たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

共働き夫婦の将来設計と考え方

共働き夫婦が増えた背景とこれから

 この数十年で共働き夫婦がずいぶん増えたように思います。

 

 例えば1世代前、私たちの親世代では共働きは少数派でしたね。父親が長時間労働、母親が家を守り家事をこなす、このような一家が多かったのではないでしょうか。

 

 長時間労働への見方の変化、増えない1人あたり年収、これらが背景にあるのでしょう。しかし、こういったネガティヴな要素ばかりではありません。

 

 なにより男女雇用機会均等法以後ようやく定着しつつある、男女同権を踏まえた働き方改革が広がりつつあるということなのでしょう。これらが共働きをいわばスタンダードにしつつあると言えます。

 

 また、今後は通勤を前提としたスタイルだけではなく、在宅で働くというスタイルも広がりを見せるのでしょう。クラウド化の進展や、それに伴う業務アプリの充実はそれを予感させます。

 

 また、合同会社など個人での起業も低コストでできるようになりました。ちょっとしたアイデアや、資産があれば簡単に法人運用ができる時代です。

 

 共働きは、必要に迫られて取り組む側面もありつつ、高度に発展した社会の産物なのかもしれません。昔よりも、労働のカタチは多様化しているのです。

 

 さて、今回は「共働き夫婦の資産運用術」ということでご質問を頂戴しています。

共働き夫婦の資産運用は何から始めることができるのか。

たぱぞうさん、こんばんは。


 1年前から投資に興味をもち、知人からたぱぞうさんのブログを勧められ読むようになりました。これまで投資への興味も知識もなかった私ですが、たぱぞうさんのブログは初心者でもよく分かり、今では毎日読むのが日課になっています。

 

 今日、たぱぞうさんの著書が2冊とも届き、早速拝読しました。インデックス投資、米国株への投資についてよく分かりました。将来へ期待をもち、今日からまた頑張ろうという気持ちになれました。

 

 気持ち冷めぬまま、たぱぞうさんに今後の資産形成についてアドバイスをいただきたく質問をしました。

地方在住

  • 私 31歳 公務員 年収450万
  • 妻 30歳 公務員 育児休暇中
  • 子ども2人(2歳、0歳)

 私の口座でつみたてNISAとiDeCoを上限まで楽天VTIで買っております。
 あと学資保険を月1万程積み立てています。

 

 悩んでいるのは預貯金1200万の使い方です。個々で結婚するまでに貯めたものと、結婚してからも夫婦で500万貯め、今に至ります。家を買うため、将来の子どものためと貯めたものでいざ手をつけるとなると躊躇してしまいます。

 

 本当に投資初心者なので、たぱぞうさんのブログを読み、インデックス投資信託、海外ETFを…思っているのですが。いざ買うとなるとどうするべきなのかと迷ってしまいます。

 

 公務員で生涯年収も決まっており、贅沢な生活ができるわけではありません。しかし、これからの将来のことを考えたとき、貯金するだけでなく、投資に動き出したいと思ってるのです。

 

 著書にも、比率を載せていただいていましたが、何をどう購入し、お金を振り分けるべきか、教えていただきたいです。(株式7はすごく勇気がいります…)

 

 妻がなかなか投資に踏み切れないことと、家族で来年の4月から3年間だけ海外に転勤することが決まっていることもあり、今、私ができることについて、たぱぞうさんのアドバイスをいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

制度的に使えるサービスが2倍になるので、職場の福利厚生を洗うと良いです。

 まず、奥様が持続可能な仕事に就いてらっしゃるのが大変すばらしいです。

 

 私の友人は、公務員である彼の奥様を評して「BND嫁」と表現していましたね。BNDとは、言わずと知れたバンガードの優良債券ETFですね。それだけ手堅く、優良なご属性ということです。表現はともかくとしてですが・・・(笑)

 

 もし、どちらかが転職や独立する際にも、いざとなれば扶養に入ることもできます。共働きというのは、とにかく人生の可能性が広がるのです。このことに感謝して、奥様が投資に二の足を踏むようなことがあっても、どうか穏やかに尊重して差し上げて欲しいですね。

 

 夫婦にとって良い勤め先があるだけで、十分家計は安定するのです。

 

 さて、具体的な投資先ですが、全額使おうと思わないことですよ。おそらく、これからマイホームを買ったり、学費が必要になったりするのでしょう。それらは、分けて置いておくことですね。

 

 学資保険は利回りが低すぎるため、賛否あります。しかし、強制貯蓄効果という意味では悪くないですね。もう決めたことなので、そこはそれでよいと思います。

 

 また、公務員であれば、財形を始めとして積み立てでそこそこ利回りのよい福利厚生があるはずですね。市町村積金のようなサービスがあるところもあります。その枠を埋めるというところから始めても良いでしょう。関連記事にも記載しておきますのでご覧いただければと思います。

 

 また、ジュニアNISAの枠も使って良いでしょう。お子さんが小さいので、20年近く年限が取れます。つみたて投資は時間を味方にするものですから、長い年数が勝負になります。現に、円建てS&P500投資信託もボックス相場ですね。

ボックス相場の続く円建S&P500投資信託

ボックス相場の続く円建S&P500投資信託

 こうした制度を使い切るという視点が大事です。

 

 そのうえで、余った資金でつみたてNISAなどで買っている商品の自動積立をすれば良いですね。福利厚生や税メリットのある制度を埋めていくだけで、おそらくご年収の可処分所得がいっぱいになっていくと思いますよ。

 

関連記事です。

  生命保険系の財形は利回りそこそこですが、保険として機能させられるので悪くないと私は思っています。ご夫婦で使うと、それなりのリスクヘッジになります。

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  地方公務員ということで、共通することがあるかもしれません。

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  ジュニアNISAは使いにくいと言われますが、年限がしっかり取れれば、それなりのうまみは出てくると思います。中高生のお子さんの進学学費にはなりにくいですね。

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