Seeking AlphaのAlpha Picksは結局“買い”なのか? 6か月追って分かった向き不向き
2月から約半年間にわたって、Seeking Alphaをご紹介してきました。特にAlpha Picksについては、過去銘柄の選定経歴や実績についても記事で取り上げました。
今回は総仕上げとして、ここまで見てきて改めて分かったSeeking Alphaの活用方法をまとめます。
Seeking Alphaのおさらい
Seeking Alphaについては、シリーズ第一回でご紹介しましたね。
Seeking Alphaは、米国株を中心に、投資記事・ニュース・銘柄分析・スクリーニング・レーティングをまとめて使える投資リサーチサービスです。個人投資家向けの投資情報・分析プラットフォームです。
無料でポートフォリオの管理やリアルタイム株価の取得、基本的な投資リサーチツールにもアクセスできます。全てのSeeking Alphaのツールを使いこなすなら、Premiumがとなります。
Seeking Alpha Premiumでは、全ての記事の閲覧が可能です。クオンツレーティングや銘柄スクリーニングなど、銘柄分析に役立つツールにもアクセスできます。さらに上級者向けには、Seeking Alpha Proのコースも用意されています。
コースが複雑に見えるかもしれませんが、慣れます。ご自身の求めるクオリティに応じて、使い分けていくのが良いでしょう。また、Seeking Alphaには、毎月2銘柄を選定して配信するAlpha Picksというサービスもあります。Alpha Picksについては、この半年間、毎回深堀をしてきた通りです。
なお、6/18現在、Alpha Picksは設定以来+423.70 %のパフォーマンスを示しました。S&P 500の+98.76 %と比べて、優れた成績を継続していますね。それだけ、銘柄の選別や利益確定の精度が高いことをうかがい知ることができます。
Seeking AlphaのAlpha Picksを6か月追ってきて感じたこと
Alpha Picksの一番の特徴は、銘柄探しの手間をかなり減らせることです。自分で何十銘柄も比較して迷うばかりでは、労力が勿体ないですね。その点、まずは候補を絞って、その銘柄を深堀する流れとなるAlpha Picksは合理的といえるでしょう。
6月の記事で取り上げましたが、MUはこのところ好調ですね。Alpha PicksではMUを昨年初秋というドンピシャなタイミングで取り上げていました。

このように、新しい銘柄や、これまでの自己流では見出せなかった銘柄に出会えるのが良いところですね。
Alpha Picksが向いている人
Alpha Picksは、自分で毎回銘柄を探す時間がない人と相性がいいです。
価値・成長・収益性・EPS修正・モメンタムといった要素を使って複合的な判断をして銘柄を選んでいます。データに基づいた選定で、感情を排除した銘柄選定ができますね。
仕事や家庭、プライベートで忙しい方でも、投資候補を効率よく絞りこむことができるツールとなっています。
また、米国株を中長期で増やしたい人にも向いています。毎月2銘柄というペースは、落ち着いてじっくりとポートフォリオを構築したい方にも続けやすいのが強みといえるでしょう。
Alpha Picksが向かない人
とはいえ、Alpha Picksは、短期売買で結果を出したい人には向かないかもしれません。デイトレードなどですね。Alpha Picksは、毎回の値動きで売買するわけではないからです。ファンダメンタルズや、選定したロジックをもとに、一定期間持つというスタイルだからですね。
また、自分で細かく分析して、完全に自分だけの理論でポートフォリオを構築したい人には物足りなさを感じるかもしれません。ただし、Alpha Picksを答えとして使うよりも、比較材料として使うというやり方はありかもしれませんね。
なお、自分で細かく分析したいという方は、Alpha Picksに加えてPremiumプランで細かく分析していくのが良いでしょう。
Alpha Picksは米国株の視野を広げる有益なツール
6カ月追ってきて感じたことは、Alpha Picksは投資の迷いを減らし、新たな銘柄に出会うヒントを得られるサービスだということです。
銘柄選びは、当たるか外れるかだけではありません。候補をどう絞るかでかなり労力を求められますね。その点、Alpha Picksはその前段階をかなり短縮してくれます。そのため、労力を節約して投資を習慣化したい人には価値があるといえるでしょう。
ちなみに、私も推奨銘柄をちょこちょこ買っています。最新推奨銘柄はblogでは言及できない決まりなので書きませんが、これからが楽しみですね。
Seeking Alpha、Premiumとの使い分け方
Alpha PicksとPremiumの違いは、一言でいえば材料を増やすか、候補を絞るか、となります。Premiumは、自分で銘柄を探すための情報と分析機能を広く備えています。Alpha Picksは、毎月2銘柄の候補を提供してくれますね。
Premiumは、銘柄選定の判断力を高めるためのサービスともいえます。ズバリ言うと、自分で銘柄を探して行きたい人向けです。記事をたくさん読み、レーティングを見比べ、スクリーナーで候補を探す、といった流れで、米国株への理解を深めていきたい方にぴったりといえるでしょう。
一方、Alpha Picksは、銘柄選びにかける時間を減らしたい人と相性が良いですね。候補が多すぎて選ぶのに苦労する方にとっては、分かりやすいサービスですね。もちろん、Alpha Picksの銘柄をPremiumで分析し、売買の判断とすることも可能です。このほうが、手軽に銘柄選定を行えるのは事実ですね。
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Alpha PicksとPremiumはどちらが良いというものではなく、ご自身の運用方法に合わせて、使い分けていくのが良いでしょう。もちろん、Alpha Picksで銘柄の選別に相乗りしつつ、Premiumで自分なりの銘柄の探求に挑戦しても良いわけです。
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