今からAlpha Picksを始めるなら? 4つのポートフォリオ構築法を比較してみる
昨今は投資専用ツールの発展が目覚ましいですね。資産運用、特に個別株においては、こうしたツールはもはや必須といっても過言ではありません。
私自身、複数の投資専用ツールを使い分けながら、銘柄の分析や研究を進めるようになりました。圧倒的に時間の節約になり、大変重宝しています。
Seeking Alphaは、そんな投資専用ツールのひとつです。
数あるサービスの中でもAlpha Picksは、AIや機械学習を含む高度な定量分析を活用したQuantシステムをベースに、専門チームが毎月2銘柄を選定するサービスです。
これまで当ブログでは、Alpha Picksについて毎月記事にしてきました。その中で、「Alpha Picksを始めたいけれど、実際に契約した後、どのように銘柄を買い進めればよいかわからない」というお声をいただくことがあります。そこで今回は、この疑問にお答えします。
買い方にはいくつかのパターンが考えられます。それぞれ解説していきます。
パターン1:Alpha Picks新規採用銘柄だけ買う
1つ目は、契約後に新たに採用された銘柄だけを買うやり方です。毎月2銘柄ずつ、コツコツと増やしていけます。
一番シンプルで管理もしやすい方法です。また、高値掴みのリスクが減り、少しずつ自分のポートフォリオに米国個別株を増やしていくことができます。
デメリットは、目標の比率をAlpha Picks銘柄で埋めるまでに時間がかかる点です。また、契約前から長く採用され続けている銘柄を取りこぼすことになります。

今もなお採用され続けている銘柄の中には、1,000%前後のリターンを記録したものもちらほらあります。新規銘柄だけを買う場合、これらを全て取りこぼしてしまうことになる点は押さえておきたいですね。
そのため、焦らず米国個別株に挑戦したい方向けの方針といえます。
パターン2:現在のAlpha Picks保有銘柄を全部買う
2つ目は、現在Alpha Picksで採用されている銘柄をすべて購入するパターンです。メリットは、すぐにAlpha Picksと同じ運用状況になれることです。

設定来のパフォーマンスはS&P500を上回っており、こうしたポートフォリオに一気に近づけることができます。ただし、Alpha Picksは2026年8月1日時点で40銘柄以上が採用されています。これらを一気に買い進めるには、ある程度の資産が必要になります。
また、一部の銘柄は採用時からすでにかなり上昇済みです。ここからさらに、同じように急上昇するとは限りません。
さらに、一度に買い進めると、タイミングによっては高値掴みとなってしまう可能性もあります。時間分散が効かないためです。これらを踏まえたうえでの投資判断となります。
Alpha Picks銘柄の中からさらに自分で選ぶ
3つ目は、自分で銘柄を取捨選択していく方法です。例えば時価総額の大きさ、AIや半導体といったホットな分野かどうか、自分の本業に関連していて業界に詳しいかどうかなど、自分が理解できる銘柄だけを取り入れるのもよいでしょう。
この方法なら、納得感をもって保有することができます。ただし、取捨選択をしすぎると、Alpha Picks本来の成績からは乖離が生じます。そこを理解したうえでの手法といえます。
段階的にAlpha Picks銘柄を組み入れる
4つ目は、Alpha Picks採用銘柄を段階的に取り入れていく方法です。毎月2銘柄ずつ新規に発表される銘柄を追加しつつ、既存の採用銘柄も数銘柄ずつ買い進めます。
このようにして、半年から1年ほどかけてAlpha Picksのポートフォリオを完成させます。人によっては、この方法が一番受け入れやすいやり方かもしれません。
いきなり何十銘柄も買うのは心理的なハードルが高いと感じる方にも取り組みやすく、時間分散もきいて、ほどよくポートフォリオを構築できる方法です。
まとめ:Alpha Picks銘柄でポートフォリオを構築するには
パターン別のおすすめ度と向いている人を、ざっくり表にまとめました。
| 方法 | おすすめ度 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 新規だけ | ★★★★★ | 初心者 |
| 全部買う | ★★★☆☆ | 資金が多い人 |
| 自分で選ぶ | ★★★★☆ | 個別株経験者 |
| 段階的に買う | ★★★★★ | 多くの人 |
正解は一つではありません。ご自身にとって一番しっくりくる方法で買い進めるのがよいでしょう。
ちなみに私自身はパターン4を選んでいます。資産のコアはS&P500などのインデックスファンドで運用しつつ、S&P500を超えるリターンを目指して、Alpha Picksをサテライト運用としています。
新規採用銘柄は原則購入することとし、既存の保有銘柄については一度に買い揃えるのではなく、数か月かけて段階的に組み入れていきます。
こうすることで、時間分散を利かせながら少しずつ買い進められます。Alpha Picksの恩恵を受けつつ、リスク分散も図れます。
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