米国株投資が難しそうという人へウェルスナビという選択肢
ロボアドバイザーが流行りだした潮流というのは自分なりに押さえておきたいと思っていました。そして、非常に興味がありました。理由を書きます。
- 人工知能(AI)が将来、人の能力そのものを超える
- だれもができる米国株投資の究極形になる可能性
- 上昇相場と下落相場での手法に興味がある
- 老後、自分で運用できなくなった時に委託できる、かも
ということです。
人工知能(AI)が将来、人の能力そのものを超える
チェスや囲碁、そして将棋がそうであるように人工知能(AI)が人間の能力を超え始めています。すでに、投資の世界もプログラム売買に見られるように、大きな影響を受けています。それだけロボによる適切な売買がすでに可能になっているということです。
今後、個別株売買も含めてロボアドバイザーが主流になる世界が来るのかもしれません。そんな時代になった時に、私たち個人投資家はどのように相場で生きていくのか、想像もつきませんね。
誰もができる米国株投資の究極形になる可能性
米国株投資の優位性は再三記事にしてきました。しかし、実際に踏み出せる人はわずかです。なぜなら、ネット証券に口座を持ち、ドルに換金し、銘柄を選定するという手順が必要になるからです。これが、投資初心者には非常なハードルになってきました。
しかし、ロボアドバイザーの手法を見ると、米国ETFを組み込むのが標準になっています。これは、投資初心者にとって大きなメリットではないかと思います。私はVTIとVYMを勧めてきましたが、それでも買った友人はわずかです。それだけ難しく感じられるのですね。
そういう意味では、誰もができる米国株投資の究極系となる可能性を秘めています。契約して入金するだけで米国株投資が実現してしまうわけですからね。
上昇相場と下落相場での手法に興味がある
これは以前のロボアドバイザー紹介記事でも書きましたが、指南役としてロボアドバイザーを活用するという方法もあります。上昇相場での順張り、下降相場での逆張り時に何を買うのかというのをすぐに学べるわけです。
これは投資歴の長い私も興味があります。もちろん、投資歴の浅い人にとっては心理的な支えになってくれることでしょう。投資が趣味という人は日常社会ではほとんどいないのではないでしょうか。そういう意味でも、よい情報収集手段になります。
老後、自分で運用できなくなった時に委託できる、かも
老後の運用のことです。まだまだ先かもしれませんが、私の親族は父を除いてだれも投資をしていません。投資に対する理解もありません。つまり、私に何かあった時に、正しく資産を処理できるとはちょっと思えません。
それが、ロボアドバイザーという受け皿があれば、運用を継続できるかと思いました。まだまだ先で想像がつかないのですが、そういう手段になるかどうかも含めて検証したいと思っています。
ウェルスナビを始めてみました
そうは言っても、実はウェルスナビが登場するまでは投資ロボアドバイザーを実際やろうとは思いませんでした。気になったのは、私が当初から推薦しているVTIをポートフォリオに組み込むことが分かったからです。
これには驚きました。この図のETF銘柄選定の手順が殆ど私と一緒だったからです。ETFが個別株に比べてはるかに簡単なのが分かると思います。
己を知り、相手を知れば百戦危うからず。どうしても自分の興味を押さえきれなかったので、実際にウェルスナビを始めてみました。
私は投資が趣味で、ブログを書くぐらいの最低限の知識があります。また、20年近くの投資歴があります。さらには趣味が高じて某投資顧問さんにてアドバイザーをしています。
それはズバリ、ロボアドバイザーの手法を知りたいということです。今後継続的にレポートしていきたいと思っています。同時に、個別株やETFの投資も継続していきますから、手法を比べて研究を深めていきたいところです。
ちなみにウェルスナビの手数料は預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税別)で安くはありません。
数あるロボアドバイザーの中からウェルスナビを選んだ理由
ウェルスナビの特徴は、
- 米国株の比較的メジャーなETFを扱っている
- コアはVTI
- SBIとの連携が魅力
ということです。
米国株の比較的メジャーなETFを扱っている
米国株はS&P500に見られるように基本的には右肩上がりです。聞いたことの無いような名前の会社の成長性に期待したり、大暴落している会社の復活に賭けたりしなくても、じわじわと上昇するのが基本です。
そのため、安定業績の大型株でも十分に利益を乗せることができます。実際に私が持っている株式もほとんど有名な多国籍企業群です。流動性の高い、人気あるETFを中心に据えるのが基本です。
究極系?としてVTIがドーンと来ている
VTIとサブ的、サテライト的に購入するETFが何なのか、非常に興味があります。
逆に言うと、口座を持つだけでベテラン投資家と同じようなポートフォリオを組めるロボアドバイザーというのは時代の進化を感じます。日本でもこのようなサービスが広がれば、投資が常識になるのではないでしょうか。
SBIとの連携が魅力
SBI証券と連携をしています。そのため、口座数で今後順調な伸びが見込まれます。このことは、データの蓄積や運用資産の大型化に伴う、より安定的なシステム運用に繋がります。
資産を任せるわけですから、安心安定のシステムが良いのは間違いありません。今後も継続して記事化してみたいと思います。
関連記事です。こちらで比べれば比べるほどウェルスナビが気になっていました。