ウェルスナビの手続きが完了しました。
手続きが終わり、いよいよ30万円の入金を済ませました。入金と同時に、ウェルスナビ内のコラムを読むことができました。
- グローバルな投資では、世界の動きがわかりやすいのはドル建て
- 個人投資家も取り組みやすい”平均点を狙う”インデックス運用
- 米国大統領選の結果を受けた市場の動きについて
- ワールドシリーズとアメリカ大統領選と投資家心理
- 円建てとドル建て
ここにタイトルだけ紹介します。
「たぱぞうの米国株投資」で扱ってきた内容と近似しており、とても親しみやすさを感じました。やはり、米国株投資の基本であるETFをロボアドバイザー投資の基本に据えているだけあって、私も考え方がほとんど同じです。
ウェルスナビで20年運用するといくらになるのか
年収や資産運用の方針を聞かれた後に、20年後の予想資産を示してくれます。私の場合は余裕資産で投資するのでリスクレベルが「5」と最も高いものになりました。それによると、20年後には投資した30万円が47万円になっている可能性が70%ということです。
私は個人のポートフォリオでは10年で50%増、20年で100%増を狙っていますが、少々欲張りすぎな目標のようです。この数値は、ロボアドバイザー投資の目安としておきたいと思います。
ウェルスナビが根拠にする、過去に未来を見る資産運用予測
例えばリーマン直前に投資をしていたらどうなっていたかということです。リーマンショック時に15万円になっています。つまり、48%の減価をしています。
これは私の将来の暴落時における予測値と合致します。私は為替を入れると6割の減価を見込んでいますが、ドル建てならばおよそ50%の減価というのは過去から考えるとやはり妥当と言えそうです。
控えめな資産運用予測に好感が持てます。一発をねらわず、コツコツと積み立てていくことを想定しているようです。
ウェルスナビの提案するポートフォリオ
リスク「5」と判定された私のポートフォリオです。VTIが35%です。個別ETFだったら買わない商品はこれです。
- 日欧株(VEA)
- 新興国株(VWO)
- 金(GLD)
しかし、逆にこういうのが欲しかったのです。全く同じ価値観で買われてしまうと、最初から自分で買ったほうが良いということになります。私が買わないETFをウェルスナビが買うことで学びがあります。
VEAを買わない理由は、日本とヨーロッパは成長国よりも低成長あるいは停滞国のイメージが強いからです。
VWOを買わない理由は、ボラティリティのわりに上昇しない、つまり新興国=成長国ではないからです。また、2030年には人口減少国に転じる中国の比率、金融が多いことが少々気になりました。ただ、成長国においては金融は有望な投資先です。
GLDを買わない理由は、私は商品系のETFには今は手を出さないことにしているからです。
しかし、こういう自分のルールとは違った価値観で購入する手口を知りたかったということになります。パフォーマンスによっては、自分の投資手法を改める必要がありそうです。
ウェルスナビに期待すること
ブログを立ち上げた当初から一貫して推奨してきたETFがあります。それは、VTIとVYMとVOOです。しかし、私の周囲の友人でも実際に買った人は1割に満たないでしょう。
- 投資は元本が割れそうで怖い
- ドルに両替するのが面倒
- 忙しくて逃したら上がってしまった
こういう理由です。投資を趣味にする人ならばともかく、そうではない人にとってはやはり敷居が高いのです。しかも、するすると上がってしまったので、今は買いにくいという印象を持っているようです。
リスクを取らないリスクは投資をする人にはわかります。投資をしない人にとっては、リスクを取らないリスクは実感されにくいものです。結局、投資というのは元本を割れる可能性があるので、なんやかんや度胸が必要なのかもしれません。
もし、適切な米国株投資を続け、無事に予測値通り、あるいは予測値以上のパフォーマンスをあげることができることが証明されたらどうでしょうか。大きく日本人の資産運用が変わるでしょう。
なぜならば、入金したら両替やポートフォリオの組成まで全部やってくれるからです。私たちに必要な作業は入金だけになります。これは間違いなく米国株投資を身近なものにします。
上昇相場や暴落相場でどのようなポートフォリオの入れ替えをするのか、またポートフォリオの入れ替え頻度はどの程度なのか、興味は尽きません。
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ロボアドバイザーの比較です。百家争鳴ながら、私は米国株推しということでウェルスナビにしました。
誰でもできる投資というのは価値ある提案です。
どのような米国株ETFが人気あるのか、一目で分かります。