどう捉えるかで投資行動が変わってきそうです。

 

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 私も持っているサザン・カンパニーです。

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