たぱぞうの米国株投資

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1億円を目指すより持続可能な働き方を。資産7000万円からのサイドFIRE判断基準

資産7,000万円でサイドFIREは可能?40代・子2人の教育費と働き方

 資産形成に熱心に取り組んでいると、ゴールが見えにくくなることがあります。努力を重ねてこられた方ほど、健康や家族との時間を後回しにしてでも「もう少し頑張れるのではないか」と、自らゴールを後ろへずらしがちです。

 

 個人的には完全なゴールは家族一人当たり5,000万ほどではないかと仮定していますが、どうでしょうか。

 

 今回は、資産7,000万円を築かれた読者の方から、心身の健康と家族との時間を守る、働き方のダウングレードについてのご相談です。

 

 子どもの教育費や住宅ローンを抱えながら、どのように無理のない持続可能な働き方へ移行すべきか、一緒に考えてみたいと思います。

資産7000万円で仕事をダウングレードしたいが、資金が気になる

お世話になります。以前、問い合わせさせていただいた者です。

 

いつもブログやYouTubeなどを拝見し、資産形成やFIREについて勉強させていただいております。


以前の問い合わせと重なる部分もありますが、今回は今後の働き方、特に「どの程度までダウングレードしてもよいのか」について悩んでおり、ご相談させていただきたいです。
私のプロフィールについては、以前書いた通りです。

 

これまで資産形成を優先してきた結果、現在、現金・株式・投資信託を合わせた金融資産の評価額が約7,000万円となりました。


再来年から妻がパート勤務となる予定であることや、子どもの成長に伴って教育費などの支出が増えることから、今後は年間の入金力がかなり落ちる見込みです。

そのことも見越し、これまでできる限り資産形成に取り組んできました。


一方で、以前も書いたように、仕事については過去に休職した経験もあり、もともと仕事内容そのものへの興味もあまり持てず、業務量や責任が増えるほど精神的・身体的な負担を感じています。

 

復帰後も仕事の負荷が高まると、疲労感や頭痛、睡眠の問題などが出てくることがあります。


現在の会社は待遇や安定性には大変満足しており、転職してキャリアアップしたいという気持ちはあまりありません。


それよりも、「収入をある程度下げても、責任・労働時間・ストレスを減らし、家族との時間を増やしたい」という気持ちが強くなっています。

 

住宅ローンは約1,900万円残っており、年間生活費は住宅ローン返済を含め約540万円です。子ども2人については、将来的に私立理系大学への進学や一人暮らしなども含め、教育費はある程度しっかり準備したいと考えています。


現在考えているのは、もう少し資産を増やしながら、40歳前後~40代前半を目安に、完全FIREではなく「バリスタFIRE」や「サイドFIRE」に近い働き方へ段階的にダウングレードすることです。


ただ、資産形成だけを考えれば、現在の年収・入金力をできるだけ長く維持した方が、1億円などの大きな資産目標には早く到達でき、将来の生活資金にもより余裕が生まれます。


一方で、そのために今の働き方を続けることで、子どもが小さい今しか得られない家族との時間や、自分自身の健康を失ってしまうことにも不安を感じています。

 

そこで、たぱぞうさんのご経験から、以下について率直なご意見をいただければ幸いです。


・現在の資産約7,000万円、年間生活費約540万円、住宅ローン約1,900万円、子ども2人という状況であれば、どの程度の金融資産を一つの目安として働き方を変えるのが現実的でしょうか。

・仮に現在の仕事をダウングレードできる場合、年収としてどの程度まで下げても、日々の生活費と子どもの教育費を両立しながら生活していけると考えられるでしょうか。

 

資産額を最大化することだけを目的にするのではなく、「家族との時間・健康・お金」のバランスをどこで取るかが重要だと考えています。


ただ、自分自身では「まだ働けるのだから、もう少し頑張って資産を増やした方がいいのではないか」という思いもあり、なかなか判断できずにいます。


同じような状況を経験された方、またFIREや資産形成について多くの方を見てこられたたぱぞうさんから、第三者としての率直なご意見をいただければ大変ありがたく思います。


お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

持続可能な働き方を採用し、資産に働いてもらうのがベスト

 結論から言えば、働き方をダウングレードする目安の資産規模は、まさに現在の7,000万円で十分に達成しています。


 住宅ローン残債が約1,900万円あっても純資産は約5,100万円あり、7,000万円を年利3〜4%で運用すれば年間200万〜280万円前後の資産成長が期待できます。


 追加投資を止めて運用益に成長を任せるサイドFIREへの移行基盤はすでに整っており、1億円などの大台を追って健康を削る必要はありません。

1億円を目指すより持続可能な働き方を。資産7000万円からのサイドFIRE判断基準

1億円を目指すより持続可能な働き方を。資産7000万円からのサイドFIRE判断基準

 年収の下げ幅については、年間生活費540万円を夫婦の労働収入だけで賄う設計が最も堅実です。


 奥様のパート収入で手取り100万〜120万円を見込める場合、ご自身が担うべきは手取り420万〜440万円、額面で550万〜600万円程度まで落とせます。


 さらに年間100万〜150万円ほどの運用益や配当の補填を許容するなら、ご自身の手取りは300万円前後、額面400万円程度まで下げても家計は十分に回ります。

 

 なお、子ども2人の教育費として将来2,000万〜2,500万円程度が必要になります。しかし、現在の7,000万円を追加投資なしで年利4%運用するだけでも、15年後には複利で約1億2,700万円規模へ育ちます。


 進学のピーク時に教育費を取り崩したとしても手元には1億円規模が残るため、日々の入金力を維持しなくても両立は可能です。

 

 過去の休職経験や現在の頭痛・睡眠の乱れは、これ以上負荷をかけてはならない明確なサインです。子どもと親と一緒に過ごせる時間は多くなく、失った健康と家族の時間は後からお金で買い戻せません。

 

「まだ頑張れる」という責任感は手放し、40歳前後を目安に社内での役割調整や段階的なダウングレードへ踏み切ることをおすすめします。

 

 私の前職の後輩でも、育休などをうまく組み合わせて親子の時間をうまく作っている人がいます。福利厚生を調べ、時短などの働き方を含めて検討されると良いですよ。しかも、そのレベルになると相場が強ければ逆に資産が増えます。

 

 最大瞬間風速で頑張るよりも、持続可能なダウンシフトをお勧めします。

 あとはメールした通りです。共に頑張りましょう。

 

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