たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

株式投資家は異業種交流をするとさらにチャンスが広がる

株式投資家という属性

 私の個人投資家としての基本は株式投資にあります。最近では米国株に特化して投資をしています。株式投資家はレバレッジ取引をしない限りは基本的には現物、手持ち資金で投資をします。

 

 そのために身の丈にあった投資をしますし、現物の売買である限り、少なくとも破産をするということはありません。

 

 幸いにしてブログをきっかけとして多くの投資家や起業家に会ったために、自分の投資の幅を大きく広げることができました。今日はそのことについて書いてみたいと思います。

不動産投資家という属性

 不動産投資家という属性があります。不動産投資家は基本的には融資を受けて、物件に客付けをして賃料を得ていくという形になります。賃料の利回りと融資の利回りによるイールドギャップを取りに行くというのが基本形です。

 

 株式のように場の板があるわけではないので、相対取引になります。どのような相場環境においても掘り出し物が出る可能性があるということです。例えば、相続で手放さざるを得ない物件で、値付けが甘い物件などが出てくる可能性があるということです。

 

 父親がアパート経営をしていて、息子が相続したけれども客付けが難しく、管理も面倒だからすぐに現金化したい、というケースなどはその典型です。こういう場合は、キャピタルゲインも大きくなる可能性があります。

 

 いずれにせよ、株式よりも不確定要素が少なく、電卓を弾けば比較的パチッと収益が見通せるというのが熟練した不動産投資家の強みになっています。

 

 不動産物件は千三つと言われます。千の物件にあたって、良質な物件は三つあるかどうかということです。実際にはもっと少ないという説もありますが、ともあれ株式投資とはまた違う面白さがあります。

 

 不動産投資でも、積算の出やすいボロ物件を仕入れ、リフォームして再生させる手法などはやや株式投資の逆張り投資に近いところがありますね。この手法だと融資も殆ど使いません。

起業家という属性

 投資家の中でも起業して投資をする人がいます。自分で事業を起こして、次から次へと収益を生みそうなところに資金を投下し、さらに増やすというセンスのある人がいます。

 

 また、数は非常に少ないですが起業して、コツコツと実績を積み重ねて上場するという人もいます。上場の時点で持ち株は時価総額換算で数十億、数百億という価値になります。ただ、上場した人たちは口々「そんな簡単に株式を売れない」と言いますから、体感的にはそれほどでもないという話も聞きます。

 

 そんなに大きな話ではなくとも、たとえばブロガーやアフィリエイターで収益を法人で管理していたり、不動産や太陽光を法人で管理していたり、といった例は枚挙にいとまがありません。彼らも法人持ちという意味では起業家に属するのでしょう。

 

 不動産投資家や太陽光法人を持っている人は法人を1人で2つ3つ管理している人も少なくありません。これは消費税制とも関連するところですね。いずれにせよ、起業のハードルというのは思ったより低いということです。そして彼らは一様に「経費枠」を持ちますから投資効率も上がります。

借金という名のブースト

 不動産投資家にしても起業家にしても、融資を受けることに対して抵抗の無い人が多いです。これは最初からそうだったわけではなく、事業展開次第で徐々に慣れて億単位の借金をするようになるということですね。

 

 きちんとした利回りが取れれば、キャッシュフローはきちんと回りますし、キャピタルが得られるような案件を重ねていけばBSも拡大していきます。ただ、知識もなく、メンターもおらず、いきなり1人で飛び込むにはリスクの高い世界です。

 

 株式の世界でも信用、レバレッジ、オプション、CFDなどいろいろありますが、ある意味では似ています。ただし、株式の場合はこれらの事業性ある投資に比べるとはるかに不確定要素が多いのが違いになっています。

経費処理という名のブースト

 また、不動産投資家や起業家は経費処理を生かして上手く投資効率を上げています。手元に利益が残りすぎるとそのまま課税されますから、投資物件を買って経費処理するケースなどがそうです。

 

 個人レベルだと「貯金することはいいことだ、手元にキャッシュが厚いのは良いことだ」という考えが基本になりますからこういう発想は湧きにくいですね。経費処理で節税しつつ投資効率を上げるというのは、株式を専業とする投資家とは発想が違うところでしょう。

自分の特性を見極めた投資活動をすると良い。

 コミュケーションスキルが高く、人と交わるのが好きな人は不動産投資や起業家というのは向いています。対人スキルが要求されるからです。

 

 一方で、株式投資と言うのは人と交わる必要はありません。極端なことを言えば自分ひとりで誰とも話さずとも完結するものです。研究肌でとことん突き詰める人は向いていると言えるでしょう。

 

 インデックス投資が良い、個別株投資が良い、というのはよく聞かれることですが、株式投資という意味においては当然ですが近いです。よほどの小型成長株を発掘すれば別ですが、常にS&P500とのパフォーマンス差が意識されることからも分かるように、実はめちゃくちゃな大きな差は無い、かもしれません。

 

 米国株が良い、国際分散投資が良い、というのも、大きなくくりでは実は驚くような差異は出ません。

 

 大きな驚くような差異が出せる人は、いわゆるカリスマであり、天才です。

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 投資と言うものを広く捉え、自分の性格を踏まえて世界を広げると効率をさらに上げることができます。視野を大きく持って、資産を最大化するという営みを愚直に続けていくことが大切ですね。

 

 自分の特性を踏まえた投資方法に気づくこと。それは自分自身という成長銘柄を発掘することに繋がりますね。

 

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